東京都品川区の記事  (最終更新:2009.07.10)
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未記入は朝日新聞・シ=品川経済新聞
2009.04.23
  • 地震対策に「品川シェルター」−格子状の木材が振動を吸収
  • 品川区は区内建築関係団体と日大理工学部の3者共同で開発した「品川シェルター」の普及を本格化させた。
    • 、建物の外壁もしくは内壁に木製の枠組みを取り付けて補強する耐震シェルター。
    • 東京都都市整備局の評価委員より「耐震改修工法・装置」のアイデア部門に選定された。
    • 東京都が指定したメーカーのシェルターは、室内に小さな部屋を設置したり、ベッドをアーチ型の天蓋で囲ったりするタイプが中心で、「使い勝手が良くない」という声もあり、ほとんど活用されていなかったという。
2009.03.26
  • 園児と小学校 一貫教育
  • 全幼稚園・保育園対象
  • 品川区が方針
  • 小1プロブレム」に対応
  • 小学校に入った児童が座って先生の話を聞けない、勉強につまずくといった「小1プロブレム(問題)」の対応策として考えられた。
    • 小学校での集団生活に対応できるよう、入学前のカリキュラムにドッジボールやリレー、合奏などを取り入れ、友だちと力を合わせてやり遂げる満足感を体験させることなどが検討されている。
    • 学習については、小学校入学までにひらがなの読み書き、1ケタの足し算、引き算程度ができるようにすることを想定している。
    • 「英才教育ではなく、あくまで小学校の教育との円滑な接続を目的に考えている」と区教委。
  • 授業中に勝手に歩き回る。教室を飛び出したまま戻ってこない。
    • 1人がトイレに立つとぞろぞろついていく。
    • 先生が大事な説明をしているのに、気にせずいつまでも話し続ける・・・。
    • 「小1プロブレム」を抱えた教室では、日々、こんな風景が繰り返されている。
  • 1990(平成2-)年代後半ごろから、混乱がずっと収まらないケースが多く報告されるようになった。
    • 教師への反抗などから高学年でも起きている「荒れ」や「学級崩壊」と異なり、小1プロブレムでは、子どもたちが最初から集団生活や学校のルールを全く理解できていない状況が指摘されている。
    • 「どう指導したらいいかわからない」と低学年の担任になるのを拒むケースも出ているという。
  • ベネッセ次世代育成研究所による2007年(平成19)のアンケートでは、調査対象の国公立幼稚園の8割以上で、子どもがなじめるよう、地域の小学校と交流活動をしていた。
    • こうした活動は個々に進めていることが多く、成果は広く共有されにくかった。
    • こうした中、品川区は自治体全体で制度として取り組むことを決めた。
2009.03.02
  • 桜の坂に”暗号”の碑
  • 「粋人」大田南畝の作
  • 禿坂
  • 坂のある街
定年時代(朝日新聞付属)
2009.02.19
  • モトローラ、「しながわ環境大賞」受賞−有志で昼休みに花壇を手入れ
2009.01.16
  • ボウリング・マスメディア大賞」−グランプリにエド・はるみさん
  • 日本ボウリング場協会は、品川プリンスホテルのアネックスタワーで「第16回ボウリング・マスメディア大賞」表彰式を開催。
    • ボウリングのイメージアップに貢献した個人、テレビ番組、テレビコマーシャルを表彰するイベント。
  • グランプリに輝いたのは「グゥ〜」でおなじみのエド・はるみさん。
    • デビュー以来「ボウリングゥ〜」という発言を待ち望んでいたボウリング場協会関係者の願いが通じ、ついにエドさんが一芸の中で「一人でさみしくボウリングゥ〜」のフレーズを使用。
  • 個人賞の芋洗坂係長さんは、昨年のボウリングの日(6月11日)に「CBO(チーフ・ボウリング・オフィサー)」に就任。
    • 脱メタボに向けてボウリングを活用するPRを行っていた。
  • 映画「20世紀少年−第二章−」は、象徴的なボウリングシーンが登場することから、特別貢献賞を受賞。
    • 天才ボウラー・小泉響子役の木南晴夏(きなみ はるか)(23)さんが代表として出席した。
2008.12.26
  • 品川経済新聞年間PVランキング発表−1位はナメダンゴ「魚が花見?」
  • 1. 水族館で「魚が花見」?−桜を飾った水槽に「ナメダンゴ」(港区)
  • 2. JR五反田駅に駅ビル「アトレヴィ五反田」−ワイアードカフェ出店
  • 3. 「阪急大井町デイリーショッパーズ」閉館−跡地を再開発
  • 4. 老舗ホテル「京品ホテル」廃業−137年の歴史に幕を下ろす(港区)
  • 5. 風船にひっつく深海魚「フウセンウオ」人気−品川アクアスタジアム(港区)
  • 6. 武蔵小山に黄金色の温泉−黒湯の「清水湯」がリニューアル
  • 7. 白金台に銅板で焼くホットケーキ専門店「きつねとはちみつ」(港区)
  • 8. パシフィック東京にシンガポール政府公認シーフードレストラン(港区)
  • 9. ウィング品川(※高輪じゃないの?)にブラッスリー「オーバカナル」−カフェ、ベーカリーも併設(港区)
  • 10. 東京アメリカンクラブ、高輪「開東閣」隣接地に仮設移転−建て替えで(港区)
2008.12.03
  • 桃中軒雲右衛門の墓
2008.10.12
  • 目黒に耳かき専門店「耳掻き健康ランド」−ネイルケアやマッサージも
    • 「耳掻き健康ランド」
  • 8月29日オープン、同年秋頃閉店。
2008.05.02
  • 品川区が「蝶の道プロジェクト」−子どもに自然の大切さ伝える
  • 蝶の食草園を作り飛び交うエリアを広げる。
2008.05.07
  • 直径2センチに描く個性
  • 紋章上絵
  • 匠の巧
  • (あおい)や橘(たちばな)などの「定番」から、大根や蕪(かぶ)、碇(いかり)、宝船といった「異色系」まで−−。
    • 家系や名字、家業から生まれたといわれる家紋はざっと1万種。
    • 品川区の「紋章上絵(うわえ)」職人、堀さん(56)は、代々伝わる紋帳を見ながら、「何百年も前に、これほどセンスのいいものがあったなんて」と驚く。
  • 紋付きをあつらえる高級品の反物に、失敗は許されない。
    • 0.1ミリにも満たない点や線を、まったく手を震わせずに描く。
    • 「その感覚を手に染み込ませる、長年の苦労がなせる技です」
  • 着物関係の受注が減る中、小物に家紋を入れる工夫も。
    • 最近は巾着(きんちゃく)や日傘、色紙など身の回りの品が目立つ。
    • 「皮に描く技術も学び、家紋の魅力を広げたい」。
    • 品川区立中小企業センターで常設展示もしている。
2007.12.28
  • 品川経済新聞2007年のPV1位は「ヤマダ電機、大井町に2棟構成の大型店」
  • 1.ヤマダ電機、大井町に2棟構成の大型店−旧マルイ跡に
  • 2. 大崎駅前「Think Park」に飲食テナント19店舗−深夜帯も営業へ
  • 3.東京ミシュラン2008−白金台「カンテサンス」が3つ星を獲得(港区)
  • 4.アトレ品川のオイスターバー&レストランで「カキ食べ放題」イベント
  • 5.目黒駅前の再開発計画事業者が決定、2014年度完成の見通しに
  • 6.モスフードサービス、大崎駅前シンクパークタワーに本社移転
  • 7.大崎駅西口に今秋、30階建ての複合施設「シンクパークタワー」
  • 8.バーガーキング、「LABI品川大井町」に3店舗目
  • 9.ヤマダ電機、「LABI品川大井町」開店−都心では2店舗目
  • 10.「マルイ大井町店」閉店へ−土地・建物はファンド系企業へ売却
◆駅
大森海岸駅 >>戻る
2009.01.14
  • 電車を撮影できる「絶景」の部屋に泊まる「京急EX大森海岸駅前」のプランが人気
  • 最上階の12階の部屋から京急、京成、都営地下鉄、北総鉄道の車両が撮影できる。
◆イベント・行事
目黒のさんま祭り >>戻る
2008.09.07
  • 「目黒のさんま祭り」大盛況−無料さんまの行列は五反田駅近くまで
2007.09.08
  • サンマ祭りに秋の味覚集結
  • 目黒駅周辺
  • サンマの季節を迎え、今年も落語「目黒のさんま」にちなみ、JR目黒駅周辺でサンマ祭りが開かれる。
  • サンマのみならず、全国から様々な食材が出品され、さながら物産展の趣。
    • 9日は、目黒駅前商店街振興組合の商店主らが、目黒駅東口を会場に「目黒のさんま祭り」を開く。
      • 岩手県宮古漁港に揚がった5千匹のサンマを、炭焼きにしたり持ち帰り用にしたりして無料で振る舞う。
      • 徳島県神山町から送られてくる1万個のスダチと、栃木県那須塩原市産の大根おろしも添えられる。
      • このほか、近くの誕生八幡神社で「目黒のさんま寄席」が開かれ、落語や漫才が披露される。
    • 翌週の16日は目黒区目黒1丁目の田道広場公園で「目黒のさんま祭(まつり)」が開かれる。
      • 宮城県気仙沼市から5千匹のサンマが運ばれ、炭火焼きにして無料で振る舞われる。大分県産カボスなどが添えられる。
      • 関連HP→目黒のさんま祭 気仙沼
観光 >>戻る
2009.04.02
  • 花勝島運河沿いの「しながわ花海道」の菜の花が満開に−秋にはコスモスも
2008.11.21
  • 品川区天然記念物「フウの木」が金色に染まる−清泉女子大学の奥庭で
2008.08.26
  • 運河とビル群に晩夏の風
  • 品川港南・天王洲
  • あの街この街散歩道
2007.10.18
  • 「るるぶ」に品川区版−レジャースポットから飲食店まで網羅
2007.04.19
  • キャッツ5匹、観光大使就任
  • 劇団四季のミュージカル「キャッツ」の来場者100万人突破を記念し、舞台に登場するキャッツ5匹が、品川区初の観光大使として任命された。
    • キャッツは東五反田2丁目の「キャッツシアター」で2年間のロングラン中。
    • 同一都市で2年を超える公演は劇団四季のキャッツ史上では初めてだという。
    • 公式HP→劇団四季
2006.12.06
  • 「品川の魅力」無料で配布
  • 創刊準備号を発行
  • しながわ観光協会と品川区は、品川まち歩きフリーペーパー「Burara(ぶらら)しながわ」の創刊準備号を無料配付。
    • 観光協会が約6年かけて蓄積した区内の店や神社、仏閣など約700件のデータをもとに、地元密着型の情報を発信する試み。
    • 深く突っ込んだ情報にこだわるという。
  • 「意外と知らない品川発のこんなこと」のコーナーでは、「ゴジラ初上陸は品川の八ツ山橋」「飛行船1号、大崎〜目黒間初飛行」など「コトのおこりは品川から」をカルタのように並べて紹介。
  • 怪獣ゴジラは1954(昭和29)年に初めて上陸。
    • 八ツ山橋の鉄橋を粉砕し、東京湾に姿を消した。
    • 国産初の飛行船「山田式1号」は、品川区大崎の山田猪三郎が1910(明治43)年に初飛行に成功した。
  • 「しながわキーワード」は「船溜まり」で、京浜急行北品川駅近くにある通称「品川浦」を扱った。
    • 京浜運河沿いに近代的なビルが立ち並ぶ一方、風情ある屋形船(やかたぶね)が出入りする新旧の対照的な風景を写真入りで見せている。
  • そのほか北品川3丁目の東海寺に墓がある、たくあんの考案者とされる沢庵和尚(たくあんおしょう)を紹介する「ピープル」、区内の年間のおまつりや行事を説明する「品川歳時記双六(すごろく)」、戸越銀座のまち歩きマップ、銭湯マップなどが記載されている。
品川宿 >>戻る 関連HP→旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会しながわ観光協会
2009.01.14
  • 旧東海道沿いに観光案内所「品川宿お休み処」−観光名所化目指す
2009.01.03
  • 品川宿の魅力 交流館でPR
  • 休憩・観光案内所を併設
  • 品川宿交流館
2008.10.22
  • 「品川宿お土産処」が1周年−販売品の製作スタッフ増員も
2008.08.19
  • 旧東海道をガイド 渡辺さん
  • 好評 海岸の名残紹介
2007.10.23
  • 旧東海道沿いに「みやげ処」開店−江戸のにぎわい復興目指す
2007.11.05
  • 旧東海道品川宿エリアをユビキタス化−QRコードで街の情報を
  • しながわ観光協会は旧東海道沿いの街路灯。
    • 120カ所に「ucodeプレート」を設置。
食 >>戻る
2008.11.13
  • 品川区長が「品川カブ」にかぶりつき−地元の八百屋が江戸野菜贈る
2008.08.21
2007.09.28
  • ポッカ、品川女子学院の女子高生と商品開発−ウーロン茶発売へ
  • 「桃恋茶」(とうれんちゃ)を関東エリアで新発売。
    • 品川女子学院のライフデザイン教育「28project」に賛同し、マーケティング事例を学ぶ場を提供。
    • 商品コンセプトからパッケージデザイン、販促用のポスターにまで「28project」に参加した生徒のアイデアや生の声を反映し、「キラキラしてかわいい、前向きな自分になれる」を基本コンセプトに、ピーチ風味のウーロン茶が生まれた。
  • 「28Project」は、28歳になったときに社会で活躍している女性を育成することを目的とした教育活動。
    • 28歳を、結婚、出産、キャリアの中断または継続を考えるターニングポイントととらえ、社会で活躍するために必要なコミュニケーション力や将来の目標を実現する力を養うことを目的とする。
    • HP→ポッカコーポレーション品川女子学院
地域 >>戻る
2007.12.12
  • 品川区の商店街で40店の「マイスター」が新たに誕生−推奨店認定証授賞式
2007.10.17
  • 品川区内の25商店街3,000店舗で街歩きイベント−「つまみ食い」も
2007.05.11
  • 広がれ、蝶の道
  • 「おいしい」草木、子らと植える
  • チョウの好む植物を校庭や公園に植えて生息場所を増やす計画が、品川区で始まった。
    • 名付けて「蝶の道プロジェクト」。
    • チョウの愛好家が呼びかけ、環境NPO法人が協力。
    • チョウの「レストラン」となる花壇を200〜300メートルごとに設け、区全域にチョウの飛ぶ道を張り巡らせたいという。
  • 発案したのは、自然保護の著書があり区内で講演活動をしているデザイナーの南さん(54)。
    • 区内の勝島運河沿いに生息している珍しい南方系のチョウ「ジャコウアゲハ」がサナギの乱獲で少なくなっているのに危機感を抱いたのがきっかけ。
  • 区内全域で取り組み、チョウの街にできないか。
    • 南さんがそう呼びかけると、区やNPO法人「エコタウンしながわ」が応じた。
    • 区は苗木代や、チョウと食草の関係などを解説したパンフレットの作製費計130万円を予算化。
    • 「エコタウンしながわ」は区の広報などでボランティアを募り、区内約30カ所で苗木を育ててもらうことになった。
  • 苗木が10種類以上。
    • 幼虫が食べる草としてミカン、アシタバ、パンジーなど、成虫が蜜を吸う植物は、花期が長いキバナコスモスやマリーゴールドなどを植え、カタバミやススキも交ぜる。
    • チョウによって幼虫の食草や成虫が集まる花が違うため、1カ所に数種類を植える計画。
    • チョウの食草は雑草も多いので、誤って抜いたり刈ったりしないように区民全体に知ってもらうことも大切と南さん。
    • 公式HP→品川区環境情報活動センター > 蝶の道プロジェクト
2007.02.08
  • 山梨の町から里山の贈り物
  • 長年の住民交流が縁
  • 南アルプスの麓、山梨県早川町(はやかわちょう)に品川区民の里山ができる。
    • 17年前から続く住民同士の交流が縁となり、山を丸ごと自由に使えることになった。
    • 区民らに呼びかけ、どんな利用ができるのか、現地を見て夢を話し合うことになった。
  • 早川町は静岡県境に接し、人口約1500人。
    • 南アルプスや身延山の登山口、西山温泉などがあり、山の幸に恵まれている。
    • 町から提供される通称「丸山」は、所有者だった人が町を離れ、昨年、「町のために活用してください」と寄付したという。
    • 品川区は1990(平成2)年、自然豊かな自治体と交流する目的で町と「ふるさと交流協定」を結んだ。
2007.01.26
  • 食育進めて地域活性化
  • 商店街に料理教室
  • 東京都の調査によると、2005(平成17)年時点で小学校に農園を設置しているのは、多摩地域が80%なのに対し、23区は37%にとどまっている。
    • 都市部ではバケツで稲を育てたり、他県の農家から講師を招いたりと、各学校で工夫がなされているという。
  • JR大井町駅から徒歩5分ほどの商店街にある「みんなの食育ステーションin大井町」。
    • ガラス張りの室内には、調理スペースや自然食品などの販売コーナーを備えている。
    • 地元商店街が、活性化のために空き店舗を活用して2005(平成17)年に開設。
    • NPO法人「みんなの食育」が企画・運営にあたる。
    • 公式HP→NPO法人みんなの食育
  • 調理スペースでは、親子向けの料理教室などが毎日開かれている。
    • 比較的料理に慣れた小学生対象のこの教室は月1回で6カ月間開かれる。
    • 包丁も握ったことがない子どもたちのクラスもあり、最初は「好き嫌いをなくしたい」という目的で通わせる保護者が多いという。
    • 調理に入る前に食育研究家の相沢さんは、しょうゆの原材料や役割を説明。
    • 3種類のしょうゆを味見してもらうことから始めた。
    • 「素材の味や食べることの楽しさを知ってほしい」。
  • 最近は外食産業が盛んで、口当たりのいい食事が増え、子どもたちの食べ物の好き嫌いが改善されにくい環境だという。
    • 「子どもたちの味覚を発達させる意味からも(ステーションのような)食育の場を増やすべきだ」と相沢さん。
    • 「生産地と距離があるからこそ、街全体で食育に力を入れる環境を意識的につくることが大事。そうしたステーションの活動を通じて、商店街活性化という当初の目的も達成されている」とNPOの理事。
  • 白尾美佳実践女子短期大学助教授(食物栄養学):
    • 食育が農業や商店街振興に結びつき、地域ぐるみの動きになっている背景には、2005(平成17)年に食育基本法ができ、それを受けて各自治体が基本計画を策定しているという流れがある。
    • こうした地域の活動に求められるのは、一時的な盛り上がりに終わらず、長く継続することだ。
青物横丁 >>戻る 
2008.02.06
  • 青物横丁商店街、携帯を使った販促サービス導入−来店履歴管理も
  • 携帯電話を利用した販促事業「あおよこ タッチャン」。
    • フェリカ機能付きの携帯電話を専用端末にかざすと、その場で商店街のポイントサービス登録へ誘導され、その場で簡単に登録できる。
北品川 >>戻る
2009.02.05
  • 桜の花あり荏原神社(えばらじんじゃ)で桜が満開−カンヒザクラが鮮やかなピンク色に
2009.01.26
  • 北品川の洋菓子店が「品川カブ」スイーツを試作−初日百個超完売
  • 新馬場駅近く、旧東海道沿いにある洋菓子店「品川菓匠 孝庵(きょうあん)」。
    • 品川カブのスイーツ「蕪」。
    • 「品川宿場ロール」など地元にちなんだスイーツを販売する洋菓子店。
    • HP→品川菓匠 孝庵
2007.07.10
  • 北品川がロケ地の「恋するマドリ」、新垣結衣さん(18)主演で公開へ
小山(こやま)(武蔵小山) >>戻る
2008.11.27
  • ラーメン激戦区、武蔵小山にとんこつしょうゆ「せい家」
2008.10.17
  • 「ピッツァサルヴァトーレクオモ」−世界大会優賞の「ピッツァ」
2008.06.12
2006.08.27
  • 勝ち組商店街、もっと元気に
  • 中大生、武蔵小山プロデュース
  • 中央大学総合政策学部(八王子市)の細野教授のゼミ生たちが、武蔵小山商店街の振興策の研究に取り組んでいる。
    • 大学と商店街が地元をさらに盛り上げようとする産学ならぬ「商学連携」の活動で、学生が商店街関係者らに対し、地域活性化策をテーマに発表会を行う。
    • 公式HP→武蔵小山商店街
  • 夏休み中の家族連れでにぎわう商店街で、中央大学の学生約10人が、老舗の菓子店などの店員の話を聞きながら実地調査を行った。
    • 商店街の活性化が各地で課題となる中、集客力がある商店街の実態を見学し、さらなる活性化策を探るのが目的。
  • 武蔵小山(むさしこやま)商店街は1947(昭和22)年の設立。
    • 東急目黒線の武蔵小山駅前から約800メートルのアーケード街に約250店舗が並ぶ、都内有数の大型商店街に発展している。
    • 1952(昭和27)年から商店街独自のクレジット事業を行い、1985(昭和60)年にはイタリアの商店街をモデルにしたアーケードが完成したが、売り上げ増には結びつかなかった。
  • その後「店員が店頭で喫煙や立ち話をしない」などの意識改革を行い、1993(平成5)年にはポイントに応じて買い物券などに交換できるポイントカードを発行した。
  • その結果、現在は1日の通行量が平均約6万人で、ここ数年減る気配がなく、閉店した店にはすぐに別の店が入る「空き店舗待ち」の状態が続くにぎわいだという。
    • 約20万枚発行しているポイントカードのうち、約6万枚が3回以上使われており、「固定客の多さの裏付け」と分析している。
  • 学生らは「若者向けのカードを作る」「ホームページをわかりやすく充実させる」などの意見を出し合った。
    • 商店街振興組合の事務長は「生き残り策には若い世代の意見は欠かせない」とゼミとの連携に期待する。
    • 「衰退している商店街が多い、という固定観念をもった学生の発想を転換できた。街の関係者には改善点がまだ残っていることを意識してもらう点で、連携は意義がある」と細野教授。
2006.07.13
  • クールビューティー
  • 小山3丁目の氷雪販売会社「やまね」で、梅雨明けを前に、夏の涼しさを演出する「花氷」づくりが最盛期を迎えている。
    • 花氷は、結婚式や祭り、広告イベントなどの会場を彩る造花やおもちゃなどが入った氷柱。
    • 透明度を高めるため、約1週間掛けてじっくりと凍らせる。
    • 今年は上向いた景気を反映しているのか、注文はここ数年と比べて、2、3割増えているといる。
五反田(ごたんだ) >>戻る
2009.04.06
  • 冷やし中華とひと味違う?ラーメンサラダ−五反田の居酒屋でじわり人気に
  • 「北海道厳選素材 新鮮炙り焼き居酒屋 はなこ 五反田店」
  • ラーメンサラダは、レタスキュウリ、トマトなどの野菜に中華麺を乗せたサラダ。
    • 一見冷やし中華に見えるが、北海道の居酒屋などでは定番メニューとして知られている。
    • テレビの情報番組などで取り上げられたことから、その知名度は広がった。
2008.05.13
  • 黒いたこ焼き「カラス焼き」−たこ焼き店「88(やっぱ)だこ」、五反田名物目指す
  • イカスミパウダーと竹墨パウダーを生地に練りんで作られる。
    • 通常のたこ焼きよりクリーミーで生地が柔らかい仕上がりが特徴。
鮫洲(さめず) >>戻る
2006.10.28
  • 運転ブーム、便乗商売続々
  • 「自動車の町 鮫洲」
  • 泉麻人の東京版博物館
  • キミもボクもハンドル切って 世は正に自動車狂時代 1953(昭和28)年
    • このところ東京の自動車は15万台にハネ上がった。
    • されば運転手の資格を得たいという者またウナギ上り。
    • 品川区大井鮫洲町の警視庁自動車運転免許試験場に押し寄せる志願者は、今年だけですでに11万人を突破したという。
    • この”運転マニア”をねらっての商売もますますお盛んなこと。
    • 雨後の竹の子のように登場する自動車練習所や、コツゼン出現した”自動車タウン”など、以下は運転志願ブームに乗った表情−−。
  • 「会社重役、大学教授、プロ野球の選手、それに学生も現れるが、多くは30歳以下の由。昨今は若い女性が目立って約1割。服装はパリッとしたニュー・ルック『自家用車があるので、お花のついでに・・・』とか『社長のオボシメシで』とかいったたぐいらしい」と、往年のニュース映画のようなタッチで客層が解説されている。
  • ----------
  • 1965(昭和40)年創業の喫茶店の店主に伺ったところ、近頃は書類の記入法や更新の手続きが簡略化されたこともあって、代書屋の需要は減っているらしい。
    • 「昭和20(1945)年代に教習所が出来た頃は、代書屋や旅館ばかりじゃなくて、妙な医者まであったんですよ。試験の健康診断書に脚気(かっけ)の項目があるとかで、ヒザこぞう叩くだけの検査やってカネとるような医者が代書屋の2階なんかにあった・・・」
    • この記事にも「3百円投ずれば色盲でも絶対に落ちぬ秘策を伝授する」等の珍商売が記述されているが、そういった便乗店が数々と鮫洲の町に出現したのだろう。
    • 「喫茶店始めた頃もね、家出人捜しの母親がよく店にやってきましたよ。あの頃は免許の書き換えでいちいち鮫洲に出向いたから、そういう時期を見計らって、家出した息子を捜しにくるんですね。当時は更新までに時間が要ったから、喫茶店に立ち寄るんじゃないか・・・って、ウチの店でずっと張ってるわけです」
    • ”自動車の町”華やかりし頃ならではのエピソード。
戸越(とごし)(戸越銀座) >>戻る
2009.03.17
  • 戸越銀座コロッケ」−商店街のコロッケをブランド化、ギフト需要見込む
2008.12.17
  • JA全農あおもり、戸越銀座に首都圏初のアンテナ店−農産物をPR
2008.01.06
  • 戸越銀座商店街 5人切りつけ
  • 2人けが 容疑の高2逮捕
  • 包丁3本「みな殺しにしたかった」
  • 少年(16)は文化包丁2本を両手に持ち、1本を靴に差し込んでいた。
    • 数分の間に200〜300メートル移動しながら次々と通行人を切りつけた。
    • 「殺してやる」と叫んでいたという。
  • 少年は商店街を歩いていた女性会社員(30)の胸を切りつけ、別の女性会社員(43)の背中を刺した。
    • いずれも全治10日程度の軽傷。
    • このほか女子高生(18)がジャージーの背部を約25センチ切られ、派遣社員の女性(28)が着ていたコートの背部を数カ所切られた。
    • さらに男性(61)も服を切られたという。
  • 薬局の女性によると、3人が逃げ込んできた。
    • 慌てて自動ドアのスイッチを切って閉めたところ、若い男が何か叫びながら両手に持った包丁でドアのガラスをガンガンたたいた。
    • 少年は血のついた包丁を掲げながら「神に裁きを」などと叫んでいたという。
    • 自動ドアには刃物で傷つけたような跡が残っていた。
  • ペット用品店の女性(39)は「店頭で包丁を振り回し、血が商品に飛び散った。店に入ってこられたらどうしようと怖かった」。
2007.08.27
  • 戸越銀座商店街、ユビキタス商店街を目指し「ラボ」開設
O美術館 >>戻る
2007.11.16
  • 藤田嗣治、マリノ・マリーニらの巨匠が「10代に描いた」作品展
大井競馬場 >>戻る 公式HP→東京シティ競馬
2008.12.05
  • クリスマス光のサンタ駆ける
  • 「動くイルミネーション」
    • 高さ8メートル、長さ450メートルの発光ダイオード70万球を使った世界最大級のスクリーンで。
2005.05.15
  • 大井競馬、お熱い夜 観戦しながら合コン、お出迎えはリムジン
  • 大井競馬場が減少の一途をたどる若者ファンを呼び戻そうと、ナイター競馬を見ながらの「トゥインクル合コン」と、リムジンハイヤーでのお出迎えを始めた。
  • 大井競馬場がナイター競馬の「トゥインクルレース」を始めて、今年で20年目。
    • おしゃれな競馬としてサラリーマンやカップルの人気を集め、ピークの1991(平成3)年には年間310万人が訪れた。
  • しかし、バブル経済の崩壊とともに客足は徐々に遠のき、2003(平成15)年には赤字に転落。
    • 昨年も120万人とふるわず、主催する特別区競馬組合は「若者が減ったことが大きい」と分析している。
    • 資金的に厳しいなか、今年度は19年間続けたテレビCMを打ち切り、レース賞金も切り詰めた。
  • その代わり若者向けに考え出した企画が、「合コン」と「リムジン」で、4月から始めた。
    • 合コンは、見知らぬ男子と女子のグループが別々に申し込んだあと、男女1組ずつを抽選で決定。
    • レースのある木曜日に顔合わせする仕組み。
    • 会費は男性2千円、女性1千円で、3万5千円の個室が無料で使え、飲み物1杯と軽食も付く。
    • 一方、リムジンでのお出迎えは、レースがある月曜日の夕、応募した中から1組が選ばれ、指定場所まで無料で迎えにいく。
  • インターネットと電話で募集しているが、合コンは4、5月の3回分で男女計350組以上、リムジンも3回分で200組以上の応募があった。合コンに参加した会社員の水谷さん(27)は「得意の競馬を女性陣にアピールできた」と満足そう。
    • リムジンに乗った会社員の川崎洋子さん(36)も「お姫様気分。ナイターの電飾もきれいだし、また来たい」と好評だった。
    • 13日には、日本の公営ギャンブル史上最高の1300万390円馬券が飛び出した。
    • 「合コンあり、1千万馬券ありで、夜の大井は最高に熱いですよ」と特別区競馬組合の広報係長。
ゲートシティ大崎 >>戻る
2008.11.14
  • クリスマスイルミネーション点灯へ−植栽や中庭にも彩り
2007.09.14
  • 国際的「アウトドア映画祭」−前夜祭無料招待も
  • 「バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル・イン・ジャパン2007」
    • カナダ・アルバータ州バンフの文化芸術施設ザ・バンフ・センターが毎年11月第1週に主催する国際的なアウトドア映画祭。
    • 32年の歴史があり、アドベンチャースピリットと山岳環境の素晴らしさをアピールするイベントとして知られる。
    • 公式HP→バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル
潮風公園 >>戻る
2009.08.29
  • 選管からも最後のお願い(総選挙あす投開票)
  • 「機動戦士ガンダム」の実物大の像が展示されている潮風公園で
2009.07.10
  • <機動戦士ガンダム>“実物大”立像「行きまーす」 オープニングでレーザー光線飛び交
毎日新聞
2009.06.09
  • <機動戦士ガンダム>「台場に立つ」18メートルの雄姿現す
2009.03.12
  • 「実物大」のガンダム像
  • バンダイナムコホールディングスはアニメ「機動戦士ガンダム」のテレビ放送30周年を迎えるのを記念し、アニメの設定と同じ18メートルの立像を製作すると発表。
    • 7月上旬から8月末まで潮風公園に展示する。
2008.01.23
  • 東京湾にネッシー
  • スコットランドのネス湖のネッシーと少年との心の交流を描く映画「ウォーター・ホース」が公開されるのを前に、記念イベントがあった。
    • 主演のアレックス・エテルさん(13)が「友達を連れてきた」と東京湾に向かってネッシーの名前を呼ぶと、水が噴き上がってできた巨大スクリーンに高さ約15メートルのネッシーが映し出された。
    • 関連HP→The Water Horse
品川シーサイドフォレスト(オーバルガーデン) >>戻る 公式HP→オーバルガーデン
2003.12.03
  • 生活感漂う半地下街
  • 「品川シーサイドフォレスト」は高層ビル9棟と商業施設からなる新街区。
    • りんかい線品川シーサイド駅の地下ホームから、圧倒されるほど立派なコンコースを抜け、開発エリアに入ると、最初に迎えてくれるのが「オーバルガーデン」。
    • 無機質な高層ビルの谷間にうがたれた半地下の広場。
    • この開発で唯一といってよいセールスポイントになる空間。
  • 見物に出かけるなら一番絵になる夜がいい。
    • 周囲の街区が闇に消えると、楕円の光の輪がくっきり浮かび上がり、幻想的な光景が出現する。
    • ときおり広場をよぎって通り抜ける通勤客や買い物客のシルエットの動きも目を楽しませる。
  • 休日の昼の時間は大規模スーパーマーケットに買い物に来た家族連れが集い、広場を囲む商業テナントの品揃えも生活感を覚えさせる。
    • 新開発にハレ、つまり非日常の祝祭を期待する向きが大多数だから、メディアに取り上げられる頻度はおのずと低くなる。
  • 旧専売公社の工場跡地の再開発。
    • 当初、進出予定だったダイエーが経営難で計画頓挫を余儀なくされ、一時は広大な空き地が残った。
    • 結局、流通グループのイオンが進出を決めて弾みがつき、大開発は動き出した。
    • 郊外立地への積極的な出店によって「勝ち組」となったイオンだが、ここでは都心型の店舗を目指し、地下食品売場は24時間営業。
    • その点でも夜の訪問は理にかなう。
しながわ水族館 >>戻る
2008.11.19
  • 人気アシカの「クッキー」がクリスマスショー
2008.10.12
  • アシカの頭にカボチャランタン−ハロウィーン企画でにぎわう
2008.08.02
  • 水族館に癒しの場
  • 「クラゲたちの世界」
  • 夏に売る
  • 「クラゲたちの世界」がオープン。
    • ミズクラゲ、タコクラゲ、ウリクラゲ、カラージェリーフィッシュの4種類、計200匹以上を展示。
    • クラゲと一緒に写真が撮れるように水槽を工夫した。
    • 夏の清涼剤にと、エメラルドブルーを基調にした照明で幻想的なムードを醸し出す。
    • 費用は1800万円。
  • 魚類の新しいコーナーを作ったのは7年ぶり。
    • クラゲを選んだのは、アンケートで「癒される」と人気が高かったから。
    • 「ターゲットはむしろ大人」と同館。
  • 1991(平成3)年のオープン当初は年間165万人を集めた。
    • しかし、昨年度は60万人。
    • 「いろんなことをやらないと来てもらえない」。
    • そんな危機感が背景にある。
  • 自分で目的をもって泳がないクラゲが相手だけに、飼育には苦労が多い。
    • 水槽のrekishikan中の流れを普通の魚と同じにすると、柔らかい体は壊れてしまうことがある。
    • 水を濾過する吸い込み口に張り付いて、はがれなくなるケースも。
    • とてもデリケート。
    • 緩やかな水が全体を見渡すことがよどみなく回るように、水槽に丸みをつけたり、いくつものバルブで流量を調整したりと知恵を絞った。
    • 「飼育員どうしで議論し、装置を手作りするなど試行錯誤を重ねました」と担当者。
  • 集客も飼育も、流れに身を任せているだけでは、水族館はやっていけないようだ。
2007.08.17
  • 猛暑なんの アシカ踊る
  • アシカのクッキーが、ねじり鉢巻きをして「盆踊り」を披露。
    • 飼育員といっしょに舞台に登場すると、炭坑節や東京音頭の曲にのって、前ひれを開いたり体をひねったり。
品川歴史館 >>戻る
2008.04.02
  • 明治以降の品川 写真は歴史語る
  • 明治時代以降の品川区の風景の移り変わりをたどった「品川おもかげ探し−−写真と資料でふり返るなつかしい品川」
2007.10.11
昭和ネオン高村看板ミュージアム >>戻る 公式HP→昭和ネオン
2006.03.17
  • 看板道楽、実った
  • 屋外広告物の昭和ネオンが、江戸・明治時代を中心とした看板を集めた博物館を本社ビルに開く。
    • 高村吾郎・前社長(故人)が約20年かけて各地の美術商や宿場町などで集めた400点から180点を選んで展示する。
杉野学園衣装博物館 >>戻る 公式HP→杉野学園衣装博物館
2009.03.23
  • 西洋ドレスコレクション
  • お宝発見
鈴ヶ森刑場跡 >>戻る
2008.06.1
  • 追われる者をかくまう老人たち
  • 村松友視『泪橋』 浜川橋
  • 東京物語散歩
  • 京浜急行立会川駅のすぐ南を立会川が流れ、浜川橋という橋がかかっている。
    • 何の変哲もない小橋だが、この橋には涙橋(泪(なみだ)橋)という別名がある。
    • その別名は、江戸時代この橋の南にあった鈴ヶ森刑場に関係している。
    • 刑場に送られる罪人とその家族とが、この橋の上で涙ながらに別れたということから名付けられた。
  • 村松友視の小説「泪橋」(『時代屋の女房』(1982(昭和57)年所収))でも、冒頭にこの橋名の由来が語られる。
    • 主人公の工藤は久しぶりにこの橋に来た。
      • 10年前、彼はこの地に住む老人2人に助けられた。
      • 知らずにヤクザの情婦と深い仲になった工藤はその筋の者に襲われ、ここまで逃げてきた。
      • 老人は工藤を機動隊に追われる過激派の学生と思い、家にかくまった。
      • 工藤は老人の誤解を否定せず、名前も偽って、しばらくやっかいになっていた。
    • 10年ぶりに老人のもとに来てみると、彼らはまた別の人を居候させていた。
      • 今度は女性。
      • 暴力的な父親から逃れるために入った新興宗教の活動が警察ざたになり、いられなくなったという。
    • 千鶴というその女と親しくなった工藤は、彼女の身の上話に嘘のにおいを感じる。
      • ただ、工藤自身もまた偽名を使って千鶴や老人と交際している。
    • 彼らを受け入れた老人たちにも謎はある。
      • 例えば昔、どうして工藤をかくまったりしたのか。
      • 老人は土地柄なのだと言う。
      • 昔から、お上に追われた人間ばかりを見てきた場所だからだと。
    • 偽りを身にまとった工藤と千鶴だが、老人たちのその言葉には嘘はないのだろうか。
  • 小説には鈴ヶ森刑場跡の様子も描かれている。
    • ほんのささやかなスペースとなってしまっているが、今訪れても一種独特の雰囲気を感じさせる場所。
原美術館 >>戻る
2009.01.07
  • 空間を変容させる模様
  • 「ジム ランビー アンノウン プレジャーズ」
2008.11.12
  • 2度の出会いを体験する
  • 米田知子展−終りは始まり
2008.08.20
  • 多様な読み誘う4人の作品
  • アート・スコープ2007/2008
2007.12.05
  • 「世界は広いと示したい」
  • しなやかに「からから」展
  • 人気の現代美術家 ピピロッティ・リストさん
  • 原美術館で個展
  • キャンディーのような色彩と揺れ動く映像のビデオ作品などで、世界中の国際現代美術館から招かれるスイスの美術家ピピロッティ・リストさん(1962(昭和37)年生まれ)。
    • 日本の美術館では初の個展「からから」を開いている。
  • 彼女の名を一躍美術界に知らしめたのは、映像作品「Ever Is Over All」を出した1997(平成9)年のベネチア・ビエンナーレ(イタリア)だった。
    • 若い女性が南国の植物の幹で、歩道沿いの車の窓を楽しげに割っていく映像は、暴力性とけだるさが官能的に溶けあい、若手作家優秀賞を獲得。
    • いまも鮮烈な印象を残している。
  • なぜ「からから」?「のどが渇いた時にも、笑う時にも使う表現と聞いて、面白いな、と。自分の名前だけの題も退屈だし、タイトルは一番短い『詩』のようなものですし。それに美術館は渇いた心を潤すような場所ですから」
    • ピピロッティという名も「長くつ下のピッピ」などから自分でつけたもの。
    • 「名前に託された社会的な期待みたいなものから出たかった面もあります」
    • この「解き放たれたい」という気分は彼女の作品の多くに通底する。
  • 例えば、新作の「星空の下で」。
    • 展示室の床全体に、目の回るようなカメラワークで、アパートや公園の映像が現れ、人物の像が一気に鑑賞者の体を包み込み、次の瞬間には、宇宙空間のような映像に切り替わる、といった具合。
      • 「人は知識や歴史にとらわれがちだが、足元から違う世界を登場させて、実際に生活する空間とは違う、広い世界があることを示したかった」。
    • 「Ever〜」も、むしろ車の暴力性や若い女性の可能性を示した、という。
    • 揺れ動き、浮力すら覚える映像も、持ち味。
      • 「重力は大きなテーマ。体も、人生も、命も、重力との間でダンスをしているようなものですから」
  • 一方、空間や身体の大小を操作する作品も目立つ。
    • 巨大ソファに座りテレビで映像を見る作品「部屋」があれば、箱庭のような作品や床板の小さな穴に仕組まれた画面から女性が「助けて!」と叫ぶ作品も。
      • ここでもやはり「大きさというのも、あくまでも相対的なもの。『部屋』は、テレビ画面の中では世界が収縮しているイメージから生まれています」と話す。
    • 作品はフェミニズムの観点から評されがちだが、「固定観念がなくなれば、一人一人が生きやすくなる。でも、私もたまには男性にごちそうしたいし、ごちそうされたい時もある」と話す。
2007.06.27
  • 空想世界に生きた生涯 「ヘンリー・ターガー 少女たちの戦いの物語」
  • アメリカ・シカゴ(イリノイ州)のとあるアパートの1室。
    • 遺品整理のため、雑然とした部屋に足を踏み入れた家主は、雑誌や新聞などのおびただしい印刷物の中から、ある作品群を発見する。
    • 1人この部屋にこもり、1万5千ページを超える小説と数百枚の挿絵をかき続けたヘンリー・ダーガー(1892(明治25)年-1973(昭和48)年)。
  • 幼くして両親と離別。
    • 感情障害を疑われて入所した障害者施設を17歳で脱走した後は人との交流もなく暮らした。
    • しかし、皿洗いの仕事を終えて自室に戻ると、もう一つの「世界」が彼を待っていた。
  • 空想物語「非現実の王国で」は、執筆に11年以上をかけ、雑誌の切り抜きをなぞり写す手法で数百枚の挿絵を完成させる。
    • 花が咲き乱れる「楽園」も拷問などの残酷な場面も、同じように弱々しい線とパステル色で描いた。
    • 死の直前まで続いた途方もない創造活動の痕跡は、ひっそりとした生涯とは対照的に、強烈な輝きを放っている。
2007.06.02
  • アウトサイダー芸術の源流
  • 「ヘンリー・ダーガー展」
  • ヘンリー・ダーガー(1892(明治25)年-1973(昭和48)年はいまや、正規の美術教育を受けない表現者が生み出す「アウトサイダーアートの代表的な存在。
    • 「ヘンリー ダーガー 少女たちの戦いの物語−−夢の楽園」展が開かれている。
  • ダーガーは、アメリカ・シカゴ(イリノイ州)で病院の清掃や皿洗いなどの仕事をしながら、何十年もかけて人知れず自宅で物語「非現実の王国で」に取り組んだ。
    • 7人の美少女戦士ビビアン・ガールズが、子どもたちを奴隷として虐待する大人たちグランデリニアンらと戦うというもので、約1万5千ページの原稿と数百枚の挿絵を残した。
  • ダーガーの残された部屋を記録した写真集『HENRY DARGER'S ROOM』も出版された。
    • 壮大な空想世界を築きあげた孤独な作家の、創造の神秘をかいま見ることができる。
2007.02.22
  • 躍動感ある「水」を描く
  • 「アドリアナ ヴァレジョン展」
  • ブラジル出身の作家アドリアナ・ヴァレジョン。
    • 母国の歴史を想起させる絵画や立体作品を精力的に制作してきた注目の女性。
  • 「フォンタナの切り込みの入った壁」(2000(平成12)年)
    • かつて母国の占領国であったポルトガル特産のタイルを引用し、表面が裂けた部分からは血肉があふれ出している。
  • 「ハンガリー人」(2006(平成18)年
    • 描かれているのは人ではなく、ハンガリー・ブダペストにある公衆サウナ。
      • 浴場の写真をコンピューターに取り込み、デザインしたタイルを少しずつ崩していくと、いつしか秩序を保っていたタイルは水の揺れにしたがって乱れはじめる。
    • スイミングプールや日本の銭湯など、各国のタイル張りの空間を意欲的に調べ、作品に反映させているという。
      • 「冷やかで、気難しく、硬いのにもろく・・・とタイルについて語るヴァレジョンだが、そこへ澄みきった水を注ぐことで躍動感を生み出し、新たな絵画世界を追求している。
2007.01.09
  • ハワイで育んだ風刺の目
  • 観光地としてのハワイのイメージは、明るいビーチと陽気な人々。
    • でも、ハワイで暮らす日系4世の美術家ジェイソン・テラオカ(1964(昭和39)年生まれ)が描く「隣人たち」の多くは陰があり、不穏な表情。
    • その作家の日本での初個展「ジェイソン・テラオカ:隣人たち」。
  • 描かれているのは、血を流す男や、はさみを持った女、涙を流す紳士など。
    • 中には悪魔や原始人、吸血鬼なども登場する。
    • テラオカは街で見かけた人々のほか、テレビや映画、雑誌、マンガなどで偶然目にとまったイメージをふくらませて人物像を造形する。
  • 悲哀や苦悩を抱えながら、戯画化されてもいる「隣人たち」からは、画家の豊かな機知と風刺の精神が見て取れる。
    • 並置された人物のイメージは、まるでテレビのチャンネルを切り替えるように交換可能。
    • それは、街角やメディアの区別なく、身近な「隣人たち」が存在するという、現代人の不気味な現実感を照らし出してもいる。
船の科学館 >>戻る
2009.02.24
  • 同居人の残した異常な落書き
  • 宗形キメラ『ルームシェア』
  • 東京物語散歩
2008.03.07
  • ノートが縁 船長と再会
  • 青函連絡船 「お別れ」つづった最後の乗客
  • 1988(昭和63)年に廃止された青函連絡船。
    • 津軽海峡を北海道・函館から青森に向けて最後の航海をした羊蹄丸の船上などで、乗客がそれぞれの思いをノートにつづり、船長に届けた。
    • このノートが縁で、かつての乗客と船長が「船の科学館」に係留されている思い出の船で再会を果たした。
  • 廃止から20年を迎えて、科学館がイベントを企画しようと、羊蹄丸の元船長鈴木さん(72)に声をかけたところ、当時の乗客から贈られたメッセージノートを保管していることが分かった。
    • ノートには約70人の乗客が思いを記した。
    • 約60人が住所を書き添えており、科学館が鈴木さんとの再会を企画し、案内の手紙を出したところ、会社員西尾さん(40)から連絡があった。
  • 東京都内の大学2年だった西尾さんは当時、最後の連絡船に乗ろうと4日前から函館の桟橋に先頭で並んだ。
    • 徐々に延びる列を見て、皆の思いを船長に伝えたいと考えた。
      • ノートの最初に自ら「この記憶を大切にしていきたい」と記して、ほかの乗客たちに回した。
      • 「連絡船のない津軽海峡など主役のない劇のようなもの」「便利になるにつれて、人間は何か大事な物を失っていくような気がする」−−。
      • 書き込んだのは大半が10代後半から20代の若者だった。
    • 「ノートを大切にしていただいたと知り本当にうれしい。思いがけず20年前の自分に出会ったような気持ちです」と同船に駆けつけた西尾さん。
      • 「連絡船関係者全員へのメッセージだと思う。やっとお礼が言えて感激です」と再会した鈴木さん。
      • 西尾さんのほかにも、ノートにメッセージを書いた当時の乗客11人も姿を見せ、再会を喜び合った。
  • 連絡船の第1船が就航したのは100年前の3月7日。
    • 羊蹄丸、八甲田丸(青森港)、摩周丸(函館港)は7日午前10時、就航100年を祝って、係留されているそれぞれの港で、一斉に汽笛を鳴らした。
2007.06.27
  • 観光汽船で東京湾探検−船の科学館が「シップ・ウォッチングin東京港」
2007.01.25
  • 南極観測草創期、熱く
  • 講談師・室井さん
  • 客足すくないけど・・・
  • 「宗谷」の前、修行の場
  • 初代観測船「宗谷」の前で、月1回、講談「南極第一次観測隊物語」を辻講釈する女性がいる。
    • 講談師の宝井梅星(うめぼし)さん。
    • 耳を傾ける人はまばらだが、南極観測の草創期を語る熱演が続く。
    • 「修行できるだけでありがたいです」。
    • 「日本も観測隊を送り込もうじゃないかと考えた者がおりました・・・」。
    • 南極観測の下準備から、宗谷の出航、それに期待する国民の熱狂ぶり。
    • 南極観測の胎動期など約1時間語った。
    • 振り返る人もいるが、この日、足を止めたのは3人だけだった。
    • 左手の海には、当時の観測船「宗谷」がみえる。
  • 梅星さんは、前座から二つ目に昇進して6年足らず。
    • 北海道から上京し、女優を目指した時期もあったが、DJのアルバイトを機に「しゃべり」の楽しさを知る。
    • 40代半ばになって、司会やアナウンスが「一生続けられる仕事になるか」と不安を覚え、9年前、講談師・宝井琴梅の門をたたいた。
    • 寄席や下町の料理屋などに呼んでもらっても、稼ぎは高卒者の初任給ほどにもならない。
    • 活躍の場が狭い世界に、古典ネタではかなわない大御所たちが大勢いる。
  • 「オリジナル講談」に活路を見いだそうとした梅星さんを、同年代で10年来の友人である作曲家でギタリストの羽野さんが手助けした。
    • 折しも南極観測50周年。
    • 羽野さんは、「50年前によくもこんな果敢な挑戦をしたものだ」と、講談のテーマに選んだ。
    • 書籍を読み、1次越冬隊員・北村泰一さんの著書を脚色して、一昨年、梅星さんのために講談「南極第一次観測隊物語」を書き上げた。
    • そのあと、2人は「宗谷を見てみよう」と「船の科学館」を訪れた。
    • 講談の内容を職員に説明していると、「うちでやってみたら」と誘われた。
    • 時間が空いた日に月1回のペースで約1時間。
    • 科学館からの「講釈料」は、昼御飯と電車賃だけ。
  • まだ「ひよっこ」の梅星さんにとって辻講釈は貴重な練習の場。
    • 「おい姉ちゃん、これやるよ」と酔っぱらいに食べ物を差し出されたこともあるが、「1人でも2人でも拍手の音でお客さんの気持ちが伝わってくるからがんばれます」。
    • 宗谷は年間数千万円の維持費がかかる。
    • 「客寄せになって保存の募金が増えてくれれば御の字です」と科学館教育普及課の課長代理。
2006.11.08
  • 南極観測50周年、「宗谷」出航再現
  • 甲板に、当時の隊員や乗組員が並んで紙テープを握りしめた。
    • 岸壁で見送り役の人たちが大きく手を振るなか、汽笛が響いた。
2006.09.13
  • 東京港で船と海の役割知る
  • 私のワクWorkスポットなび
  • 大型客船の形をした6階建てに、船の歴史や構造を伝えるパネルや模型を展示。
    • 隣接する東京港内で初代南極観測船「宗谷」、旧青函連絡船「羊蹄丸を保存、公開している。
    • 最大の「展示品」は目の前に広がる港。
    • 展望塔からは港の全体が見渡せ、大きなコンテナ船のほかにも、小さな船が頻繁に出入りしている様子がうかがえる。
    • 東京港は、横浜港や神戸港と肩を並べる世界屈指の貿易港。
  • 週末には、港を舞台にした海洋教室やカヌー体験などのイベントが開かれる。
    • 船に乗って港内をめぐる「シップウオッチング」では、「島国の生活を支える『海と港と船の役割』を、多くの子どもに伝えたい」と、埠頭に停泊する大型コンテナやゴミを拾う清掃船、海図を作るための測量船など、「働く船」の仕事ぶりを間近に見ながら解説してくれる。
  • にぎやかなお台場の美景が創出される前から建つ船舶に関する総合博物館。
    • 東京の港をいつもと違う目で見られる場所。
ルーヴル−DNP ミュージアムラボ >>戻る 公式HP→ミュージアムラボ
2008.11.26
  • 「1枚だけ」の絵画展−先端技術でハイテク展示
2008.05.14
  • ルーブルが教室の高校生を描く
  • 「クラス・ルーブル」
2007.11.19
  • ルーブル「うさぎの聖母」日本初公開−ITで情報加え体感展示
2007.05.08
  • ハイテク鑑賞、いち早く体験
  • 近未来の鑑賞はどうなるのか、それをいち早く体験できる。
    • 大日本印刷がルーブル美術館と共同研究し、その成果を公開する体験スペース。 3年間で、6つの展示を企画する。
      • 現在、「古代ギリシアの小像、タナグラの優美」展を開催中。
    • ルーブル美術館から出品されているのは、タナグラと呼ばれる古代ギリシャの素焼きの小像3点だが見くびってはいけない。
      • 一緒に展示されている新開発の鑑賞装置を全部体験すると、2時間かかるという。
      • モニターに映し出された小像の3次元映像に指で触れると、小像が回転し、あらゆる角度から見ることができる。
      • 小像の手足の型などを埋め込んだブロックを並べ、画面上にタナグラを作る疑似体験もできる。
    • ハイテクを使った鑑賞は、作品のより深い理解に役立つことは間違いない。
      • と同時に、文字や音声、映像といった情報だけでは再現できない、実物の圧倒的な存在感。
      • 近未来でも、実物と向き合う鑑賞の大切さは変わらない。