風化
ふうか
Weathering
地表近くの岩石が物理的に分解したり、化学変化を起こしたりする過程。
風雨や日射などの機械的な作用で岩石が破砕されてゆく物理的風化、構成鉱物が化学変化することによって、ゆっくりと岩石が変質していく化学的風化、植物の根などが岩石の割れ目などに入り込んで進行する生物的風化があり、これらが同時に進行する。
風化作用は土壌をつくる過程でもあり、その結果、地表でより安定な粘土鉱物が生成され、これが土壌を形成する。
比喩的に、体験による生々しい記憶や印象が次第に薄れていくことをいう。
用例:「戦争体験の風化」
参考:エンカルタ2007
■玉ねぎ状風化・・・
四賀化石館
(長野県松本市)
2012/4/1
■風化した堆積岩である
ままこ落とし
(長野県池田町)
2008/1/8
*2012.05.16
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