青山様とぼんぼん |
あおやまさま と ぼんぼん |
- 青山様
- お盆前の4、5日間にわたって夕食の後、小学生の男子が法被と鉢巻き姿で、先祖の霊を迎えるという杉の葉で囲まれ、「青山様」と書かれた神輿をかつぎ、「青山様だい、わっしょいこらしょ・・・」と叫びながら練り歩く。
- 本来はお盆に帰ってくる祖先の霊の信仰に発した子どもの行事。
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- ぼんぼん
- 青山様と同時に行われ、幼児から小学生までの少女たちが着物姿で下駄を履き、髪に紙の花をつけ、提灯を持って「ぼんぼんとても今日明日(あす)ばかり、あさってはお嫁のしおれ草・・・」と歌って自分の地区を歩く。
- 先祖の霊を鎮める行事だともいわれる。
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- 江戸時代末期ころから現在の松本の中心市街地を中心に始まったといわれる。
- 近年、少子化により一時衰退したが、伝統の継承の努力が続けられている。
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- 参考:
- すばらしい松本(2001)
- 松本城下町10景(2005)
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