平将門 |
たいらのまさかど |
- 現、茨城県を本拠に勢力をふるった、平安時代中期の武将。
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- ?〜940
- 将門の乱(まさかどのらん)
- 父の遺した領地や女性をめぐる問題で一族の紛争がおこり、これが朝廷への反乱に発展。
- 将門は中央からの関東の独立をめざして自ら新皇と称したが、数カ月で藤原秀郷(ひでさと)と平貞盛の連合軍に攻められ、猿島郡石井(さしまぐんいわい:現・坂東市(ばんどうし))の北山で敗死。
- 将門の乱は初めての大規模な「地方の反乱」
- 将門は国家の支配に抵抗した英雄として民衆の共感を得た。
- そのため、後に様々な伝説が生まれることになった。
- 伝説:
- 京でさらされた将門の首は、3カ月も目を閉じなかったとか、東国に飛んでいったという伝説。
- その首塚が東京・丸の内ビジネス街の真ん中に平将門首塚(東京都千代田区)としてある。
- 将門記(まさかどき/しょうもんき)
- 平将門の乱を描いた軍記物語。
- 後の軍記物語の先駆けとして、文学史的にも重要。
- 世紀初めに史料をもとに創作を加えてまとめられたとする説が強い。
- 平将門をテーマにしたNHK大河ドラマ
- 海音寺潮五郎原作、加藤剛主演『風と雲と虹と』(1976年(昭和51))
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■平将門首塚(東京都千代田区)
2009/10/19 |
■平将門をまつっている神田神社(東京都千代田区)
2005/9/1 |
■将門誓いの梅(金剛寺)(東京都青梅市)
2004/3/5 |
2010.2.8 |
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