聖博物館|長野県麻績村

聖博物館
HIJIRI MUSEUM

長野県麻績村麻

グーグルアース座標=N36 29 15.67 E138 4 12.93

撮影日：2007/09/03 P4,14=8/28

写真１

概要

聖博物館：
- 1965年(昭和40)にオープンし、民俗や自然に関する資料を展示している。
- 2012(平成24)年、リニューアルオープンした。
航空資料館：
- 聖博物館と棟続きの建物。
- 旧麻績小学校の校舎の一部を移築したもの。
- 屋外展示：
  - 戦艦陸奥(むつ)の主砲、航空自衛隊の戦闘機、蒸気機関車を展示している。
  - ここに戦闘機などがある理由は、当時の村長が、かつて特攻隊を訓練し戦地に送った陸軍将校だった。
  - その経験から、戦争賛美の意見もあるなか、「平和への願いを風化」させないために作ったものだという。
  - 戦闘機は自衛隊から無償貸与されたもの。

陸奥(むつ)
- 1935年(昭和10)に建造された。
- 主砲の射程距離は４０キロメートル。
- 第２次世界大戦中の1943年(昭和18)に瀬戸内海で謎の爆発により、乗員１２２１名とともに沈んだ。
- 1970年(昭和45)に引き上げられた。
主砲の展示理由
- 戦争被害の縮図ともいえる主砲を展示することによって戦争の悲惨さを回顧して平和を願う。
- 世界最強ともいえる軍艦の製造技術は戦後の造船大国となった日本に引き継がれた。
  - 優秀な技術は一朝一夕にはならず伝統の重要性を認識すること。
- リテルハートという人の”平和を欲するならば　戦争を理解せよ”という言葉が記されている。

写真１３：Ｆ１０４Ｊスターファイター戦闘機

写真１２：戦艦「陸奥」の主砲

写真１０：Ｆ８６Ｆセイバー戦闘機

写真９：Ｆ８６Ｄ戦闘機