写真２：動物の種類の多さを示す立体棒グラフ

• 日本の国土の広さと似た島国であるイギリス、ニュージーランドとの比較。
  • １番長い棒は１ｍくらいある。
  • 手前から奥に向かってニュージーランド、イギリス、日本の順に並んでおり、あらゆる動物の種類の多さで、日本は他国を圧倒していることを示している。

• 動物は、同じ種において、北方ほど大型化する傾向がある。
  • これは、体の大きさに対する表面積の割合を小さくして熱の発散を少なくし、熱効率を高める方向に適応した結果であると考えられている。
  • 逆に温暖な地域では小型化することによって体温の放散が容易になる。
  • この現象は、発見者から「ベルグマンの法則」と呼ばれている。
  • この現象は植物でも見られる。

• 沖縄県の南西諸島には４種類のハブがいる。

写真６：ハブ

• 「しし」はイノシシやクマなどの害獣の総称で、水や食べ物を与えてくれる山への畏敬の念から、害獣をも供養しようという精神による郷土芸術。

写真５：東北地方の「鹿踊り」(ししおどり)

２階南翼 生き物たちの日本列島

撮影日：2009/12/2 P5,7〜14=11/2/16

写真１：３０種近くの固有種、準固有種の鳥

概要

日本列島では９万種以上の動植物が知られ、多くの固有種が存在している。

動画

動画(HD)

写真１２：造礁サンゴに住む生物

• 小笠原諸島(東京都小笠原村)に生息する固有種のコウモリ。

写真１１：オガサワラオオコウモリ

• 海中のサンゴが作りだす複雑な空間は、様々な動物に安定したすみかを提供する。

写真１０：ヤンバルクイナ

写真９：イリオモテヤマネコ

• 奄美諸島(鹿児島県)では、猛毒のハブを駆除するため、天敵であるマングースを移入させたが、ハブは獲らずに、固有種であるアマミノクロウサギの天敵となってしまい、絶滅の危機にさらされている。

写真７：アマミノクロウサギ

写真８：セマルハコガメ

• ＤＮＡ解析により、ニホンジカは、サハリン経由の北日本グループと、朝鮮半島経由の南日本グループに明確に分けられるという。

写真４：ニホンジカ

• 北海道のヒグマは分布の南限。
  • 日本列島が大陸につながっていた頃、大陸から渡ってきたと考えられているが、ＤＮＡ解析により、渡ってきたコースにより３つのグループに分けられるという。

写真３：ヒグマ