宗教 |
輪廻 |
りんね |
- 魂は死後、新しく別の生存形態に生まれかわるとし、こうした生まれ変わりが繰りかえされていくとする考え方。
|
- サンスクリットのサンサーラ(「ながれること」「転移」)の訳語。
- インドでは古くから輪廻の思想が広くみられた。
- 人間の魂は死後、植物も含めた様々な他の生物に生まれかわるとされた。
- 死後、何に生まれかわるかは、その人の生前の業によって決定されるとする「善因善果、悪因悪果」の考え方も説かれていた。
- やがてこうした輪廻転生は迷いの状態であるとされるようになり、宗教的実践などによって、このような果てしない再生から解放されること(解脱)が求められるようになった。
- こうした輪廻と解脱の考え方は仏教にも引き継がれ、六道などが説かれた。
|
- 古代ギリシャにおいても、ピタゴラスやプラトンが同様の輪廻説を持っていたことが知られている。
|
|
2010.06.10 |