宗教・仏教
権現 ごんげん
  • 菩薩が、衆生の救済のために神などの仮の姿をとって現れること。
  • 神仏習合がすすみ、本地垂迹思想がおこると、神々は菩薩権化と考えられるようになり、11世紀の始めから(平安時代中期)神を権現号で呼ぶようになった。
    • 春日(かすが)権現、熊野大権現、山王権現、蔵王権現、箱根権現、東照大権現などがその例。
  • 明治維新神仏分離で権現号は廃されたが、通称として生き続けている。
  • 参考:エンカルタ2007
子の権現(埼玉県飯能市)

2010/5/8
2010.05.25

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