土用の丑の日 |
どようのうしのひ |
- 昔の暦で、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間を土用といい、その内の十二支が丑(うし)に当たる日をいう。
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- 土用丑の日ともいう。
- 土用の丑の日は年に平均6日ある。
- 一般的には「土用丑の日」といったら夏の日をいい、日本人は鰻を連想し、鰻屋がにぎわう。
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- 土用の丑の日と鰻の関連
- 諸説あるが、最も知られている説は、夏に売れない鰻屋から相談された平賀源内が、「丑の日に”う”の字がつくものを食べると夏負けしない」という民間伝承から着想して、店先に「本日丑の日」の貼り紙を勧めて繁昌した、というもの。
- 近年、鰻は冬場の方が脂(あぶら)がのっていておいしい、ということから、「寒の土用丑の日」をPRしているところもある。
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- 「寒の土用丑の日」
- 長野県岡谷市は古くから鰻の漁獲高・消費量、うなぎの店が多く、「うなぎのまち岡谷」を標榜している。
- うなぎが本当においしいのは「寒うなぎ」であることから、立春前にあたる1月最終の丑の日を「寒の土用丑の日」と決め、全国に広めることにした。
- 「寒の土用丑の日」は日本記念日協会に登録し、商標登録も行った。
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■寒の土用うなぎ祭り(長野県岡谷市)
2012/2/11 |
■「寒の土用 丑の日 発祥の地」記念碑・・・湖畔公園(長野県岡谷市)
2009/6/9 |
2011.04.01 |
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