恵林寺|山梨県甲州市

恵林寺
えりんじ
(「心頭滅却すれば火もおのずから涼し」の寺)
(名勝指定庭園)

山梨県甲州市塩山小屋敷(えんざんおやしき)

グーグルアース座標=N35 43 47.62 E138 42 49.48

撮影日：2006/12/30

写真１

概要

歴史
- 1330年(鎌倉時代末期)に夢窓国師(夢窓疎石)によって開かれた。
- 戦国時代に武田信玄が菩提寺と定めた。
四脚門(赤門)
- 国の重要文化財
- 織田信長により全山が焼き討ちされた後、徳川家康によって再建された。
三門
- 1582年(天正10)(安土桃山時代)、武田氏を亡ぼした織田信長軍が恵林寺に押し寄せ、隠れていた者達を引き渡すように快川和尚(かいせんおしょう)に命じた。
- 和尚の拒否に怒った信長は、和尚をはじめ百人の僧侶らをこの門に押し込め、火を放った。
- その時詠んだ句が「安禅不必須山水　滅却心頭火自涼」(あんぜんかならずしもさんすいをもちいず　しんとうめっきゃくすればひもおのずからすずし)
武田信玄の墓
- 1573年に病死した武田信玄の墓。
- 恵林寺では毎年、4月12日に信玄忌として供養が行われている。
恵林寺庭園
- 国名勝
- 夢窓国師による築庭。