| 時計の歴史 | 
  
      | 西暦 | 日本-年代 | 時計-出来事 | 日本-出来事 | 世界-出来事 | 
  
      | -2000 | 縄文時代 | 
        前2000頃 まっすぐに立てられた棒や石碑の影を使った「日時計」。
        
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      | -1500 | 
        前1500頃 エジプトの碑文に「水時計」のことがしるされている。
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      | -575 | 
        前575頃 カルデア人がギリシャ人に「日時計」を伝えたという記録がある。
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      | -300 | 弥生時代 | 
        前300頃 バビロニアの祭司により「半球状の日時計」が述べられている。
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      | 671 | 飛鳥時代 | 
        671(天智10) 「日本書紀」に「漏刻(水時計)」を設置したという記録がある。
        
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      | 725 | 奈良時代 | 
        725 「記録に残る世界最初の機械時計」の例は、中国・唐で仏僧の一行が製作したもので、現在の機械式時計と同じように脱進機構(一定の時間間隔で歯車の歯を動かす仕組み、カチッカチッと)
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      | 1250 | 鎌倉時代 | 
        1250 13世紀後半 「ヨーロッパで機械時計が発明」される。
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      | 1301 | 
        14世紀 パリの王宮に置かれた機械時計は、重さが227kg、高さが9.8mもあった。
        
          当時の時計は文字盤と針が1つだけ付いていて、ほぼ15分ずつの時間経過を示すようになっていた。
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      | 1337 | 室町時代 |  |  |  | 
  
      | 1350 | 
        1350 14世紀半ば かなり精密な天文時計が作られるようになる。
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      | 1450 | 
        1450頃 イタリアで、時計の動力源に、重りの代わりに、「ゼンマイ」を使うことが始められた。
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      | 1453 |  |  |  | 
  
      | 1500 | 戦国期 | 
        1500頃 ドイツのニュルンベルクの錠前師ヘンラインが、ゼンマイを使って、持ち運びできる小さな卵形の懐中時計を作り出し、「ニュルンベルクの卵」と呼ばれて、金持ちの間で人気だった。
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      | 1550 | 
        1550年代 フランシスコ・ザビエルが「日本に初めて機械式時計を持ち込む」。
        
          それ以降、ヨーロッパからの使節や宣教師が将軍などに献上品として持って来た。
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      | 1595 | 安土桃山 | 
        16世紀の終わり、イタリアの物理学者・天文学者ガリレオ・ガリレイが振り子の性質を調べ、振り子の一振りの周期が一定であるという「振り子の等時性」を明らかにした。
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      | 1601 | 江戸時代 | 
        17世紀、時計に「分針と秒針」がつきだした。
        
          「文字盤と針を保護」するために水晶が使われだした。
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      | 1659 | 
        1659 オランダの物理学者ホイヘンスが、「振り子が時計を規則的に動かすことに使える」ことを示した。
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      | 1660 | 
        1660 フックにより、テンプ(調速機)を動かす「ヒゲゼンマイ」が発明される。
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      | 1669 | 
        1669 イギリスの物理学者フックが「脱進機」を発明した。
        
          これにより、小さな振動の振り子が時計に使えるようになった。
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      | 1701 | 
        18世紀、「宝石の軸受」けが使われだし、時計の磨耗を減らし、寿命を長くした。
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        18世紀初期 「スイスが時計製作工場の中心」になる。
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      | 1728 | 
        1728 イギリスの時計師ハリソンが、船の航海中に経緯度を決める際に正確な時間を知る必要性から、高精度の時計、「クロノメーターを初めて作った」。
        
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      | 1730 | 
        1730 木彫りの鳥が鳴いて時を告げる「鳩時計」がドイツで作られる。
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      | 1765 | 
        1765 イギリスの発明家マッジにより、「てこ式の脱進機」が発明される。
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      | 1876 | 明治時代 |  |  |  | 
  
      | 1894 |  |  |  | 
  
      | 1900 | 
        1900年代初頭、アメリカのウォーレンが、交流電流の周波数と同調して回転するモーターを使った「電気時計」を開発する。
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      | 1903 |  |  | 
        12月17日 1903 ライト兄弟 アメリカ・ノースカロライナ州キティホークで、史上初の動力飛行30メートル成功
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      | 1904 |  |  |  | 
  
      | 1914 | 大正時代 |  |  |  | 
    
      | 1923 |  |  |  | 
  
      | 1927 | 昭和時代 | 
        1927(昭和2) アメリカで水晶の振動を使った、「水晶時計」(クォーツ)が作られる。
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      | 1939 |  |  |  | 
  
      | 1941 |  | 
        1941(昭和16)12月7日 日本海軍がハワイ真珠湾に奇襲攻撃を行なった。
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      | 1945 |  | 
        1945(昭和20)8月6日 広島に、9日に原爆投下。
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      | 1955 | 
        1955(昭和30) イギリスで水晶時計を上回る、「セシウム原子時計」が作られる。
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      | 1957 | 
        1957(昭和32) 小型電池を入れた「電気式腕時計」が発売される。
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      | 1959 | 
        1959(昭和34) 脱進機の代わりに「小型音叉」が使われた時計が作られる。
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      | 1960 | 
        1960年代 「LED」の文字盤の時計が作られる。
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      | 1970 | 
        1970年代 「LCD(液晶)」の文字盤の時計が作られる。
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        1970年代以降 ゼンマイ式機械時計から水晶発振器を使ったクォーツ時計が隆盛となる。
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        これにより、時計工業は精密機器工業からエレクトロニクス産業の一部門になった。
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        クォーツ化は日本の時計工業を発展させ、時計王国であったスイスの時計工業を地盤沈下させた。
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        腕時計などでは日本、スイス、フランスの生産が多い。置き時計などでは、日本、ドイツ、ロシアの生産が多い。
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      | 1999 | 平成 | 
        1999(平成11) アメリカ国立標準器技術研究所が、世界で最も高精度な(誤差2000万年で1秒以内)セシウム原子時計を発表した。
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