- 長瀞町と皆野町にまたがる荒川中流部の峡谷。
- 秩父盆地を北東に流れる荒川が、秩父山地を深く削って峡谷をつくり、秩父赤壁(せきへき)と呼ばれる断層崖(だんそうがい)と岩石段丘などが約4kmにわたって続く。
- 長瀞町の名は、1972(昭和47)年、この長瀞からとられ野上町から変更された。
- 「瀞」の意味は、「川底が深くて、水の流れの静かな所」で、「長瀞」の名は全国にいくつかある。
- 長瀞は「地球の窓」とも呼ばれる。
- 西岸に露出する結晶片岩の岩石段丘(岩畳)は、地下深いところで高い圧力を受けてつくられ、長い年月をかけて隆起し、地表にあらわれた。
- 幅10〜50m、長さ500mの岩畳表面には、水の渦巻き運動によって形成された大小さまざまな甌穴(おうけつ)がみられる。
- 明治時代、ナウマン博士が調査に訪れたことから「日本地質学発祥の地」碑がある。
- ミシュラン・グリーガイド・ジャポンに「長瀞」が掲載された。
- 見どころ
- 紅簾片岩(皆野町)
- 虎岩
- 畳岩
- 結晶片岩の隆起と荒川による浸食によって形成された畳みを敷きつめたようにみえる景観。
- 赤壁(せきへき)
- 四十八沼(しじゅうはちぬま)
- 岩畳上に残された荒川の流路跡に水が溜まってできた沼。
- 水溜まりが点在するが、大きな沼は8つあるらしい。
- 日本一の甌穴
- 長瀞ライン下り
- 長瀞ライン下り、荒川ライン下り、長瀞舟下りの3社があるようだ。
- 3つのホームページの存在からたぶん。
- 長瀞渓谷の全体的に舟下りを紹介したHPは見当たらない。
- 価格、コースは3社とも同じ
- 各社案内所が長瀞駅周辺にある。
- 長瀞駅付近に駐車場がある。
- マイクロバスにより送迎を行う。
- コース
- 親鼻橋−岩畳
- 岩畳−野上駅近く
- \1550
- 所要時間約30分
- ゆったりとした流れ。
- 「長瀞舟下り」はこのコースがない。
- 親鼻橋−野上駅近く
- 「ライン下り」
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