柳 |
やなぎ
Willow |
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- シダレヤナギを指す場合もある。
- 主に北半球に約400種が分布し、日本では34種ほどがある。
- 多くのヤナギは河川敷や水辺、湿原などの湿気の多い土地に真っ先に侵入し、群がって生え、ヤナギ林を形成する場合もある。
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- 日本の柳
- シダレヤナギは、万葉集にも登場する古い栽培植物で、中国から渡来してきたといわれている。
- 「ヤナギ腰」「ヤナギに風と受け流す」「ヤナギの下にいつもドジョウはおらぬ」など多くのことわざ、慣用句を持つ。
- 「柳腰」:ほっそりとしてしなやかな腰つきのことで、美人の腰を形容して言った。
- 「柳に風と受け流す」:風に吹かれるシダレヤナギの枝のように、「逆らわずに上手に受け流す」こと。
- 「柳の下にいつもドジョウはおらぬ」:一度うまくいったからといって、同じやり方で何度もうまくいくとは限らないということ。
- シダレヤナギ、ウンリュウヤナギ、キヌヤナギなどは街路樹や公園などに植えられる。
- コリヤナギは、枝などの材質が柔らかく、強いので、かつては柳行李(やなぎごうり)、現在ではバスケット、花籠などの民芸品の材料となっている。
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- 柳はかつて東京・銀座(東京都中央区)のシンボルだった。 →銀座の柳
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■渡良瀬遊水池(栃木県栃木市)
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2010/5/3 |
■穂高駅前の銀座の柳(左端)(長野県安曇野市)
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2007/8/14 |
■中野陣屋県庁記念館前の柳(長野県中野市)
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2005/8/23 |
2010.5.22 |
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