- 明治初年、アメリカの動物学者エドワード・モースが、大森貝塚(大森貝塚遺跡庭園(東京都品川区)・大森貝塚(大田区))の調査で出土した土器に縄目の文様が多かったことからcord marked pottery (縄目文様の土器)と記録。
- 縄文土器には縄文(縄目文様)を持たず、棒や篠竹(しのだけ)で線刻したり、粘土紐(ひも)を貼り付けたりして文様をつけた土器もあり、一般に縄文土器といえば、縄文時代に使われていた土器を意味する。
- 形態や文様は年代や地域によってバラエティに富み、考古学では遺跡の年代を決定する重要な指標となっている。
|