長野県松本市(旧松本市域)の記事
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■目次
総合 >>目次
未記入は信濃毎日新聞
■[食] >>目次
2008.08.17
  • 土産物にも倹約じわり
  • 菓子や七味、モロコシ人気
市民タイムス
2008.08.14
  • 地域の農を知って食を考えよう
タウン情報
2008.07.19
  • 土用の活力源に「暑中もち」発売
  • 開運堂
2008.07.09
  • ネクタリン「アームキング」
  • 9割 出荷できず
  • 天候響き ひび割れ
市民タイムス
2008.05.11
  • 消える町の豆腐屋さん
  • 大量生産・大豆の高騰・・・
  • 夫亡き後も切り盛り80歳
  • 「ここらが潮時」
2008.04.24
  • 味な松本 パンフレットで紹介
  • 地産地消と食育推進
市民タイムス
2008.03.25
  • 市ホームページで入荷状況 紹介
  • 旬情報や調理のこつも
  • 公設地方卸売市場
2008.03.08
  • 松本の2豆腐店 最高の県知事賞
  • 県品評会
タウン情報
2008.02.01
  • 「福」求め 松本でも定着
  • 具や味付けにアイデア
  • 恵方巻き
市民タイムス
2008.01.15
  • マツタケ復活 助っ人を募集
  • 安曇野・松本市の組合
  • 下枝の除伐や下草刈り
タウン情報
2008.01.06
  • 七草で邪気払い
  • 小売店にコーナー
市民タイムス
2007.12.25
  • 松本平発 売れ行き好調
  • 信州サーモン信州黄金シャモ
  • 需給バランスなど 課題も多く
タウン情報
2007.10.26
  • 毒キノコ販売問題
  • 再発防止へ研修会
  • 市場関係者ら
2007.10.24
  • 市場まつりで毒キノコ
  • 購入の2家族6人 食中毒
市民タイムス
2007.09.22
  • 注目「信州のたまご
  • JA県グループ 「地産地消」へ松本産
  • 「特殊」白玉 ブランド確立期待
タウン情報
2007.07.25
  • 地元食材使い個性化
  • ホテルの料理
  • 食に幸あり
市民タイムス
2007.06.14
  • らーめん缶」自販機が登場
  • 松本で人気 「おでん」も
2007.05.12
  • ナガノトマト
  • 3商品が最高賞受賞
  • モンドセレクションで
  • ナガノトマト(松本市)はこのほど、世界的に権威のある品質コンクール「2007年度モンドセレクション」で、「特選なめ茸茶漬」など3商品で最高賞の特別金賞を受けた。
    • 出品した「特選なめ茸茶漬」、「特選うす塩なめ茸」、「トマトケチャップ」の3商品すべてが特別金賞となった。
    • 「特選なめ茸茶漬」は前年度の金賞に続いて2年連続で受賞。
2004.08.21
  • 夜の松本 カクテルでPR
  • 日本バーテンダー協会長野支部に加盟する松本地区のバー22店舗、25人のバーテンダーが協力し、松本をイメージした2種類のオリジナルカクテル「アルプスシンフォニー」と「城町こまち」を商品化した。
    • アルプスシンフォニー」:
      • ジンベースの青リンゴ味で、秀麗な夏山の色合いと澄み渡る音楽の調べを表現。
      • お酒が苦手な方でも飲めるさわやかなカクテル。
    • 城町こまち」:
      • ウオツカをベースに名産の巨峰で色付け。
      • 民芸品の手まりをイメージしたあめ玉を入れ、城下町の歴史を意識した。
    • 2種類とも、各店で800円前後
  • カクテルを味わえる松本市周辺のバーを紹介したリーフレットも作製。
  • 観光都市の新たな「名物」として期待される。
  • 松本は人口に対してバーの店舗数が多い
  • 松本城だけではない、「バーの街」として新たな観光客を呼び込みたいと考えた。
asahi.com
飴 >>目次
2008.06.19
  • 懐かし「はっか糖」復刻
  • 「信州まつもと大歌舞伎」
  • 実行委限定生産 伝統とともに味わって
  • 松本市で7月に公演する「平成中村座 信州まつもと大歌舞伎」に合わせ、歌舞伎実行委員会は、かつて松本地方で夏に親しまれていた駄菓子「はっか糖」を発売する。
    • 中村座で使う縦縞の舞台幕の「白、茶、黒」を使った3色のあめで、「信州まつもと大歌舞伎記念 はっか糖」の名前で発売する。
    • 「はっか糖」は60年ほど前までよく出回っていた記憶があるが、「いつの間にか見なくなって、友達と会うと懐かしんでいた」と、提案した、歌舞伎の関連事業を企画運営する市民活動委員会の委員、池田さん(75)。
    • 信州まつもと大歌舞伎公演を機に復活させようと、作ることのできる職人を捜したものの、松本地方では見つからず、新潟県十日町市の業者に依頼して製造した。
2007.12.21
  • 名物「福あめ」 顔にびっくり
  • 田川小の児童が見学
  • 田川小学校3年2組が、「新橋屋飴店」で、あめ市の名物「福あめ」ができる工程を見学した。
    • 直径約30センチのあめを職人2人が息を合わせて引っ張って直径約2センチの細さにのばす場面や、包丁を木槌で「カンカン」とたたいてあめを切るところを見学した。
    • 同店は、あめがもち米と麦芽から作られ砂糖は使っていないこと、イカスミやクチナシなどの天然色素を使っていることなどを説明。
    • 公式HP→新橋屋飴店
2007.08.28
  • 世に問う 老舗の味
  • 山屋御飴所 「究極の米飴」完成
  • 山屋御飴所(おんあめどころ)が、材料にこだわり試作を続けてきた「究極の米飴」を売り出した。
    • 飴製造の伝統が息づき、飴市の行事が伝わる城下町松本。
    • 1672(寛文12)年創業の老舗が、335年目の平成の世に問う「最高の味」が話題を呼びそう。
  • 米飴は、蒸した米に麦芽を加え、麦芽の酵素ででんぷん質を糖化。
    • 搾り汁を煮詰めて水飴にし、冷やして成形する。
    • 「究極の米飴」は従来のうるち米に代え、最高級のもち米とされる宮城県産「みやこがねもち」を使い、雑味を除くため「もち米では限界」の60%まで精米した。
    • 水は、食品の国際コンクール「モンドセレクション」で、今年を含め6年連続で最高金賞を受賞した和歌山県産「南紀白浜・富田(とんだ)の水」を使用。
    • 原材料費を含め、製造コストは従来品の約4倍という。
  • 同店はこれまで、米の水飴に、製品にしやすく入手も容易な芋などを原料にした水飴を混ぜて使っていた。
    • 「昔ながらの味」を復活させようと、米だけの飴を試作し、今年の「松本飴市」で配布。
    • アンケートはがきで味について尋ね、約100人から回答を得た。
    • この中には、「従来の飴と、味の違いが分からない」との意見が。
    • また、精米した米が、均一に蒸し上がらないなど試行錯誤を重ね、「違いが分かる味にするため時間がかかったが、おいしいものができた」と。
    • 水飴を「吟のしずく」(\2500)、成形した飴玉は「吟の露」(\700)と命名した。
    • 公式HP→山屋御飴所
タウン情報
おやき >>目次
2008.02.06
  • 薄皮で具だくさん 人気
  • 「信州の味」 全国発信へ
  • 漬物工房・水城のおやき
  • 漬物工房の老舗・水城が生産・販売している、薄皮で具だくさんの「信州むらおやき」の人気が、首都圏を中心に広がりを見せている。
    • 一口目の味の印象を大きく左右する皮のおいしさも追究し、じっくりと煮炊きした具と合わせ、絶妙な味わいに仕上がっている。
    • 大手デパートの通信販売や、学校給食、豪華客船のメニューにといった引き合いもあり、「信州の物産として全国に展開したい」と社長。
  • 水城は2005(平成17)年に安曇野市内に工場を構えて、「信州むらおやき」の生産に乗り出した。
    • ふくらし粉を使わずに皮を薄くし、具の分量が多いのが特長。
    • 皮は蒸すだけでなく、焼きや揚げの工程を加えて香ばしさとうま味を持たせている。
    • 野沢菜や鉄火なす、切り干し大根、きんぴらゴボウなど、具材は7種類。
    • 漬物工房の技術と経験を生かして煮炊きに平均6時間をかけて味付けしている。
  • 以前は他社のまんじゅう型のおやきを販売していたが、「消費者から『皮が厚くて具が少ない。皮がおいしくない』という印象を持たれていた」と社長。
市民タイムス
2007.10.10
  • オリジナルおやき 予約開始
  • 松本商人大学校生 販売
  • 焼きそばや豚キムチ入り
  • 松本市内の若手商店経営者らが学ぶ松本商人大学校の5期生たちは、オリジナルおやきの予約受け付けを始める。
    • 同校が市内の女性団体や飲食店に呼びかけ、具に焼きそばや豚キムチを使うといった新しい味を開発。
    • 松本城公園で開くイベント「信濃の国 楽市楽座」で販売する。
  • 同校は、約2年間にわたって経営や市場調査などについて学ぶ。
    • 学習成果の集大成として実験的に店舗も運営している。
  • 「伝統食のおやきの可能性を広げ、土産物としてだけでなく、おやきを食べる機会が減っている若者たちへPRしよう」と、同イベント会場内の店舗「松本おやき市場」で販売することにした。
菓子 >>目次
2008.03.01
  • 娘がアレンジ 20年ぶり復活
  • 亡夫のバウムクーヘン
  • 竹陽 手作りの味
  • 製菓店竹陽(ちくよう)で、20年ぶりにバウムクーヘンが復活。
    • 亡き父から洋菓子作りを引き継ぐ長女の利恵さん(37)が再挑戦。
    • 窯で「生地をかけては焼く」工程を20回ほど繰り返し、手間暇をかけ焼き上げている。
  • ドイツの焼き菓子で、断面が切り株のように見える。
    • 結婚式の引き出物など、大量生産をする店では扱うが、手間やコストがかかり、個人規模の店では少ないという。
    • 利恵さんが小学生のころは、1度に6本焼ける機械で作っていたが、1989(平成元)年、父の急逝で中断。
    • 廃業も考えた瀬戸際で、機械は処分してしまった。
  • 「あの味が懐かしい」と、一昨年から機械を探し、1本焼きの窯を見つけ「これなら自分でもできそう」と、購入。
    • 当時のレシピに手直しをし、本格的に再開。
    • あえて表面をボコボコにし、切り株らしく仕上げるのがこだわり。
タウン情報
2007.07.24
  • 「10円まんじゅう」松本に
  • 浅草名物 開店
  • 東京・浅草(台東区)で行列のできる店として人気を呼んでいる10円まんじゅうの店「きらら」がオープン。
    • 首都圏以外では初出店。
    • 場所は駅前大通り。
  • 扱うのは直径約5.5センチの黒糖まんじゅうと大福のみ。
    • まんじゅうは温かいままでも、くっつかないため、ほかほかのできたてを販売できる。
    • いずれも1個10円だが、ばら売りはせず、箱詰めのみ。
小麦 >>目次
2008.06.26
  • 増える 松本産小麦
  • 「ユメアサヒ」作付面積 前年度比70%増
  • 転作進み 国内産需要が後押し
  • パン用小麦ユメアサヒ」の県内の主力産地である松本市で作付面積が増えている。
    • 本年度の県内の作付面積は、昨年度より70%増えた。
    • このうち約9割は松本市内に集中している。
    • 雨に当たると品質が落ちるなど収穫量を増やすには課題もあるが、稲作からの転作品目として栽培は着実に広がっている。
    • 国内産の小麦粉の需要が高まっていることも後押しになっている。
  • ユメアサヒは、県農事試験場(須坂市)が開発。
    • うどんなど麺類用の小麦粉と比べてタンパク質を多く含み、うま味や風味が強い。
    • 県内の製粉業者が製粉し、県内のパン製造業者に流通している。
    • パン業者のユメアサヒの評価は上々。
    • 「粘土質の土壌でないと、タンパク質が減り品質が落ちる難点もある」「栽培する土地を選び、少しずつ収穫量を増やしていきたい」と、松本ハイランド農協農業振興課。
2008.03.25
  • どら焼原料 県産小麦粉に
  • 開運堂
  • 開運堂はどら焼の生地に使う小麦粉を県内産小麦粉に切り替えた。
    • 「もちもち感が加わり、おいしくなった」と好評。
    • 県産小麦は、輸入品に比べ、粘り気を出すグルテンの割合が若干高く、もちもち感が出る。
    • 粉の香りも高く、おいしさが増した感じを受ける。
    • 関連HP→開運堂
タウン情報
2008.01.22
  • ユメアサヒで給食用パン
  • 県が開発した小麦
  • 丸正 松本産使い食育活動
  • 長野県が2003(平成15)年度に開発したパン用小麦ユメアサヒ」を普及させようと、丸正製パンは、地元産のユメアサヒを使った食パンを作り、市内の小学校の給食に出している。
    • 県松本農業改良普及センターや松本市を巻き込んだ民間主導の食育活動。
    • 丸正製パンは、食パンの原料の40%に、松本市岡田寿で生産されたユメアサヒを使っている。
    • 社長らは昨年からユメアサヒを使った食育活動に取り組み、小学生を対象にした種まき体験や、ユメアサヒを用いた料理教室も行っている。
    • 市の「地産地消食育推進事業」の認定を受け、パンの製造などにかかるコストの一部を市が助成している。
    • 県内のユメアサヒの9割以上が松本市内で栽培されている。
  • 県はブランド化を目指しているが、他の国産品種や外国産小麦に比べて生産量が少ないため製粉などにかかるコストが高く、小麦の丈が長いため風雨で倒れやすい。
    • 栽培の難しさもあり、なかなか生産者が増えないのが現状。
市民タイムス
米 >>目次
2007.10.17
  • 清酒「夢来」用 コメ収穫
  • 村井町で豊作の秋
  • 村井町商工親和会は、清酒用のコメの収穫を始めた。
    • オリジナルブランドの清酒夢来(むらい)」を造り、12月ことから芳川村井町にある各酒店で販売する。
    • 「『夢来』はさわやかな味で口当たりが良く、女性にも人気」と商工親和会会長。
  • 「むらい」の名を広くPRして地域振興に結び付ける目的で、2005(平成17)年から収穫したコメを清酒にして販売している。
市民タイムス
2007.09.07
  • わせ種の米 収穫始まる
  • 「あきたこまち」
  • JA松本ハイランド管内で、わせ種の米「あきたこまち」の収穫が始まった。
    • 1週間ほどで収穫を終え、9月中旬に「コシヒカリ」の収穫が始まる。
2007.07.24
  • 新村の米 手軽においしく
  • カップミニ丼 開発
  • 松本大学・白戸ゼミ
  • 地元の主力作物をPR
  • 松本市新村(にいむら)の松本大学・白戸教授のゼミは、新村地区の主力作物である米に着目して、商品開発による地域活性化を目指している。
    • 学生が手軽に料理を楽しめるように、カップに入ったミニ丼風の商品を考案して、試験的に販売したところ、「上品な味」「短時間で食べられて便利」と好評。
    • 新村や島内地区の農家でつくる「くれき野生産組合」の減農薬、無化学肥料栽培の米を利用した。
  • 米特産化プロジェクト」と題して取り組んでいる。
    • 若い世代に、地域の農業や米飯の魅力を知ってもらい、消費拡大につなげるのが狙い。
    • 松本大学は昼休みの時間がなく、学生は授業がない時間帯に昼食を取る。
    • 売店の弁当も早い時間に売り切れることが多いため、授業と授業の間の10分間で食べられるミニ丼風の弁当を開発することにした。
    • ミニ丼は、アイデアを学生が提供し、生協が製造する形で、学内で本格的に販売を始める。
    • 関連HP→松本大学
    • 参考→コンビニ弁当
コンビニ弁当 >>目次
2008.04.28
  • 「信州の春」カップ丼に
  • 松本大学の学生 第2弾を考案
  • 松本大学の総合経営学部観光ホスピタリティ学科は、県内産の野沢菜漬けやリンゴを使った「春のカップ丼」を考案。
    • コンビニエンスストアのサークルKサンクスと共同で開発しているミニ丼の第2弾で、「信州の春の食文化」をコンセプトに試行錯誤してきた。
  • イクラやエビなど約10種類の具を載せた「ちらし寿司」、野沢菜漬けやのり、ごま、あられをまぶした「おCHA(ちゃ)漬け」、刻んだリンゴやタマネギを揚げて白米に載せた「かきあげ」の3種類。
    • すべてに県内産のコシヒカリを使用しており、「おCHA漬け」は電子レンジで温めるとゼラチンで固めただし汁が溶けて、お茶漬けになる。
    • どれもリンゴや野沢菜のシャキシャキとした食感が楽しめる。
  • 昨年12月に販売した第1弾から年4回、季節ごとに信州の素材を生かしたカップ丼を考える。
    • 信州の春の訪れは遅く、食材探しが難しいことから、冬の間の食を支えるリンゴや野沢菜漬けを料理に活用し、芽吹きの季節を感じるイメージで春のカップ丼を考案した。
市民タイムス
2008.04.22
  • 地産地消MOT
  • サークルK「プロジェクト」松本大学協力
  • 松本大学と、コンビニエンスストア・サークルKサンクスが共同開発した「cupDON」の第2弾は、2週間、県内のサークルKで販売する。
    • 同社が4月から展開する「信州MOT(もっと)プロジェクト」の1商品。
    • 地域の食材、地元学生のアイデアにコンビニの販売力を加え、パワーアップした商品。
  • 信州MOTプロジェクトは、「応援します! 信州の地産地消」がモットー。
    • MOTは、「JIMOTO(地元)」「MOTTO(もっと)」「MOTTAINAI(もったいない)」のMOTの共通部分で、県の地産地消推進運動に協力する。
    • 地域活性化を狙い、「もったいない」精神で、規格外のリンゴなどを使い、さらに食育にも貢献する企画。
  • 今回の「cupDON」は、「信州の春の食文化」をテーマに、野沢菜、しらすなどの「おCHA漬け」、野沢菜、かんぴょうなどの「ちらし寿司」、リンゴ、タマネギなどが入った「かきあげ」の3種類。
タウン情報
2008.01.29
  • 「cupDON」旋風
  • 松本大学生考案 品切れの店も
  • 松本大学の学生が考え、コンビニエンスストア・サークルKサンクスが、2週間販売したカップ入りミニ丼「cupDON」が、一部で品切れが出るほどの大ヒットとなった。
    • 片手サイズでご飯とおかずを一度に取れる−など、学生ならではのアイデアを生かした。
    • ボリュームのある弁当を敬遠する女性の支持を得るなど、新しい購買層の開拓にも貢献した。
2008.01.16
  • 新村の味「カップどん」発売
  • 松本大学とコンビニ 食材に特産の米やネギ
  • 松本大学の総合経営学部観光ホスピタリティ学科白戸ゼミの学生がコンビニエンスストアのサークルKサンクス(東京)と共同開発した「cup DON(カップどん)」が、期間限定で県内のサークルKの全店舗で販売開始となった。
  • デミグラスソースをかけた「牛ねぎデミソース丼」、つくねや焼き鳥をのせた「つくねぎ丼」、ホワイトソースとチーズをかけた「ホワイト丼」の3種類。
    • いずれも(大学のある)新村(にいむら)の特産品で減農薬米のくれき野米と、松本一本ネギを使っている。
  • 農業振興や町おこしをテーマにしている同ゼミと、地域限定商品の開発に取り組んでいるサークルKサンクスが、米離れが進む若者や、女性を意識して開発した。
市民タイムス
2007.04.26
  • 松本地方の味 ぎっしり
  • 「100周年弁当」販売
  • セブン−イレブン
  • セブン−イレブン・ジャパン(東京都)は、松本地方にあるコンビニエンスストア・セブン−イレブンの店舗で、「松本市制100周年弁当」の予約販売を始めた。
    • 記念そばの販売も始め、「百周年」を盛り上げる。
  • 弁当は、酒としょうゆに漬けて焼いた安曇野市で養殖した「信州サーモン」や、松本地方の名物料理・山賊焼きなどのおかずに、県内産のリンゴを甘く煮たデザートを添えている。
  • 記念そばは、松本地方で収穫された長芋の拍子切りや、もみじおろし、かき揚げなどの具。
山賊焼き >>目次
2008.07.08
  • 「松本の味」差し入れ
  • 歌舞伎出演者らに山賊焼き
  • 松本食堂事業協同組合青年部は、平成中村座・信州まつもと大歌舞伎の出演者やスタッフに、山賊焼を提供した。
    • 組合は山賊焼を市の名物にする取り組みをしており、昼食の時間に合わせて振る舞った。
市民タイムス
2008.01.30
  • 「山賊焼き」松本名物に
  • 若手飲食店主らPR作戦
  • イベントで販売/パンフレットも作製
  • 以前から「松本と言えばこれ、という名物がない。昔から中信平で親しまれている山賊焼きを売り出せないか」と相談していた松本食堂事業協同組合青年部の部員たちが、昨年のビール祭り「松本オクトーバーフェスト」に販売ブースを設けた。
2007.09.29
  • 山賊焼マップ」を作製
  • 食堂組合青年部 地域おこしへ12店紹介
  • 松本地域で老若男女を問わず親しまれている鶏料理・山賊焼を、松本市の名物にしようと取り組んでいる「松本食堂事業協同組合青年部」は、「信州松本山賊焼が食べられる店」として、市内12店を掲載したマップを作った。
    • 山賊焼とは、鶏肉をたれにつけ込み、片栗粉をまぶして揚げた料理をさす。
    • 空揚げや竜田揚げと似ているが、切り分けずに大きなまま提供するのが特徴。
    • 「県外の人は最初は驚くが、みんな喜んでくれる。大きさも味も、名物としてのインパクトは十分」と、居酒屋を経営する青年部顧問(40)。
市民タイムス
塩イカ >>目次
2007.04.12
  • 「塩丸イカ」変身「しお丸君
  • 魚長鮮魚
  • すし飯詰め初の加工品
  • 塩丸イカは信州でさまざまな調理の素材として親しまれているが、加工品の商品化は初。
    • 魚長井上本店の小沢美紀子店長(46)ら若手男女4人が2005年(平成17)結成した、プロジェクトチーム「催事隊」が開発した初の商品。
    • 塩抜きしたイカの胴に、小さく刻んだキュウリニンジンを混ぜたすし飯を詰めたもの。
    • もち米を入れ、しょうゆなどで煮る北海道名物「イカめし」とは違う独特の味。
  • 仕込みに2日かかるため、井上店は1日30個、カタクラモール店は10個限定販売。
    • 併せて発売した押しずしは、昨年岐阜県高山市へ商談に行き色鮮やかな赤カブにほれ込み、信州サーモンとの組み合わせを思いついたもの。
    • 商品名はまだ決まっていない。
  • 塩丸イカ
    • 信州と岐阜県飛騨地方に限られ流通する。
    • スルメイカの内蔵を取り除き、ボイルし皮をむく。
    • そのイカの胴に約3分の1の塩とゲソ(足)を詰め込んだもの。
    • 製造元は福井県が主力。
    • 塩抜きし、おふくろの味として、サラダ、キュウリあえ、天ぷらなど多方面に調理する。
    • 山国信州へ塩漬けにして運んだのが発祥という説が有力。
タウン情報
2007.04.08
  • 塩イカにすし飯詰める
  • 素朴な松本の味に
  • 魚長鮮魚が発売
  • 松本観光協会の観光関連団体連携促進事業に指定された、松本の食文化の塩イカにすし飯をつめた新商品「しお丸君」が、魚長鮮魚の井上本店などで発売された。
    • 塩イカは昔から松本の食文化に定着していた。
    • 魚長鮮魚の井上本店の小沢美紀子店長が、長女が塩イカが好きで「すぐに食べられたらいいのに」という発想から、丸3年かけて開発した。
市民タイムス
信州黄金(おうごん)シャモ >>目次
2007.12.26
  • 「黄金シャモ」でラーメン
  • 百老亭が試験販売 松本一本ネギも使用
  • 中国料理店・百老亭(ひゃくろうてい)は、長野県が開発して普及に取り組んでいる食肉用地鶏「信州黄金シャモ」をだしや具に使った「軍鶏(しゃも)ラーメン」の試験販売を始めた。
    • だしは、通常のラーメンで使っている鶏に比べて濃くがあってまろやか。
    • 具には約2時間煮込んで細切りにしたシャモ肉を、松本一本ネギや水菜と一緒にのせた。
    • 松本市今井地区産の鶏卵も具に用いて、地産地消にもつなげる考え。
    • 公式HP→百老亭
市民タイムス
2007.06.27
  • 黄金シャモ 山賊焼きに
  • 食堂事業協やJAが開発
  • 「松本の味」へ若手スクラム
  • 松本市内の飲食店でつくる松本食堂事業協同組合青年部とJA松本ハイランド、畜産農家の三者の若手たちが、地域ブランド「信州黄金シャモ」を使った山賊焼を共同で考案した。
  • 信州黄金シャモは、長野県が一昨年に開発した品種の鶏で、筋肉質ならではの歯応えの良さや豊かな風味が特徴。
    • 市内では中山や四賀で生産されているが、食べられる部位が少ないため、なかなか地域の飲食店に根付かない。
    • 一方、山賊焼は大きさ以外に空揚げや竜田揚げとの違いがなく、由来もはっきりしないため、なかなか知名度が上がらないのが現状。
  • 山賊焼の知名度を高めたい青年部は、地場農産物の消費拡大に取り組むJAと畜産農家に話を持ちかけ、味付けや大きさ、販売の話し合いを1年半がかりで進めてきた。
スイカ >>目次
2008.07.17
  • いよいよ「すいか」のシーズンがやってきました
  • (JA松本ハイランド広告記事)
  • スイカはどこから来て、いつから松本地方で育てられるようになった?
    • 原産地はアフリカ南部のカラハリ砂漠(ボツワナの国土の7割、ナミビア、南アフリカにまたがる)
    • 生まれたのは2500万年以上前で、水の供給源として珍重された。
    • 1935(昭和10)年頃、「波田町の特産品になるものは何かないか」と、波田町の高木さんが初めて栽培した。
    • その後、農家の研究により、波田町を中心に山形村、松本市新村・和田・今井に広まり、一大産地が誕生した。
  • 栽培される地域の理由:
    • 栽培される地域は、火山である北アルプス・焼岳(やけだけ)が爆発したときの火山灰土が堆積している。
    • 火山灰土は、水はけがよく根がしっかり呼吸できるうえ、水もちがよいので干害にも強く、すいか栽培に適した土地。
  • 「JA松本ハイランドすいか」の知名度:
    • 長野県の出荷量は、熊本県・千葉県・山形県に次ぐ全国4位
    • 「JA松本ハイランドすいか」は長野県の85%以上を占めている。
    • 北アルプスの山々に囲まれた松本盆地は、日照時間が長くて降水量が少ない上、昼と夜の温度差が大きいから身の締まった甘みが強いすいかができる。
  • スイカの効能;
    • 成分の約90%が水分で糖分は約8%。
    • ミネラルの一つカリウムは、体に余分な塩分を尿して排出する働きをもっていて、血圧を下げてくれる。
    • 赤い果肉の成分リコピン(トマトの約1.5倍の含有量)やβ−カロテンは活性酸素を抑え悪玉コレステロールを減らすので、ガンや高血圧などの生活習慣病の抑制に期待される。
    • 最近注目され始めた成分でアミノ酸の一種「シトルリン」。
      • ほかの果実に比べてダントツ」の多さで、体の老廃物や有害物資などを尿として出してくれる。
    • シトルリンとカリウムの働きで利尿作用が高まり、むくみを取るだけでなく、腎臓の働きを正常にしてくれるので、腎臓病や膀胱炎、高血圧の予防などに期待されている。
    • 甘い汁は即効性のあるエネルギーに変わって疲れをとってくれる。
    • すいかは野菜の仲間、しかし市場ではわかりやすいようにくだものとして分類している。
  • 品質:
    • すいか共選所では、検査員の目視検査とともに「内部品位センサー」で糖度や熟度を測定するほか、中身の空洞を検査する機械、外観の傷や変形を検査する機械などを駆使した工程を経て、品質の統一されたすいかを出荷している。
タウン情報
2008.07.16
  • スイカ直売所 店開き
  • JA松本ハイランドのスイカの直売所「スイカ村」の営業があぐり資材センターで始まった。
市民タイムス
2008.02.27
  • 大玉スイカ 復活めざせ
  • 松本ハイランド農協 新品種作付け推進へ
  • 松本ハイランド農協すいか部会は今年、スイカの大玉化を目指して新品種「夏のきわみ」の作付けを推進する。
    • 松本市、波田町など同農協管内は全国有数のスイカ産地。
    • 実の大きさを売り物にしてきたが、近年は肥大する時期に十分な日照時間がないといった気候の影響で小玉傾向。
    • 「夏のきわみ」は奈良県の業者が開発。
    • 同農協は2、3年前から、松本地方の気候に合うかどうかをテスト。
    • 実が大きくなりやすいことから品種を入れ替えることにした。
  • 収穫量はほぼ一定で、収益を上げるには単価の高い大玉が有利。
    • 「近年は4分の1などのカット売りが増えたため、切っても見栄えのよい大玉の人気が高まった」という背景もある。
2007.07.22
  • あまーいスイカに舌鼓
  • JAが和田でイベント
  • JA松本ハイランドの「2007すいか祭り」が、「あぐり資材センター和田」前の生産者直売所「すいか村」で始まった。
    • 波田町と松本市和田の農家4軒が、朝に収穫したばかりのスイカを販売し、スイカの重量当てクイズなどのイベントも開かれてにぎわっている。
    • 関連HP→JA松本ハイランドすいか
市民タイムス
2007.07.16
  • 大玉スイカ 所狭しと
  • 人気の直売所オープン
  • JA松本ハイランド管内のスイカ生産者が自慢の品を直売する「すいか村」の営業が、松本市和田にあるJA「あぐり資材センター和田」前の広場で始まった。
    • 朝に収穫されたばかりの新鮮なスイカが売り出された。
    • 「ここで買うスイカは味が濃く、贈答用にしても心配ない」と、毎年のように利用しているという主婦(72)。
    • 同じ会場には、JA松本ハイランド直営のスイカ販売所もある。
ソース >>目次
2008.06.28
  • 「魔法のソース」好評
  • 1年分が1カ月で完売
  • いばらん亭
  • 「いばらん亭」の「いばらんソース」が、発売1カ月で、1年分の予定販売数240本を完売した。
    • 「味はもちろん、昔ながらのカレーを今風に変える発想の面白さがウケたのでは」と、関係者。
    • 7種のスパイスを使っているため、キャッチコピーは「7色の味」だが、カレーの味が全く変わることから「魔法のソース」の異名も。
    • また、カレーだけでなく、コロッケ、ハンバーグ、焼きそばにも合うという。
タウン情報
2008.05.17
  • 魔法のソースでおいしく変身!
  • いばらん亭で発売
  • 巾上西町会の有志で運営する松本駅アルプス口の飲食店「いばらん亭」は、「いばらんソース」を発売する。
    • いばらん亭は2007(平成19)年、街おこしや生きがいづくりのためにと、開店。
      • 同店のカレーは小麦粉、カレー粉などを使った昔風の甘口で、子供や高齢者には好評だが、若者は「物足りない」。
    • 基本はそのまま「多くの人が楽しめる味に」と、味が変わるソースの開発を、松本大学人間健康学部健康栄養学科専任講師に依頼した。
      • 店のカレーにかければ、辛味やこくがプラスされる。
      • ”魔法の”ソース。
      • コロッケ、焼きそばなどにも合うという。
2008.01.29
  • 「みそカツソース」新発売
  • ナガノトマト
  • ナガノトマト(松本市)は、「みそカツソース」を発売する。
    • 八丁みそを使用し、熟成したみその風味が素材の味を引き立てる。
    • とんかつにかけるだけで手軽に名古屋名物のみそカツが出来上が。
    • 炒めものや田楽などのソースとしても幅広く使える。
市民タイムス
そば >>目次
2008.05.16
  • そば仲間 スペインから
  • 10月の「祭り」にブース
  • 民間交流きっかけに
  • 松本地方のそば愛好家が昨年、スペイン北部のカンタブリア州の州都・サンタンデールでソバの栽培とそば打ちを伝えたことがきっかけで、同州の関係者が、「第5回信州・松本そば祭り」に参加することが決まった。
    • 現地でソバを栽培した同州職員の女性が松本市を訪れ、「そばで人生が変わった」と、小さなソバの種から広がり続ける交流に目を輝かせた。
  • 「そばを学んだことでいろいろな人と交流が広がり、人生が変わった」と、カンタブリア州職員のマリッサさん。
    • 「そば祭りが国際的になる」「スペインナンバーワンのそば打ちになってほしい」と松本市の副市長。
  • 松本市浅間温泉のホテル玉之湯社長の山崎さん(53)らが昨年、カンタブリア州でソバを栽培し、現地で開かれた文化交流イベントで収穫したそばを振る舞った。
    • マリッサさんは現地の新聞で山崎さんらの計画を知り、自宅の畑を提供。
    • 山崎さんと信州そばアカデミー主宰の赤羽さん(59)=塩尻市=らは7月の種まきと10月の収穫期にマリッサさん宅に宿泊し、ソバ栽培やそば打ちの仕方を教えた。
    • 「毎日出勤前と帰宅後に畑に行き、わくわくしながらソバの成長を見ていた」「そばは柔らかく風味があっておいしい。松本は私の住む地域と雰囲気が似ている。松本の人は親切で感じがいい」と、マリッサさん。
  • マリッサさんらは信州・松本そば祭りで、信州スローフード大物産展にブースを出す。
    • 州政府の農林水産大臣ら10数人が参加し、特産の生ハムやワイン、オイルサーディンなどを出品する予定。
  • 同州では今回のそば交流がきっかけで、ソバ栽培の担当部署が設立された。
    • 今年はすでに3種類のソバの試験栽培に取り組み始めており、遊休耕地対策として注目されている。
    • 「双方に人的、文化的、経済的交流が広がってほしい」とマリッサさん。
市民タイムス
2008.01.30
  • ソバ栽培 技術指導を要請
  • スペイン・カンタブリア州
  • 市長に親書届ける
  • スペイン北部のカンタブリア州コミージャス市の市長(女性)が、松本市役所を表敬訪問した。
    • 松本地域のそば打ち愛好家の活動をきっかけに、ソバの試験栽培に乗り出すことを決めた州政府の親書を松本市の市長に渡し、技術指導への協力を求めた。
    • 「松本市は詩的で美しいまち。将来は姉妹都市提携を結びたい」とコミージャス市市長。
  • コミージャス市長は「ソバが私をここに連れてきてくれた」とそばが結んだ縁を喜んだ。
    • 「ソバ栽培をしたいと願う農家は多い。カンタブリア州から信州そばがスペイン中に広がれば」と願った。
    • 一行は県庁(長野市)を訪れ、県にも協力を求めた。
2008.01.12
  • そば打ちの情熱 実を結ぶ
  • スペインで試験栽培へ
  • 松本の有志 州政府動かす
  • 松本地域のそば打ち愛好家の活動をきっかけに、スペインでこれまで行われていなかったソバの栽培が本格化する可能性が出てきた。
    • 昨年、スペインで開かれた文化交流行事の一環として、愛好家4人が現地の畑で種からソバを育て、打ちたてのそばを振る舞ったところカンタブリア州政府が関心を持ち、今年から試験栽培に乗り出す方針を打ち出した。
    • 行事の開催地となった同州のコミージャス市の市長が、ソバ栽培への指導を求める州政府の文書を携え、松本市役所や県庁を表敬訪問する予定。
  • 「EU加盟で牧畜が苦しくなり、放牧地を畑地に替える農家が増えている。(行事が成功し)ソバ栽培の希望者がどんどん出ている」と、コミージャス市にある高級レストランの総支配人で、昨年のソバ栽培で州政府との交渉役などを担った山内政子さん。
    • カンタブリア州にはソバの名産地として知られる松本市の奈川地区や乗鞍高原と似た気候の土地があり、標高600−800メートルにある「ソバ」という名の山村では特に良質な実が収穫できる。
    • 「製めん技術も導入されればスペインにそば文化が根付く可能性は高い。できりだけの協力をしていきたい」「ソバ村と松本との交流も生まれれば」と夢を広げている。
2007.12.31
  • 年越しそば作り最盛期
  • 松本地域のそば店で、年越しそば作りが最盛期を迎えている。
    • 各店にはそばを切るリズミカルな音が響き、そば打ちや発送作業に追われている。
市民タイムス
野沢菜 >>目次
2007.11.25
  • いい漬物 できそう
  • 休耕田で野沢菜収穫祭
  • 当初は10アールを開放する計画だったが、1時間ほどでなくなる盛況だったため、花をさかせるために残す予定だった別の10アールも開放した。
2007.11.15
  • 信州の味 野沢菜 いかが
  • 内田で「お菜取りまつり」
  • 松本市内田地区の農事組合法人・内田営農が馬場家住宅周辺で初めてのイベント「内田のお菜取りまつり」を開く。
    • 地域の活性化や農業に親しんでもらうことを目的に、野沢菜の収穫体験や農産物の販売など多彩な催しを用意している。
    • 内田営農は、馬場家住宅に隣接する畑50アールを地域住民から借りて野沢菜を栽培している。
  • 畑は北アルプスを一望できる場所にあるため、40アール分の菜はそのまま植えておき、来春、地域住民や観光客に「野沢菜の花畑」を楽しんでもらう。
    • 新鮮な野沢菜や大根、内田のそば粉などの販売や、打ちたてのそばの試食、地元の漬物名人による漬物の講習会、地元産の農産物を使った豚汁の振る舞いもある。
    • 当日、馬場家住宅は無料で開放され、誘客に一役買う。
  • 松本地域の農業発展に向けたリーダーを育成する「松本新興塾」の内田地区の塾生らが内田営農にイベントの開催を提案した。
市民タイムス
ブドウ >>目次
2007.09.15
  • 「黄華」の出荷 始まる
  • 皮ごと食べる新種ブドウ
  • 松本地方特産の、皮ごと食べられる新品種のブドウ・黄華(おうか)(アルプスマスカット)の露地物の出荷が始まった。
    • 地元や関西方面に出荷される。
    • 黄華は1977(昭和52)年に松本市惣社のブドウ農家・大村さんが開発したブドウ。
    • 酸味が少なく、マスカットのような香りをした上品な味が特徴。
市民タイムス
2007.08.11
  • ”粒ぞろい”山辺産
  • ブドウ狩り始まる
  • 里山辺、入山辺地区で、ブドウ狩りが始まった
    • 親子連れがデラウエアの園を訪れた。
    • 9月には、ナイヤガラや巨峰のブドウ狩りも始まり、10月中旬まで楽しめる。
2007.05.22
  • 種なし処理 児童ら体験
  • 山辺のブドウ畑で
  • 入山辺の山辺小学校の6年生が学校近くのブドウ畑で、ブドウの実を種なしにするための作業ジベレリン処理」を体験した。
    • 木の枝になったデラウエアの房を、カップに入れた赤色のジベレリン液に浸す作業を行い、ブドウ農家の苦労を学んだ。
松本一本ネギ >>目次
2007.11.10
  • 贈り物は「まがりちゃん」
  • JA松本市ねぎ部会 松本一本ねぎに商品名 全国へ
  • ブランド化へ第1歩
  • JA松本市ねぎ部会は11月中旬から贈答用の「松本一本ねぎ」を商品名「まがりちゃん」として販売する。
    • 12月中旬ころまでの期間限定。
      • イメージを柔らかくと、表記を「ネギ」から、「ねぎ」に変えた。
      • 贈答用の商品名は、形そのままの「まがりちゃん」。
      • 化粧箱入りで、5キロで、3000円。
    • 4年前、「地域の特産品にもう一度光を」と、JA松本市女性部が復活宣言。
      • レシピを作ったり、試食会を開く、野菜市で販売する−など、頑張ってきた。
      • 生産組織のねぎ部会は、伝統野菜を後世に伝え、全国区のブランドに育てたいと、今年発足した。
  • 松本市筑摩(つかま)で代々引き継がれてきた原種の種を使う お盆のころ植え替える 植える深さは20センチ、植え替えは25センチ−など、細かくマニュアルを作り、品質を均一化する努力をしてきた。
    • 贈答用には、ネギの説明、「ぽったりねぎ丼」などのレシピ、栽培歴、保存法などを盛り込んだリーフレットを同封。
    • 生産者名や電話番号、コメントなども入れ、生産者の顔が見えるブランド野菜として定着させる。
    • 「すき焼き、みそ汁など、使い分けができるよう、太い物、細い物を混合して入れた。今後の課題は販路」と、部長(53)。
  • 松本一本ねぎは、「曲がっていて使いにくい」と、消費者離れが続き、真夏の植え替えなど栽培も大変で生産者が減り、消えかけていた。
  • 松本一本ねぎ
    • 江戸時代、盛んに栽培され、江戸への土産、贈答物として珍重された。
    • 大正から昭和の初期は、大都市に出荷された。
    • 植え替えで、曲がった白い部分が長くなり、柔らかさと甘みが増す。
    • 7月に県が「信州の伝統野菜」に認定した。
    • 公式HP→JA松本市ねぎ部会
タウン情報
2007.09.04
  • 松本一本ネギ 植え替え
  • 小4年生が農業体験
  • 波柳小学校4年の3クラスが、松本一本ネギの植え替え作業を体験した。
    • クラスごとに約1時間作業し、各クラス約500本のネギを植えた。
  • 農業体験学習は、市とJA松本市の女性部などでつくる団体・食農mamが地産地消食育推進事業として実施している。
市民タイムス
店 >>目次
2008.08.22
  • 英語で安心の飲食店ガイド
  • 外国人観光客向け
  • 英会話スクール講師のトレバーさん(32)と、婚約者で企業の広報活動などを手がける伊藤さん(34)が、外国人観光客向けの飲食店ガイドを発行した。
    • カナダ出身のトレバーさんは10年前に松本市を訪れた時、道路や言葉が分からずに、飲食店に入ることができなかった。
      • 困った経験から、店員の呼び方や、チップは必要ないこと、「お通し」があることなど、外国人が知っておくと安心する「豆知識」を掲載した。
      • 居酒屋やバー、カフェなど中心市街地の9カ所を写真と地図を付けて紹介している。
      • 日本らしさや松本らしさが味わえて、外国人が気に入りそうな飲食店を選んだ。
    • 2人は、松本ホテル旅館協同組合と協力して接客英語レッスンの指導などにも携わってきた。
      • 従業員から案内の仕方について相談や質問をよく受けるという。
  • 松本市を訪れる外国人観光客は年々増加している。
    • 松本城や上高地に訪れる客が最も多い。
    • 2006(平成18)年度の松本市での宿泊客数は、長野市、白馬村、立科町に次いで県内で4番目に多い16661人だった。
市民タイムス
2008.07.18
  • 松本の飲食店 英語で紹介
  • 地元の伊藤さん・ラルフさん ガイド作成
  • 「外国人観光客増やしたい」
  • 5月の創刊号に続き、第2号が完成し、配布を始めた。
    • これまで市内には英語で書かれた観光地などを紹介する情報紙はあったものの、飲食店を紹介する無料のガイドはなかった。
    • 近年、外国人観光客が増えていることから作成を思いついた。
    • 注文の仕方や靴を脱ぐ必要がある店があることなど、食事をする際の一般的な注意点もまとめてある。
2008.06.10
  • 国産食材の灯 緑ちょうちん
  • 中信でも広がる
  • お店の料理で自給率向上
  • 飲食店の軒先に掲げられたグリーンの明かりは国産食材を使っているという印。
    • 緑提灯(みどりちょうちん)」を掲げる活動は2005(平成17)年に北海道小樽市の店で始まった。
    • 国産、地場産品の需要を高め、日本の食料自給率を上げるのが狙い。
    • 全国1098店舗に広がり、中信地方でも賛同した居酒屋など10店が参加する。
  • 居酒屋「酒処すいえん」のちょうちんには、3つの星のマークが記されている。
    • カロリーベースで国産食材の提供量が70%を超えているという証。
    • 星の数が多いほど国産食材の使用割合が高い。
    • 山賊焼きが自慢の同店は「外国からの食材は安全性が判断しにくい」との理由から、国産の肉や松本一本ねぎなどの地場野菜を利用してきた。
    • 輸入食材の残留農薬が問題になる中、活動を知った同店は市内で初めて参加したという。
  • 星の数は店主が判断して決め、申告違反をした場合は「反省」と書いた鉢巻きを巻いたり、頭を丸めたりするという”全国共通ルール”がある。
    • 「緑提灯」の活動は特別な組織はなく責任者もいない。
    • ちょうちんの発送や参加店をホームページに掲載する作業は、市民有志がボランティアで取り組む。
    • 「緑色は安全、安心や作物をイメージしている。食料自給率の低さをなんとかしたいという活動に賛同する店は急速に増えている」と、「緑提灯」の事務局(茨城県つくば市)。
市民タイムス
2008.05.15
  • 外国人 松本ナビ
  • 飲食店ガイド 味わい触れ合う旅を
  • 企業広報アドバイザー、伊藤さん(33)と、婚約者の男性でカナダ出身の外国語スクール講師、ラルフさん(32)は、外国人観光客のためのレストラン&バーガイドのプレ創刊号を発行した。
    • 外国人の視点で取材・執筆した英語版ガイド。
  • 「友達との会話は、飲み物や料理を味わいながら。あまり長居はしない」「隣り合わせた人と、話をするのもいい」など、楽しく過ごすための方法、店側に不快感を与えないための注意を紹介。
    • さらに、従業員を呼ぶ場合は、手を挙げただけでは通じないので、「済みません」と声をかけるなど、ラルフさんが日本で「あれっ?」と思ったことも加えた。
  • 伊藤さんは東京で10年間、広報、雑誌編集を経験。
    • ラルフさんと、「外国人観光客には、地元の人と触れ合うなど、通り過ぎるだけではない旅をしてほしい。これからずっと住む松本の活性化にもつなげたい」と企画。
    • 年2回発行。飲食店だけでなく、宿泊施設、土産店なども盛り込み、ラルフさんが、日本に住んで感じたことのコラムも掲載していく。
タウン情報
2008.05.09
  • おふくろの味で 腹ごしらえ
  • 女性農家の企業組合
  • 広域公園に出店
  • 松本市の農家の女性でつくる企業組合「おふくろ工房・松本の味」は、松本平広域公園・やまびこドーム(→信州スカイパーク)近くの売店で、農産物や手作りの食品の販売を始めた。
    • 土・日曜日と祝日に限った営業。
    • 地元の野菜を使った「おふくろの味」を提供して、手作りの良さをアピールする。
  • 手作りしたおにぎり、すし、焼きそば、カレーなどを提供し、農家が生産したキュウリ、トマト、トウモロコシも並べる。
    • おふくろ工房は、農家の女性たちが出資して2003(平成15)年に設立された。
市民タイムス
2008.05.03
  • ダイニングカフェ 向日葵
  • リバーサイド六九街にオープンしたランチメニューを主体にしたダイニングカフェ。
    • 季節の家庭料理を取り入れ、自宅で食事をしているような雰囲気と、もてなしに気を配る。
    • 手作り料理に心を込め、日替わりランチ(\800)は、旬の山菜などを添えたお薦め品。
タウン情報
2008.01.24
  • 食事 誰でもウエルカム
  • ビジネスホテルがレストラン
  • 松本駅周辺の2つのビジネスホテルが、宿泊客だけでなく、周辺住民やビジネスマンなど一般向けのレストランで、競争力を強化する。
    • 食のサービスで、独自性を出し、宿泊の利用も促す。
  • 松本駅から徒歩9分の「松本ウエルトンホテル」(2丁目)は昨年、1階にイタリアンレストランとバーの「カステーロ」を開いた。
    • マルゲリータなど、石窯で焼くナポリタイプのピザを中心に、パスタ、肉料理など約30種。
      • 地元の味を楽しんで−と信州産の野菜や肉を使う。
      • ピザは700円からと価格は抑え気味。
    • 近くに食事をする場所が少ないので、宿泊客が食事の心配をせず、滞在できるよう配慮。
      • 立地から、住民らの利用も見込み、「街にイタリアンレストランが1軒オープンしたという感覚で」とアピール。
      • 営業時間は午後6時から午後0時と、仕事が終わってからもゆっくり楽しめる。
      • ピザのお代わりが自由なメニューも用意。
      • 将来的には、メニューを増やし、ランチタイムの営業も計画。
      • 公式HP→松本ウエルトンホテル
  • 「トーコーシティホテル松本」(深志1丁目)は、リニューアルオープン。
    • 最上階の10階に、スカイレストランを開き、朝食(午前7時−9時)を有料で提供。
    • これまで、宿泊客だけに、無料の朝食を用意していたが、駅が近いため、出社や出張前のビジネスマンらの利用を期待、一般にも開放する。
    • バイキング形式で、宿泊客、一般とも800円。
    • 公式HP→トーコーシティホテル松本
2007.12.22
  • 並柳に「石窯焼パン」の店
  • 自慢の味 100種類そろう
  • パン製造・販売の「スヰト」は、並柳2丁目に、大型店舗「SWEET 石窯焼パンの城 並柳」をオープンさせる。
    • 約100種類のパンを並べる。
  • スペイン製の大型の石窯を導入し、本店で販売し半世紀にわたり人気があるという「やさいパン」もある。
    • 高温で短時間で焼けるため、皮は薄く、中はしっとりとした焼き上がりになるという。
    • 購入したパンを店内で食べる場合、コーヒーやカフェオレなどの無料サービスがある。
    • 公式HP→SWEET
市民タイムス
2007.11.27
  • 松本の味 
  • 108店舗紹介
  • 松本旅飲食団体協議会と松本商工会議所
  • 「グルメガイド」発刊
  • 松本旅料飲食団体協議会と松本商工会議所などは、松本市制施行100周年を機に、市内の飲食店を紹介する「松本グルメガイド」を発刊した。
    • 市内の観光案内所や公共施設、宿泊施設などに置かれている。
2007.11.21
  • 味と魂 見事に継ぐ
  • ギョーザ店・懐柔 再開1年
  • かつてあった、信州大学の学生や地元住民に惜しまれながら店を閉じたギョーザ店「懐柔(かいじゅう)」が、常連客だった藤原さん(59)の手で復活して1年になる。
  • 「懐柔」は1977(昭和52)年に望月さん夫妻が創業。
    • 戦時中に中国の懐柔県(現・北京)に渡った望月さん(87)、現地の村長宅で食べた味をもとに、もっちりとした皮にニラとひき肉が入った北京風の蒸しギョーザを再現した。
    • 「おかず」ではなく「主食」として提供した。
  • 25年前に初めて店を訪れ、独特のギョーザに出合った藤原さんは「これだ」と直感した。
  • 2年前に突然、望月さんが「作り方を教えるわ」と言い出した。
    • すでに会社を退職していた藤原さんは「ほれ込んだ味を守りたい」一念発起し、ギョーザ作りに乗り出した。
    • 望月さんに”秘伝の業”を教わり、昨年に新たな「懐柔」をオープンさせた。
    • ”再開”の情報は口コミで伝わり、たちまち以前の常連客が訪れるようになった。
2007.11.20
  • 芳川公園前 新た案憩い
  • レストランとベーカリ
  • 芳川公園西側に、フランス料理のシェフが手掛けるカレー、ハンバーグ専門店「田舎の日曜日」と、ケーキやデニッシュパンなどの「ナチュール・サワダ芳川公園店」が開店した。
    • 1つの建物に2店舗が、お互いの持ち味を発信。
    • 以前の店の閉店に伴い2店が進出。
  • 田舎の日曜日:
    • 黒毛和牛100%、手ごねで作るハンバーグ、20数種類のスパイスを調合し、野菜や子牛の骨を煮込んだフォンドボーで仕込みに3日間かけるカレーが自慢。
    • ハンバーグは30食限定。
    • 素材は、松本周辺の無農薬野菜や米などを使用。
  • ナチュール・サワダ:
    • ケーキを常時10種類と、デニッシュやクロワッサン15種類、ホットサンドなど。
    • 店内で食べることもできる。
    • 素材の味や香りを大事にするため、添加物は一切使わず、材料は「最もおいしいと思うもの」を選んでいる。
    • ※2008年閉店
タウン情報
2007.09.05
  • 「ジューシィ農房」 開店1周年
  • 信州産果物ジュース 旬のおいしさ伝えて
  • 店内での「丸かじり販売」も
  • 中町通りで松本市や近隣で生産された果物を使ったジュースを販売している「ジューシィ農房」が、オープン1周年。
    • 信州産果物のおいしさや農業について知ってもらおうと、農薬や農産物を販売する「小林産業」(朝日村)が開設。
  • リンゴは松本市梓川地区などから、スイカは波田町、山形村から、ジュースにする果物は同社と取引する農家から直接運ぶ。
    • 店先では水を入れたバケツでモモやネクタリンなど旬の果物を冷やす。
      • 買ってその場で丸かじりできるのが売り。
  • 「農業は後継者不足などの問題が山積して暗いイメージがある。新しい流通の形でもっと明るくしたい」と出店した。
市民タイムス
野菜 >>目次
2007.06.12
  • 安くて新鮮 地元野菜
  • 島立の夕市始まる
  • 松本市島立の農家の女性たちが運営する「島立やさい夕市」が、歴史の里近くの畑で始まった。
    • キャベツ、トマト、キュウリなど新鮮な野菜10数種類が並ぶ。
    • 11月中旬まで開かれる
    • (8月末までは毎週金・土曜日の午後4時から、9月以降は毎週土曜日の午後3時から)。
市民タイムス
2007.06.01
  • セロリ出荷最盛期
  • 出荷は夏期を除いて11月まで続く。
    • 「今は、軟らかくて食べるのに最適な時期。おいしいよ」
山辺ワイナリー >>目次
2008.06.14
  • 山辺ワイン ネット受注
  • 売り上げ増で販売強化
  • ディズニーシーの飲食店で扱いも
  • 山辺ワイナリーを経営するぶどうの郷山辺は、ワインのインターネット販売を始めた。
    • ワインの売上高が年々微増傾向にあることや、自社製品が東京ディズニーシー(千葉県浦安市)のレストランで扱われ始めたことなどから、需要増を見込み、販売強化に乗り出した。
  • 山辺ワイナリーは2002(平成14)年にオープンし、4銘柄でスタート。
    • 順次、銘柄を増やし、ワイン部門の売上高は、農産物直売やレストランも経営する同社の売り上げ全体の3割を占めるようになった。
  • 白ワインのシャルドネが1月から、東京ディズニーシー内にあるレストラン「マゼランズ」で提供されている。
    • 東京ディズニーシーで国産ワインが扱われるのは初めてで、塩尻市の井筒ワインとともに採用された。
市民タイムス
2008.03.29
  • ぶどうの郷山辺 来客90万人突破
タウン情報
2008.02.07
  • 山辺ブドウを後世に
  • 石碑除幕で発展誓う
市民タイムス
2008.02.05
  • 「発祥」の石碑建立
  • 山辺葡萄の歴史刻む
  • 300年 先人の功績を次代へ
  • ワイナリーで除幕
  • ブドウの産地で知られる入山辺里山辺地区のブドウ栽培の一層の振興を願って、入山辺地区に「山辺葡萄発祥の郷」と刻まれた石碑が建てられた。
    • JA松本ハイランド山辺果樹部会が、江戸時代中期から約300年にわたって続いているとされる「山辺葡萄」の栽培の歴史を後世に残そうと建立した。
  • 「山辺葡萄」を広くアピールするため、年間を通じて観光客が訪れる山辺ワイナリーを建立地に選んだ。
    • 施設の建設時に出てきた4トンほどもある石を石碑に用いた。
    • 脇にブドウ栽培の歴史を刻んだ石碑も建てた。
  • 2006(平成18)年に、入山辺果樹部会と里山辺ぶどう部会が統合され、「山辺果樹部会」が誕生したことを機に、「ともに手を携えていこう」との機運が高まり、建立の話が具体化した。
  • 江戸時代の元禄・宝永(1688-1710)の頃に、甲州ブドウ(山梨)が、山辺村(現、入山辺・里山辺地区)に信州で最も早く入ったことが「山辺葡萄」の由来となった。
  • 同地区のブドウ栽培は、第二次世界大戦中の食料自給統制下の果樹類の伐採や、養蚕業との厳しい競争などを経験したが、昭和30(1955-)年代に新しい栽培技術を導入し、種なし品種「デラウエア」の栽培に取り組んだ。
    • その後、市場価値を高め、昭和40(1965-)年代には栽培面積が100ヘクタールを超えた。
    • 農家の高齢化や後継者不足などで、昭和50(1975-)年代前半を境に減少傾向にあるものの、果樹部会に所属する約400人の大半がブドウ栽培に携わる。
    • 「困難が品質の良い今の山辺ブドウを生んだ。気持ちを全員で新たにし、消費拡大に務めたい」と、部会長(61)。
2007.12.04
  • デラウエアの甘さそのまま
  • 白ワイン発
  • デラウエアを天然凝縮し、高濃度の果汁を発酵・醸造させた極めて甘口の白ワイン「ヴァン・ド・ソレイユ(太陽のワイン)」を新発売した。
    • 初めて試みた製法で、「甘みの強いデラウエアの特徴を最大限引き出すことに成功した」という自信作。
  • 里山辺、入山辺地区で栽培したデラウエアを、ビニールハウス内の麦わらの上で干して乾燥させ、干しぶどうになる一歩手前で濃厚な果汁を搾り出した。
    • 糖度が高いため、発酵に約1カ月かかった。
    • 5月から約半年間、たるで熟成させた。
  • デラウエアは甘みが強いが通常の製法だと味と香りに特徴を出しづらく、フレッシュな仕上がりになる。
    • 琥珀色でブランデーのような香り高さと濃くのある味わいも特徴。
    • 1570円。
市民タイムス
2007.11.16
  • 山辺ワイナリーの軌跡
  • 顧問の木下さん
  • 草創期の記録として刊行
  • 山辺ワイナリーを経営する「ぶどうの郷山辺」顧問の木下さん(76)が、施設の歩みをまとめた『ぶどうの郷山辺ワイナリーの生い立ち』を刊行した。
    • 原料となるブドウの由来から経営状況まで、施設の概要が一冊に凝縮された。
    • 写真をふんだんに使ったことが特徴。
    • 地域活性化の核としてワイナリーの設立に至った背景と経過が時系列で説明され、資料的側面もある。
    • 販売はせず、創業から施設を支えてきた人や市などに寄贈した。
2007.11.15
  • 菅江真澄の足跡を発掘
  • 江戸時代の紀行作家
  • 山辺歴史研究会 地元に和歌の標柱
  • 山辺歴史研究会は、塩尻市洗馬(せば)に1年余り滞在したことがある江戸時代後期の紀行作家・管江真澄(1754-1829)が訪れたとされる里山辺(さとやまべ)入山辺(いりやまべ)の各地に、そこで詠んだ和歌を記した標柱を立てている。
    • 真澄が訪れた年月日も記した木柱で、2本目を立てる。
    • 来年までに計6本を立てる予定で、「偉大な人物の足跡を形に残し、歴史を後世に語り継ぎたい」と研究会。
  • 入山辺の山辺ワイナリー敷地内に2本目を立てる。
    • 高さ約2メートル、14センチ四方の木柱に「治れる御世にひかれて霧原の駒もみつぎを奉るらし」と記した。
    • 真澄が1784(天明4)年6月30日の昼時、霧原(現・桐原)で一休みしていたときに、年貢を背負わされた馬が通り過ぎていく情景を詠んだ歌。
  • 1本目の標柱は10月下旬、真澄が訪れた里山辺の須々岐水(すすきがわ)神社境内に立てられた。
  • 生涯を旅に過ごした真澄は日記、地誌、随筆、図絵集など200冊に及ぶ著書を残した。
    • 天明3年5月から6月まで、本洗馬(現・塩尻市洗馬)に滞在した。
    • 本洗馬をたち、越後(新潟)に向かう途中、里山辺と入山辺に立ち寄ったことが、日記『来目路の橋』から分かる。
    • 参考→本洗馬歴史の里資料館(塩尻市)
2007.09.15
  • ワインに”変身中”
  • 山辺で仕込み
  • 新酒のワインの仕込みが始まった。
    • 地元のブドウ農家から持ち込まれたナイヤガラを機械で搾り、果汁をタンクに詰めた。
    • 1カ月ほどかけて発酵させ、瓶に詰める。
    • 仕込み作業はメルローや巨峰なども含めて10月初めまで続く。
    • 新酒のワインは11月上旬ころから楽しめる。
2007.06.17
  • ワインブドウ自社栽培
  • 欧州系品種を安定確保
  • ワイン醸造・販売施設などを運営する株式会社「ぶどうの郷(さと)山辺」は、ワイン用ブドウの自社栽培に乗り出した。
    • 株式会社の農業参入は2005(平成17)年の農業経営基盤強化促進法などの改正で解禁された。
    • 法改正後の県内での参入は2番目。
  • これまで、地元農家でつくる「山辺ワイナリー原料出荷組合」や松本ハイランド農協出身の農業生産法人「アグリランド松本」などから原料を調達してきた。
    • このうち、欧州系品種の主力シャルドネや約40アールで栽培。
    • 人気がある一方で栽培が難しく、昨年度は収穫直前に雨が降った影響で不作。
    • このため、同社は借りた遊休農地のうち36アールにシャルドネの苗木を植えた。
  • 「うちの原料はすべて地元産。それは強みであり弱み」と社長。
    • 販売面では魅力だが、悪天候などでブドウ産地が痛手を受けると、ワインの減産に直結する。
    • 産地の入山辺里山辺地区は高齢化が進み、農家の減少も悩み。
    • 「10万本を安定して生産するには、自社で農地を持つしかない」という。
2007.06.16
  • 甘さ濃厚 デザートワイン
  • 山辺ワイナリーで瓶詰め
  • ブドウの果汁を濃縮して発酵させた「デザートワイン」の瓶詰め作業が始まった。
    • 昨年までのナイヤガラと巨峰に加え、今年は新たに渋みのあるメルローのデザートワインづくりにも挑戦し、このほど長野県原産地呼称ワインに認定された。
    • 「原料にメルローを使っている醸造所は珍しい。県内では山辺ワイナリーだけではないか」と、県農業政策課。
  • デザートワインは、ブドウの果実や果汁を凍らせ、そこから水分を取り除いて抽出した果汁エキスだけを4カ月ほどかけて醸造した甘みの強い濃厚なワイン。
    • 欧米では「アイスワイン」とも呼ばれている。
  • 「ケーキやアイスクリームによく合うので、女性に気に入ってもらえると思う」と、支配人。
    • 2520円
市民タイムス
ワイン >>目次
2007.09.06
  • 元気!松本平のワイン
  • 自社栽培 研修、受賞 実績と挑戦
  • 自ら原料ブドウの栽培に乗り出したり、醸造責任者が本場フランスに研修に行くなど、レベルアップに積極的。
    • 一方、「赤ワイン」産地として知られる塩尻が、国産ワインコンクールで白ワインも金賞を受けるなど、銘醸地としての地盤が固まっている。
  • 山辺ワイナリー(松本市)は今年から、ワイン用の自社栽培を始めた。
    • 後発の同社だが、生産量は醸造を始めた2002(平成14)年度から4割増。
    • 自社畑では主に欧州系白ブドウ「シャルドネ」などを育て、天候による不作リスクや農家の減少に備え、高品質を目指す。
    • 2005(平成17)年の法改正後、株式会社の農業参入は県内で2番目。
  • あづみアップル(安曇野市)の醸造責任者2人は、初めてフランスへの研修旅行に参加した。
    • 県産ワインの品質向上、普及に取り組むマスターソムリエ高野さん(長野市)が主催し、8人がシャンパーニュやボルドーなど8カ所の醸造所を巡った。
    • 世界的に有名な「シャトー・ラトゥール」などの栽培、醸造を間近で見て「自分の醸造が本場と違わない確かめられた。ブドウ造りのこだわり、今後取り入れたい醸造方法なども参考になった」と、ワイン造り14年目の内方さん。
  • 国産ワインの品質と認知度向上に開く「第5回国際ワインコンクール」(山梨県甲府市)。
    • 13部門に全国94ワイナリーが計575点を出点。
    • 金賞10点のうち3点が塩尻市内のメーカーで、そのうち2点が初めて白ワインでの受賞となった。
    • 受賞したのは、井筒ワインの「NACシャルドネ樽熟2006」、サントリー塩尻ワイナリーの「塩尻 信州シャルドネ2005」。
    • 「メルロー同様、欧州系高級ブドウがこの土地に合っていると証明された。さらに力を入れたい」と、井筒ワイン#e0c1ffの社長。
    • 赤ワインでは林農園の「桔梗ヶ原メルロ2004東畑」が、部門の最高賞に。
      • 「メルロー」産地として、貫祿を見せた。
タウン情報