宗教
ほとけ
  • (ぶつ)仏陀(ぶっだ)の日本語名。
  • 仏はサンスクリットでもパーリ語(インドの古語)でもブッダで、もとは「目ざめた者」「さとった者」を意味した。
    • それが日本で「ほとけ」となった由来には諸説がある。
      • 説1
        • 中国で「浮屠」(ふと)と音写され、それに「家」をつけて「浮屠家」といったものが輸入されて「ほとけ」となった。
      • 説2
        • 仏教伝来と熱病の流行が重なったため、熱を発するものという「ほとほりけ」という言葉がもとになったとする説。
    • 諸説があるため、親鸞は「ほとけ」といわず「ぶつ」と呼んだ方がよいと教えている。
  • 死んだ人はすべて仏になるという考えから、死者を意味する言葉としても用いられている。
  • 参考:エンカルタ2007
2010.05.25

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