東京都全体・広域の記事  (最終更新:2009.05.03)
多摩地域
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多摩地域
未記入は朝日新聞
2009.05.03
  • 多摩26市町 緑減る
  • 町田、マイナス9.7ポイント
  • 90年・06年比較
2009.04.30
  • 玉川上水の表情 写真に
  • 荒々しい土壁・大木−
  • 三鷹で展示
アサヒタウンズ
2009.03.26
  • 武蔵野台地を形成した要因
  • 多摩あれこれQ&A
2009.03.25
  • 40人超 都外無届け施設へ
  • 多摩地域の生活保護受給者
  • 「近くに受け皿ない」
  • 設備の確認手回らず
  • 入所実態は把握困難
2009.03.11
  • 東京多摩いのちの電話、活動25年目
  • 悩み、聴き続けるよ
  • 自殺志向、10年で3倍
  • 引退しても、寄付で後押し
  • みみずくの会 菓子を販売、運営資金に
2009.03.10
  • 1月の路上生活者 多摩地区は110人に
2009.02.19
  • 野良猫 捕獲か共存か
  • 餌やり禁止署名 地域で不妊・去勢
  • 自治会、割れる対応
  • 地域猫の活動を立川市が支援へ
  • 各地で深刻化 三鷹では訴訟
2008.12.16
  • 多摩・島嶼部の死因不明死体
  • 解剖率、昨年倍増
  • パロマ事故が機
2008.11.20
  • 信用組合の設立
  • 多摩あれこれQ&A
アサヒタウンズ
2008.08.30
  • 多摩地域なお警戒
  • 豪雨 浸水170棟超 倒壊も
2008.08.10
  • 多摩ニュータウン松枯れ拡大
  • 「広域対策を」
  • 八王子市・多摩市・稲城市・町田市
2008.08.01
  • 教諭のUSBメモリー盗難
  • 多摩地区で被害続く
2008.05.01
2007.11.03
  • 地域から発信26年
  • 多摩5市のタウン誌くろすとーく
  • 厳しい財政乗り越え300号
2007.09.15
  • 「普通の市民」の声 聞こえる
  • 広がる「無作為選出市民討論会
  • 身近な問題話し合い 市政に反映
  • 多摩 16歳から89歳 「現役世代」も多数
2007.08.29
  • 多摩に大型店続々
  • 背景は 広大な用地/消費意欲も旺盛
2007.07.18
  • 合併には慎重論
  • 多摩地域の9市 立川でサミット
  • 広域連携の推進案示す
2007.04.13
  • 行政が後押し、ガイド本次々
  • 多摩地域を紹介、この春各社から
2007.03.22
  • 「居心地のよい本屋さん」を目指す
  • 多摩に暮らす
  • オリオン書房社長
アサヒタウンズ
2007.03.14
  • 「中央線の詩」撮影苦労話を紹介
2007.03.13
  • 財政・議会を監視
  • 市民の目
  • 07統一選@東京・民意と自治
2007.02.18
  • 人里で生息域拡大
  • ニホンザル・シカ・ハクビシン・・・
  • 16種類確認、食害も
2007.01.04
  • 新春商戦、多摩の陣
  • 郊外VS.駅前、ともに好調
2006.11.05
  • 写真集で描く、武蔵野の讃歌
  • 世界の子どもたちの多彩な表情を写した作品で知られる写真家の田沼武能(たけよし)さん(77)が、キャリアの原点ともいえる武蔵野の自然を題材に32年ぶりの写真集『武蔵野讃歌』を出版した。
    • 失われつつある手つかずの自然を丁寧に切りとった「小さな武蔵野」がつまっている。
  • 浅草(東京都台東区)生まれの田沼さんにとって、武蔵野という言葉にはロマンの響きがある。
    • 「人間くさい野武士の文化というか、地味な自然の中で、より人間の生き様が見えるような気がしてね」。
      • 写真家になってからはライフワークとして、武蔵野の自然、素朴な人々を撮り続けた。
    • アメリカのタイム・ライフ社など海外の有力メディアの契約写真家として世界を飛び回る日々。
      • 長く海外にいると、武蔵野への憧憬(しょうけい)はいっそう強まったという。
      • 1974(昭和49)年、初めての写真集「武蔵野」を出版した。
    • 1992(平成4)年、日本の自然が懐かしくて、久しぶりに武蔵野に向かった。
      • 田んぼも林もなくなっていた。
      • マンションや高圧線が無遠慮に視界を阻む。
      • 残った数少ない雑木林は「撮影スポット」となり三脚が並んでいた。
      • 「それも時代の流れ、仕方がない。でも探せば、武蔵野の面影は散在している」
2006.06.25
  • 「土葬」が消える頃
  • 風景激変と歩を同じく
  • 1971(昭和46)年
  • 泉麻人の東京版博物館
  • 1971(昭和46)年6月6日付
    • カネを打ち鳴らしつつ、しめやかに野辺送りする昔ながらの葬式が、いよいよ都内から姿を消そうとしている。
      • 土葬の風習が残る多摩地区の4市がそろって全面禁止の態度をきめ、住民との話し合いにはいるためだ。
      • このほか、土葬は奥多摩、檜原などの一部町村にも残っているが、火葬への切替えで問題になってきたのは、既設の火葬場がどこも手一杯なこと。
      • 新設しようにも、喜んで受け入れる土地がない。
      • 火葬場新設プランを持たない多摩ニュータウンにしても「保育所つくって、ホトケを忘れている」と、批判の声がきかれる。
    • 「市部では、清瀬、東久留米、東大和、武蔵村山だけで伝統的な土葬が行われており、この地域でも住民が納得すれば、都に禁止地域の適用を申請する」と記事にある。
      • 写真は武蔵村山市で催された”最後の土葬”の光景のようだが、角のある動物のようなものを象った飾り物が印象的。
  • 東大和、武蔵村山市地区における土葬のしきたりが解説されている。
    • 飛脚
      • 死者があると、集落の世話役が二人一組になって親戚、知人へ通知に走る。
      • これを「沙汰に行く」という。
    • 穴番
      • 集落には「穴堀り帳」が備えてあり、その順番で葬儀の役割が決まる。
      • 穴番(5〜6人)は葬儀の中心人物。
      • 葬式当日、「穴番」の人たちは早朝、葬家へ出向き、親族なみの待遇で朝食などの接待を受け、そのあと棺を埋める穴を堀りに墓地へ行く。
    • 出棺
      • 坊さんの読経なかばに「寄せ鐘」がたたかれ、人々が野辺送りに集まる。
      • ついで、出棺近いことを知らせる二番鐘、最後に三番鐘が鳴って、いよいよ出棺。
    • 葬列
      • 棺をかつぐのも穴番の人たち。
      • もっともいまでは棺をリヤカーに乗せるところが増えた。
      • 先頭に麦わらで作ったタイマツ、次いで僧侶、位牌、鐘、さらに、霊を鎮めるための五色の旗が4本、お膳、花輪の列が続いて、その後から棺、参列者が歩く。
      • 墓地までの辻辻にはロウソクが立てられる。
      • 先頭から棺をかつぐ人まで、わらじをはいて、野辺送りの行列は行く。
  • 土葬の廃止については、衛生面の問題もあろうが、「わらじを作れる人がいなくなった」「穴番の意味を理解しない住人が増えた」などの事情があげられている。
  • 多摩ニュータウンの第1次入居が始まったのがこの年。
    • 多摩地区の生活風景も激変していた時期。
    • 新しい団地に入ってきた人たちにとって、「穴番」の任務などが億劫なのはよくわかる。
  • 1971(昭和46)年の初夏の頃は、中山律子らのスターを輩出してボウリングが大ブーム、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」が巷に流れ、多摩より少し都心よりの練馬や杉並では”謎の光化学スモッグ”の被害が深刻だった。
    • 塩月弥栄子の『冠婚葬祭入門』がベストセラーになったのが前年。
  • 葬儀からも”死”のニオイが消え、表面的なマナーの方が優先されるようになってきた、ということなのだろう。
観光 >>戻る
@
2010.12.01
  • 御朱印帳を手に楽しく寺社巡り
  • 立川の出版社がガイドブック
  • 多摩の50カ所紹介
  • けやき出版の『御朱印帳付き多摩の寺社めぐり』
  • 御朱印集めは若い女性の間でブームになっている。
  • 記念スタンプと勘違いして、御朱印だけもらって参拝せずに帰る客もいる。
2009.03.19
  • 桜 すぐそこまで
  • 桜の花あり市民が選んだ88名所 「多摩川 夢の桜街道」
2009.02.12
  • 太宰ら文学者ゆかりの地を巡る
  • 玉川上水緑道
アサヒタウンズ
2009.01.24
  • ご当地 切手に
  • 自治体「低コストのPR」 郵便局「地域密着の商品」
  • 多摩地区の名所・祭りも
  • 昨春以降、都内で17種
2009.01.22
  • 「武蔵野夫人」の舞台を訪ねて
  • 野川上流域
アサヒタウンズ
2008.04.23
  • 科学衛星を紹介
  • 天文4館ラリー
  • (国立天文台(三鷹市)・サイエンスドーム八王子・東大和市立郷土博物館・府中市郷土の森博物館)
2007.10.23
  • 市民参加、パワーアップ
  • 多摩地域のタウン誌多摩ら・び
  • 地元密着で差別化
2007.10.23
  • るるぶ」も相次ぎ新刊
  • 「青梅・あきる野・福生・羽村」「立川・国立・府中・国分寺」
2007.01.25
  • 雪景色をデジカメで撮るなら・・・
  • 日が差し始めて30分が勝負、お薦めは奥多摩むかしみち(奥多摩町)
アサヒタウンズ
2006.09.21
  • 宇宙の彼方、臨場感のある映像
  • プラネタリウム
  • 府中郷土の森博物館プラネタリウム(府中市)
    • 日本最大級で本物の空と思えるほど広い直径23メートルの平床式ドーム。
    • 1万2000個の星や惑星が映し出され、満点の星の真下にいる感覚。
    • 400円
    • 郷土の森博物館
  • 多摩六都科学館(西東京市)
    • 傾斜型の直径27.5メートル。
    • 展示室券込み1000円
    • 式HP→多摩六都科学館
  • 東大和市立郷土博物館
  • サイエンスドーム八王子(八王子市)
  • ベネッセ・スター・ドーム(多摩市)
  • 東急まちだスターホール(町田市)
    • 600円
    • (2008(平成20)年閉館)
  • 青梅市教育センター
  • 羽村市中央児童館
2006.07.27
  • オープンガーデンの輪、西多摩から広まる兆し
  • 個人の庭見学会がにわかに人気を呼んでいる。
    • 4月はアメリカからガーデンツアーの一行が来日、西多摩地区の個人の家の庭を見学した。
    • 日野市では春のガーデンコンテスト受賞者たちが互いの庭を訪問し合い、それぞれの庭造りに生かしていこうと話し合っている。
    • こうした動きに園芸関係者は”東京のオープンガーデンの輪が広がってきた”と期待している。
  • 数年前からツアーを組んでいるのはNPO日本公開庭園機構の代表・佐藤さん。
    • 5年前から世田谷区、埼玉、長野県などで数軒の個人庭園を訪ねる会を開いている。
    • 「西多摩も訪ねたい」という声に応えて企画し、福生市、青梅市、瑞穂町などをめぐった。
  • アメリカの一行が京都など神社仏閣の日本庭園を見学して東京にやってきた折りにも西多摩地区の個人庭園を回った。
    • 「立川市の造園家の家では住宅と庭と植木畑がコンパクトに一体化している光景がアメリカ人にはユニークらしく、盛んにカメラを向けていました」と佐藤さん。
2003.12.26
  • わがまちを売り出せ 新選組
  • 2004(平成16)年、調布市と日野市が「新選組」に燃えている。
    • 徳川幕府末期に現れた「新選組」の中心は、多摩の農家の出身者だった。
    • 特に調布市は、局長・近藤勇を、日野市は、副長・土方歳三を生んだ地でもある。
  • NHK大河ドラマ「新選組!」が、自分の町をアピールする千載一遇のチャンスになると、両市とも新選組担当の部署を置き、市長も自ら先頭に立ち、様々な取り組みを見せている。
    • 調布市長は「近藤は、類まれなリーダーシップと冷静な分析能力を持った人物。見習いたい」。
    • 日野市長は曾祖父が新選組の前身の浪士隊だったこともあり、新選組に人一倍関心が強い。
      • 「新選組は明治新政府の下では賊軍。まちおこしの材料にしにくい雰囲気もあったのですが、大河ドラマがそれを払拭してくれました」
  • 新選組関連事業にかける年間予算は、調布市が3億5000万円、日野市が3億円。
    • 大河ドラマ放映をきっかけに、「調布はもちろん多摩地域全体のまちおこしにつなげたい」(調布市長)、「地元にすてきな人たちがいたと、胸を張って日野市民は大きく羽ばたいて欲しい」(日野市長)。
    • 郷土が生んだ新選組に、”平成のまちおこし”をかけている。
  • まちおこし好機到来、多彩な動き
  • 新選組
  • 大河ドラマ館
    • 調布市と日野市が開催する「ちょうふ新選組フェスタ」と「新選組フェスタin日野」の2カ所に大河ドラマ「新選組!」にふれられる「大河ドラマ館」が登場する。
  • 旧佐藤彦五郎邸(日野市)
    • 日野駅南口から徒歩10分、甲州街道に面して旧名主の佐藤彦五郎邸。
      • 1836(天保13)年、家督を継いだ彦五郎は、長屋門の一角に道場を設け、自衛のために剣術に励んだ。
      • 近藤や土方、井上源三郎、沖田荘司(そうじ)らもここで天然理心流の腕を磨いた。
    • 京都で新選組として活躍した彼らを、彦五郎は物心両面から支えた。
      • 特に土方は、姉の夫であった彦五郎を募った。
      • 函館で最期を遂げた土方の形見の写真を受け取ったのも彦五郎だった。
      • 佐藤家には、新選組隊士からの手紙や写真など、膨大な資料が所蔵されている。
      • 16代目にあたる佐藤福子さん(47)は、大河ドラマ放映が決まったあと、マスコミ攻勢で疲れ気味。
    • 旧佐藤邸は、そば処「日野館」だったが、大河ドラマをきっかけに日野市では旧佐藤邸を有形文化財に指定。
      • 「新選組フェスタ」の期間中、「日野宿本陣跡」として一般公開する。
  • からくり屋敷(調布市)
    • 調布市では大河ドラマに合わせて、市内の名所旧跡を紹介するイベント「ちょうふ新選組フェスタ」を、都立神代植物公園で開く。
    • 「大河ドラマ館」と並ぶメーン施設が「新選組からくり屋敷」。
    • 屋敷内は、幕末当時の雰囲気そのままに再現される。
    • 映画「新選組血風録」などを制作した角川大映、にっかつ撮影所、大河ドラマに小道具を提供している高津装飾(すべて調布市)が全面協力して開設する。
  • 井上源三郎資料館(日野市)
    • 井上源三郎は、日野出身の新選組六番隊長。
    • 同郷の土方歳三の相談役でもあった。
    • 源三郎から5代目の子孫にあたる井上さん(49)は、源三郎の生家があった所に住んでいる。
    • 先祖に光を当てたいと、自宅の土蔵を改装して「井上源三郎資料館」をオープンする。
    • 源三郎は、近藤勇らと終始行動をともにし、鳥羽・伏見の戦いで討ち死にした。
    • その兄・松五郎は八王子千人同心だった。
  • 土方歳三資料館(日野市)
    • 開館10周年を迎える土方歳三資料館は、歳三の生家(区画整理で建て替えられ、当時のものではない)の1室を資料館として公開している。
    • 昨年12月初め、大河ドラマ「新選組!」で土方役の山本耕史さんが資料館を見学に来た。
  • 近藤勇にリーダーの資質 生家10代目 宮川さん語る
    • 近藤勇は、調布市の豪農・宮川家に生まれ、剣の腕を見込まれて、天然理心流・近藤周介の養子となった。
    • その生家・宮川家10代目当主、宮川豊治さん(78)。
    • 新選組関連の取材の対応に忙しい毎日を送っている。
経済 >>戻る
2009.02.28
  • 不況 多摩の自治体悲鳴
  • 市税の減少顕著
  • 貯金崩し・借金頼り
  • 財政力ある市でさえ
  • 「場当たり的では厳しさ表れる」
2009.02.18
  • 多摩の景況 一層悪化
  • 半導体産業に波及
  • 先月35件倒産 前年上回る
  • 受注減で四苦八苦
2009.01.11
  • 昨年の倒産353件
  • 負債総額 前年の2倍超す
2007.12.12
  • 国保(国民健康保険) 15自治体値上げも
  • 多摩30市町村 財政アンケート
  • 下水道も11自治体で
多摩地域の食 >>戻る
2008.08.21
  • 「多摩の逸品」8品が決まる−多摩信金開催の地元企業商談会で
  • ぬれせんべい:東洋米菓(株)(つつじや)青梅市
  • 多摩の地味噌チャーシュー:(株)グリーンベル 府中市
  • 高尾ポテト:ファニーフェローズ 八王子市
  • 彩郷(うずら円熟卵):(株)モトキ 埼玉県所沢市
立川経済新聞
2007.12.25
  • 東京牛乳」搾りたて
  • 多摩地域の乳牛から翌日店頭に
  • 新鮮・濃厚さ好評
  • 飼料高騰で酪農家は苦戦
2007.12.19
  • 卓上暦「顔」は野菜
  • 多摩産材で森林保全呼びかけ3年目
  • たまおこしの会
  • 地元産100選へ取り組み
2006.12.24
  • 日本茶手もみ、東京勢技あり
  • 瑞穂・青梅の若手農家、全国最優秀
  • 努力実り、味や香り満点
  • 日本茶の手もみの技を競う「第10回全国手もみ製茶技術競技大会」で、東京都内から唯一出場した「東京狭山茶手もみ保存会」が、茶どころ静岡などの強豪チームを抑え、最優秀賞に輝いた。
    • 優勝メンバーは、瑞穂町と青梅市の狭山茶農家で、30代の若手が中心。
    • 手もみの伝統を消すまいと、1996(平成8)年に結成された保存会が地道に練習を重ねてきた成果が実った。
  • 大会は静岡県静岡市葵区の静岡茶市場で開かれた。
    • 静岡、福岡、京都、埼玉など茶どころで知られる12都府県、計24チームが出場した。
    • 競技内容は、新芽3キロを、1チーム3人が5時間以内に製茶するというもの。
    • 各チームは、和紙が敷かれた1畳ほどの大きさのホイロと呼ばれる台の上に新芽を乗せ、下にあるガスコンロで温めながら、ゆっくり乾燥させる。
    • 競技開始から約3時間でようやく茶の形になり始め、終了間際、針のように細くピンと伸びた、長さ4〜5センチの茶が完成する。
    • 審査は形、味、香りなど5項目で行われたが、保存会はすべてで満点だった。
  • 瑞穂町や青梅市、武蔵村山市一帯は、明治期から茶の栽培が広まった。
    • 東京都によると、都内の荒茶生産量は年約90トン。
    • 作付面積では全国の0.5%程度だという。
  • 保存会は、機械による製茶が主流の中、手もみ茶の良さを残そうと、この地域の茶業後継者で結成。
    • 若手を中心とした15人が、町内の道場で手もみ技術を練習する。
    • 地元の小学生らの体験授業にも協力している。
    • 関連HP→東京狭山茶手もみ保存会
2006.11.30
  • おれたちの牛乳ができた
  • 多摩酪農家発、東京牛乳
  • 私が選んだ一品
  • 多摩地域の酪農家の生乳だけでつくられた「東京牛乳」。
    • 東京都酪農協同組合と酪農家、日の出町に工場を持つ協同乳業が、約1年がかりで共同開発した産地指定牛乳。
    • 1日5千本が限定生産。
  • 現在、多摩地域の酪農家は約80戸。
    • 多くが住宅地や道路が迫るなど、都市化の中で牛を飼育している。
    • 東京牛乳の生産に参加しているのは、八王子市、町田市、あきる野市、立川市、青梅市、瑞穂町、日の出町などの50戸。
    • ホルスタインなど約1600頭の乳牛を飼っている。
  • 「今までは生乳を出荷しても、ほかの地域のものと混ざって、どこに行ったか分からなかった。うち1軒でミルクプラントを持つほどの生産量もない。だから、自分たちの牛乳という意識が持てる牛乳が出来たことがうれしい」と52頭のホルスタインを飼う、あきる野市の前田牧場の前田さん(33)。
  • 多摩地域は、飼育頭数が少なく、小規模の酪農家がほとんど。
    • 牛の世話が行き届き、健康管理にも気を使っている。
    • 無理な搾乳もしないから、質の高い生乳が採れる。
    • こうした身元のはっきり分かる生乳だけで作られている。
  • ここ5年間に多摩の酪農家は、経営者の高齢化や都市化の波、糞尿処理に関する法律改正などで50戸近くがやめた。
    • そんな逆風の中でがんばろう、という酪農家の心意気が伝わる。
アサヒタウンズ
多摩・武蔵野検定 >>戻る 公式HP→多摩・武蔵野検定
2008.08.07
  • 「地域を知って魅力を再発見しませんか」
アサヒタウンズ
2008.04.18
  • タマケン受検で多摩の魅力発見
  • 歴史や文化、何点とれる?
  • 地域活性化に
2007.02.10
  • 「タマケン」気楽に挑戦を
  • 多摩・武蔵野の知識問い来月初実施
多摩の水 >>戻る
2007.05.13
  • 水質調査 広がる輪
  • 多摩の市民活動 全国へ
  • 来月一斉6500地点
  • 身近な水辺に関心
2006.11.02
  • 集団小規模、募る危機感
  • 山椒魚の里
  • 多摩水と人と
  • 首都大学東京(八王子市)で助手を務める草野さん(54)は大学院生のころから、トウキョウサンショウウオの研究に取り組んできた。
    • 草野さんのコンピューター解析によると、トウキョウサンショウウオが、50年後に生息しているためには、最低でも一つの集団に約100匹のメスがいる必要があるという。
  • 「開発で生息地が分断されてきた結果、大半の集団が小さな規模になってしまった。メスが集団の中に10匹ほどしかいない。絶滅を免れるために必要と考える約100匹に到底及ばない。このままでは、遠からず消えてしまう可能性が高い」
    • それだけに、都内で初めて「里山保全地域」に指定され、市民が保全に取り組む、あきる野市の横沢入(よこさわいり)地区への期待は大きい。
  • 「トウキョウサンショウウオは、人間では分からない微妙な環境の変化に敏感なんです。逆に、姿がある限りその水辺は安心できる。『清らかな水辺のシンボル』と言われるゆえんです」
2006.09.16
  • 届けるプロ意識伝承
  • 夢架けた水
  • 多摩水と人と
  • 自慢の高度浄水処理で磨き上げた「おいしい水道水」を安全に、確実に家庭に届ける。
    • 東京都水道局は、老朽化した管を積極的に取り換える「K0(ケイゼロ)プロジェクト」に、とりわけ力を注ぐ。
  • 阪神大震災を機に、水道管に対する見方や関心度は大きく変わった。
    • インフラの要とも言える水道管。
    • 激震で、継ぎ手の部分が抜けてしまう管が続出した。
    • 「最新型」は、強い地震の揺れを想定して継ぎ手部分が伸縮する。
    • はめ込み式のため、速やかな復旧が可能と言える。
  • 都水道局が直面する課題の一つに、水道を守っていくための技術の伝承がある。
    • 「大地震が発生した際、招集連絡がなくても職員が駆け付ける−そうしたプロ意識を引き継がなければ」と。
  • 都水道局が実施した「お客様満足度調査」の速報がこのほど示された。
    • 3年前の調査で、飲み水としての水道水に対して5割もあった「不満」の回答が、3割余まで減っていた。
2006.09.15
  • 水質変化、データで実証
  • 東京都水道局が取り組む「安全でおいしい水プロジェクト。
    • 目標に、国の水質基準より厳しい残留塩素量を掲げる。
  • 多摩地域の大小約60の各浄水場は、高いハードルを何とか飛び越そうと奮闘を続けている。
    • この夏、多摩地域での目標達成率は80%を上回った。
    • 広範囲の水質を均等に保たなければならないのが多摩地域の宿命。
    • 3年前、多摩地域78カ所の測定地点に水質を自動的に測る機器が設置された。
  • 格段に向上した測定環境と水質向上をどう結びつけるか。
    • 「夏は塩素の減りが大きく、冬は少ない」
    • 水質向上の要ともいえる都水道局の多摩改革推進本部(立川市)技術指導課の坂井さん(60)は、従来、:経験則で語られがちだった水質変化を正確なデータをもとに実証しようと試みた。
    • 水道局のプロジェクトが掲げられたのは、そんな矢先だった。
    • 坂井さんは追い風をきっちり受け止め走り出した。
2006.09.14
  • 高品質へ独自の基準
  • 東京の水道水は、50項目に及ぶ国の水質基準をクリア、「おいしくない水」のレッテルをはがした。
    • 都水道局施設計画課長の牧田さん(49)らはあえて国よりも厳しい都独自の目標を定めた。
  • 水道水のおいしさを左右する大きな要因は消毒用の塩素。
    • 最低限の量を守りながら、塩素量をできるだけ抑えようというのが都の新たな目標。
  • 塩素とアンモニアが結びつき、カルキ臭など不快なにおいの元となる「トリクロラミン」という物質の量も、都独自の数値目標に掲げるよう訴えた。
    • 国を含め、他の自治体にはない試みだった。
  • 水質をすべてわずかな範囲内に収める。
    • 名刀をさらに研ぎ澄ますような提案。
2006.09.13
  • 目指すは「がぶ飲み」
  • 東京都水道局調査課長の宇井さん(50)は夏になると、決まって思い出す光景がある。
    • 「子どものころ、照りつける日差しの下で水道の蛇口から水をがぶ飲みしたなあ」
  • 宇井さんは今、都水道局が取り組む「安全でおいしい水プロジェクト」の事務局長を担う。
    • 3年前に実施した「お客様満足度調査結果」
    • 飲み水として、水道水に「不満」と回答した人が5割に達した。
    • 理由を「おいしくないから」と答えた人が8割近い。
    • その4年前に実施した調査では、「不満」は約4割だった。
    • 「水道離れ」の加速ぶりに局の幹部は愕然とした。
  • 2004(平成16)年、「水道週間に合わせてプロジェクトはスタート。
    • 「東京の水道水はまずい」というレッテルをどうはがすか。
    • 高度浄水処理という最新技術を広くPR。
    • ペットボトルに詰めて「東京水」として、都庁内の売店やJR東京駅の「東京みやげセンター」に置き、1本100円で売り出した。
  • 都内の住宅には、当たり前のように浄水器がついている。
    • 調布市の宇井家もそうだ。
    • 昨年まで水道局以外の職場にいた宇井さんは、調査課長に着任した晩、自宅の台所で浄水器を通さず水道水を直接飲んでみた。
    • 「悪くないな」と思った。
  • この夏、都水道局は各教育委員会を通じ、学校への「直接給水方式」の呼びかけを始めた。
    • 現在、多くの学校では、いったん貯水槽にためた水を使っている。
    • 「直結」にすれば、蛇口からより新鮮な水が出る。
    • 「水道水がぶ飲みの復活」を目指したプロジェクトの施策のひとつ。
2006.09.12
  • 「博士と名人」潤す味
  • 夢架けた水
  • 多摩水と人と
  • 東京の水道水のおいしさと品質の高さを、ぜひ知ってもらおう−。
    • 東京都水道局は2年前、水道水をペットボトルに詰めて売り出した。
    • 現在のラベルには、その名も「世界に誇る 東京水」とある。
    • 都庁内や上野公園内の売店などで売られている。
    • 従来の浄化方法に、オゾンと生物活性炭という新たな処理方法を組み入れた「高度浄水処理」が生み出した、いわばハイテクの水。
  • 「水博士」こと小島さん(90)は、農学博士で、玉川浄水管理事務所長を務めた。
    • 玉川浄水場で水質検査を担当した前田さん(75)は、その熱心な仕事ぶりから「きき水名人」と呼ばれた。
  • 東京五輪を数年後に控えた1960(昭和35)年代初め、2人が勤務していた玉川浄水場には、苦情が相次いだ。
    • 「水がまずい」「薬臭くて飲めない」
      • 原因は多摩川の汚濁だった。
    • 1960(昭和35)年代、多摩地域の人口増とともに、生活雑排水やし尿などが川に流れ込んだ。
      • 水質の指標となる生物化学的酸素要求量(BOD)は20倍に跳ね上がり、取水口には洗剤の泡が人の背丈ほどに沸き立った。
    • 「こんな汚れた水を水道水にしているのは世界中どこにもない」。
      • 小島さんは悩んだ。
      • アンモニアを消すため、その量の10倍もの塩素を加えた。
      • アンモニアと塩素が結合、嫌なにおいを出す元となった。
  • 研究を続けた小島さんは微生物と活性炭、オゾンによる浄化方法にたどりついた。
    • 都水道局は1970(昭和45)年、玉川浄水場での浄化処理を停止したが、小島さんの研究成果は現在の高度浄水処理技術につながっていった。
2003.05.15
  • 多摩は名湧水の宝庫
  • 都内に717カ所ある湧水のうち、多摩地域には427カ所の湧水がある(2000(平成12)年度、東京都環境局調べ)。
    • 都は湧水への関心を高め、その保護と回復をはかるために、今年「東京の名湧水」57選を選定。
      • 多摩地域からは38カ所が指定された。
    • 一方で河川改修や宅地、道路開発で岐路に立たされている湧水も少なくない。
      • 都の調査では、1995(平成7)年に比べ、都全体で70カ所が消失したという。
  • 湧水を歩くイベントで案内役を務める大谷さんに、多摩の湧水について聞いた
    • 多摩の湧水の特徴
      • 水量が豊富で、丘陵地帯の谷戸(谷間)にたくさん湧水ポイントがあった。
      • 昔から酒蔵や豆腐屋さんが利用していた、生活に密着した湧水。
        • 現在は生水のままで飲むことはお勧めできないが、ポリタンクでくみに来る人もいる。
      • しかし、宅地と道路の開発、河川改修などで、失われつつあるのが現状。
    • 湧水は危機的な状況にある、ということか
      • 地中の「水の道」は長い距離でつながっているので、水が湧いている場所だけを保全しても、離れた地点に工事などの手を入れた影響で、枯れてしまうこともある。
    • 湧水を歩くイベントで案内役を多く務めているが
      • 実際に自然の中を歩いてみることは大事。
      • 湧水の周りにはザリガニやシマアメンボなどの生き物がたくさんいる。
      • 水の大切さはいっぺんには分からないかもしれないけれど、周辺の植物に触ってみるなど、目線を変えて好奇心を持って歩くことで、水の大切さを理解するきっかけになると思う。
    • 東京の名湧水に多摩から38カ所が選ばれたが
      • 都が選定したが、まだ区市町村に認知されているとは言い難い状況。
      • これをきっかけに、湧水に関心を持ってもらえるよう、行政や学校の総合学習で取り組んでもらいたい。
      • 生き物が住みやすい環境は人間にとってもいい環境である。