伝統行事
繭玉
まゆだま
小正月
の
予祝行事
の一つで、
クワ
、ミズキ、
ヤナギ
、カシ、
エノキ
などの枝に、繭形の団子や餅を数多くつけ、座敷、神棚、大黒柱その他に飾り付ける。
繭形につくるのは
養蚕
が盛んになってからで、それ以前は団子や餅をちぎってつけたり、
大判
・
小判
など縁起のよいものを飾った。
年頭にこのような形を示すことによって、秋に同様の豊作状態をもたらそうと願うもの。
長野県あたりから関東・東北地方に広く分布する。
団子は、
どんど焼き
の火であぶって食べたりする。
■
三九郎
で繭玉を焼く
(長野県松本市)
2011/1/8
■
八坂神社
の小さな祭りで売られた「繭玉」の役割である笹団子
(東京都青梅市)
2008/6/14
■
安曇野橋節郎記念美術館
で
(長野県安曇野市)
2009/1/10
2011.03.04
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