動物
牛蛙 うしがえる
Bullfrog
  • 食用ガエルとして知られるアカガエル科のカエルの1種。
  • 特定外来生物に指定されている。
  • オスが雄牛のような太く低い声で鳴くのでこの名がついた。
  • 北アメリカ東部の原産で、カナダからメキシコにかけての湖や池にみられる。
    • 食用として、アメリカ西部のいくつかの州をはじめ、世界中の多くの地域に移入された。
  • 約２０cmの体に対して長さが２５cmにもなる後脚は、食通の珍味とされている。
    • 新しい地域に持ち込まれたウシガエルは、ほかのカエルをはじめその土地の野生生物を短期間に食いつくすため、環境へ深刻な影響を及ぼしてきた。
  • 日本でも1918(大正7)年に移入されて以来、北海道から石垣島まで各地に分布をひろげている。
  • 目の後ろにある大きな鼓膜で、特にほかのウシガエルからの求愛の鳴き声をききわける。
    • オスは春の夜に水辺で鳴く。
    • なわばりを守るときには攻撃的になり、侵入者に激しく襲いかかる。
    • メスは多いときには1万個の卵を産む。
    • オタマジャクシが成体になるまでには温暖な地域で1年、寒冷な地域では2〜3年かかる。
ビデオ映像あり動画(ウシガエルと思わる鳴き声)
  • 参考：エンカルタ２００７
関連
■埼玉県立自然の博物館(埼玉県長瀞町)
2010.07.16

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