インド・宗教
バラモン教 バラモンきょう
  • 古代インドにおいて、仏教興起以前に、バラモン階級を中心に、ベーダ聖典に基づいて発達した、特定の開祖をもたない宗教。
  • およそ紀元前3世紀ころ(日本-弥生時代前期)から、バラモン教がインド土着の諸要素を吸収して大きく変貌して成立してくる、いわゆるヒンドゥー教と区別するために西洋の学者が与えた呼称で、ブラフマニズムBrahmanismと称する。
    • バラモン教(婆羅門教)はその邦訳語。
  • バラモン教はヒンドゥー教の基盤をなしており、広義にヒンドゥー教という場合にはバラモン教をも含んでいる。
  • インドの思想・文化の中核となったばかりか、仏教とともにアジア諸民族に深く広い影響を与えている。
    • ベーダの神々のなかには、帝釈天弁才天のように日本で崇拝されているものもある。
  • 参考:YAHOO!百科事典
2011.09.23

My Dictionary