関東大震災 |
かんとうだいしんさい |
- 1923年(大正12)9月1日午前11時58分に相模湾(神奈川県)北部を震源とした地震による関東地方の南部で発生した日本史上最大の災害。
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- 死者:
- 1925(大正14)年の発表で死者は14万2807人とされたが、重複(ちょうふく)があるとされ、近年、約10万5000人と発表された。
- 本所陸軍被服廠跡:
- 東京では百ヶ所以上から火の手が上がり、特に本所(ほんじょ)(現、墨田区)の陸軍被服廠跡(ひふくしょうあと)の空き地では、非難してきた約3万8000人が発生した火炎竜巻により焼死した。
- 江戸の街並み失われる:
- この震災により、江戸時代よりの街並みのほとんどが焼失した。
- 国際義援:
- アメリカ、イギリス、中国、フランスなど40カ国から義援金、救援物資が届いた。
- 虐殺:
- 震災が起きた1日の夕方から「朝鮮人が井戸に毒を投げ入れ、暴動を起こしている」というデマが流れたため、軍隊、警察、自警団などにより数千人の朝鮮人と中国人が虐殺された。
- また軍隊と警察により治安維持の名の元に社会主義者や先鋭的な労働者を検挙し、一部を拷問の末、殺害した。
- 防災の日:
- 関東大震災のあった9月1日は、1960年(昭和35)から「防災の日」に指定され、全国で防災訓練が実施されている。
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