航空機 |
ボーイング747
ジャンボジェット機 |
ぼーいんぐななよんなな
Boeing 747
じゃんぼじぇっとき
Jumbo Jet |
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- 最も知られた航空機で、かつては花形の航空機、航空会社の顔(フラグシップ)だった。
- 「セブンフォーセブン」や「ジャンボ」、「ジャンボジェット」とも呼ばれる。
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- ボーイング社の民間航空機部門唯一の4発(エンジンが4基ある)旅客機。
- 初の広胴型(ワイドボディ)の旅客機。
- 全長71〜76m
- 1969(昭和44)年初飛行で、現在(2011時点)も生産が続けられている、ベストセラー・ロングセラー機である。
- エアバスのA380が2005(平成17)年に初飛行するまでは世界一巨大な旅客機だった。
- 「ジャンボ」の愛称は実在の象に由来し、747をこう呼んだことから巨大なものに「ジャンボ」と付けることが広く普及した。
- 4基のエンジンの内、3基が停止しても1基だけで飛行できるように設計されている。
- 1960(昭和35-)年代当時、乗客数150〜200人の旅客機が一般的だったが、747は2倍の350〜450人だった。後に500席を超す改良機も製造された。
- しかし、座席全てを埋めるほどの乗客は無かったため、「空席で飛ばすより、運賃を下げてでも席を埋めたほうが良い」という考え方により、運賃が引き下げられ、高嶺の花だった庶民の海外旅行が一気に身近なものとなった。
- 生産機種は1991(平成3)年以後は改良型の747-400に統合された。単に「ダッシュよんひゃく」と呼ぶ。
- コクピットは大幅に電子化され、大型機でありながら、計器を監視する専門職である航空機関士(フライトエンジニア)を廃し、機長、副操縦士の2名による運航を可能とした。当時、職場が減らされること、安全面の危惧などから労働組合の反対運動が起きた。
- NASAは747を改造しスペースシャトルを背負わして輸送した。
- 日本政府は政府専用機として2機所有している。運航は防衛省が担当している。
- 旅客機は、一気に大人数を運ぶ大量輸送の時代から、中・小型機により少人数を頻繁に運ぶ時代に変わり、航空会社の経営不振などから燃費で不利なこともあり退役が進んでいる。
- しかし、貨物機としては現在でも優れていることから(元々貨物機として開発が始まった)生産が続けられている。
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- 日本航空
- 世界最多の113機を発注した。
- 経営再建の一環として、2011(平成23)年中にジャンボ機を全機退役させる予定。
- 1985(昭和60)年に起きた日本航空123便墜落事故は520名が死亡し、単独機の事故としては世界最大の事故だった。
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関連HP |
BOING
・・・Boeing 747 Family |
日本航空
・・・747 Classic Forever |
■羽田空港国際線旅客ターミナルから
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2010/11/29 |
■羽田空港第2旅客ターミナルビルから(東京都大田区)
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2010/11/29 |
■747のタイヤ・・・旧交通博物館(東京都千代田区)
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2005/9/1 |
■成田空港(千葉県成田市)
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2004/8/25 |
■羽田空港第1旅客ターミナルビルから(東京都大田区)
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2004/7/25 |
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2011.02.25 |
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