- 酒類の製造法による分類で、醸造酒、混成酒に対する用語。
- もろみ、果汁などアルコールを含んだ液を加熱し、アルコールなど揮発性成分を蒸発させ、これを冷却器に導いて回収(蒸留)したもの。
- 蒸留法
- 単式蒸留機(ポットスチル)を用いるもの
- 古くからの方法で、蒸留釜にもろみを入れ、ひと釜ずつ蒸留していくが、アルコール以外の揮発成分も多く、通常は2回蒸留を行う。
- 製品のアルコール分は20〜60%。
- モルトウイスキー、ブランデー、本格焼酎(しょうちゅう乙類)など。
- 連続式蒸留機(パテントスチル))を用いるもの
- いくつもの蒸留棚を積み重ねた塔に、一定速度でもろみを供給し、連続的に蒸留して95%のほぼ純粋なアルコールをとり、加水、熟成させてつくる。
- ブレンド用のグレンウイスキー、ウォツカ、しょうちゅう甲類など。
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