宗教・仏教
六道
ろくどう
衆生
(しゅじょう)
が死んだ後、それぞれの
業
にしたがって
輪廻
する「地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人・天」の6つの世界。
悪行の結果としていく地獄、餓鬼、畜生を「三悪道
(さんなくどう)
」といい、善行の結果いく阿修羅、人、天を「三善道」という。
仏教
では、この輪廻の六道からの解脱が究極の目的の一つ。
この思想はインドに広くみられる世界観で、
バラモン教
や
ジャイナ教
、アージービカ教、
ヒンドゥー教
にもとりいれられた。
日本では六道輪廻の苦しさを描いた絵巻物などが盛んにつくられ、六道すべての衆生を救う
六地蔵
への信仰も生まれた。
参考:エンカルタ2007
2010.06.10
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