- もとは小湖沼群が存在するのみだった。
- 12世紀(日本-平安時代後期)に黄河が淮河下流部に流れ込み、その泥土の堆積(たいせき)で河床が高くなると、淮河は排水できなくなり、ここに水が集まった。
- そのため湖面が拡大し、明・清2代にわたり、淮河の流す水がたまって、今のような中国第3位の大淡水湖となった。
- 湖水は長江に排出される。
- 水路が狭いので、淮河の増水期に湖の周辺で水害が多発した。
- 1952(昭和27)年、蘇北灌漑総渠(そほくかんがいそうきょ)が建設され、湖水の一部は江蘇省北部の農地灌漑と水運に利用されるようになったが、現在も大部分の水は長江に排出されている。
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