ブラジルの記事(最終更新:2009.04.28) |
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未記入は朝日新聞 |
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2008.05.12 |
- 揺れるバイオ燃料政策
- EU 食糧高騰の元凶と矢面
- ブラジルは弁護に懸命
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2007.11.10 |
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- 国営石油会社ペトロブラスは、ブラジル近海の大西洋に油田を発見したと発表した。
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2007.06.01 |
- エタノール生産、過去最高の見込み
- サトウキビ収穫も新記録
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- ブラジル国家配給公社、バイオ燃料の世界的な需要の高まりを受け、今期のエタノール生産量が過去最高の200億リットルに達するとの見通しを明らかにした。
- 面積、収穫量ともにサンパウロ州が国全体の半分以上を占める。
- 世界最大のサトウキビ生産国であるブラジルは、バイオエタノールの生産量世界2位、輸出では1位。
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時事通信 |
2006.05.15 |
- エタノール版OPEC 安定供給へ設立
- ブラジル呼び掛け
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- サトウキビや穀物を原料とする石油代替エネルギー「バイオエタノール」活用の機運が世界で高まるなか、世界最大のエタノール生産国ブラジルが、アジア・アフリカ諸国と「生産者連盟」の設立を進めていることが明らかになった。
- いわば、エタノール版石油輸出国機構(OPEC)。
- 日本などへの輸出をにらみ、安定供給のセーフティーネットを作るもので、利用促進に弾みをつけそう。
- 加盟国が自然災害などで十分にエタノールを生産できない場合に、代替供給する仕組みを構築する
- ブラジルでは、ガソリンにエタノールを混ぜて走る「フレックス車」が広く普及している。
- アメリカでも、最近の原油価格高騰で改めてクローズアップされ、一月にブッシュ大統領が利用拡大方針を打ち出した。
- 日本では石油連盟が、エタノールの化学合成品である「ETBE」をハイオクガソリンに3%混ぜる方式を採用、2010年(平成22)度の実用化を目指している。
- この方式は、現在の給油設備や自動車を利用でき、主にブラジルからの輸入でまかなう計画。
- しかし、エタノールの価格は生産国ブラジルでは低くても、少量を輸入する日本では割高になる。
- 利用量拡大によるコストダウンが課題。
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産経新聞 |
2006.04.26 |
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- ブラジル国営石油会社ペトロブラス社は新しい採掘施設の運転を始めた。
- 同国悲願の石油自給が実現したという。
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2006.04.14 |
- 「バイオエタノール」積極導入を
- ブラジル開発産業通商相
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- ――バイオエタノールの長所は。
- 「クリーンで、再生可能で、安い。
- 原料のサトウキビが栽培段階で二酸化炭素(CO2)を吸収するので、燃やしても地球のCO2は増えない。
- 石油と違い、政治的に安定した地域で生産されていて、枯渇の心配もない。
- 原油価格が高止まりしているなかで、石油に依存している国にとってバイオエタノールは重要な選択肢になる」
- ――エタノールが自動車内の水分を吸収し、部品をさびさせる、との指摘もあるが。
- 「私が乗っている1996年製の外国車は、バイオエタノールとガソリンの混合燃料で10年間快調に走っている。
- 問題ないと思う。
- 各自動車メーカーは、ガソリンにも、バイオエタノールが多い混合燃料にもどちらにも対応できるエンジンの開発に力を入れていて、今後、車種が増えるだろう」
- ――エタノール価格は高騰しないか。
- 「エタノール価格が上昇すればサトウキビの栽培面積が増え、供給が増える。
- ブラジルはバイオエタノールを増産する方針で、中南米諸国でも今後バイオエタノール向けのサトウキビ栽培が増えるだろう。
- 価格は急騰しないと思う」
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2006.02.25 |
- カーニバルも四苦八苦
- 鳥インフルエンザで羽根飾り高騰
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- 色とりどりに染められた羽根は、サンバチームの踊り子や山車を飾る華。
- ダチョウやクジャク、キジの羽根は97%は南アフリカ共和国や中国からの輸入に頼っている。
- 世界的な流行を見せている鳥インフルエンザ。
- 鳥インフルエンザ対策として、政府は鳥の羽根の輸入を禁止したため、価格が高騰。
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時事通信 |
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2008.10.24 |
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- いら立つブラジル
- 資源価格急落の道
- 金融危機 世界同時不況
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2008.05.08 |
- ブラジル新航空 名前は「青」
- 投票1位は「サンバ」 でも激しすぎ?
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- アメリカの新興航空会社ジェットブルー社の創業者ニールマン氏がブラジルにつくる航空会社の名前が「青」(アズール)に決まった。
- 知名度を高めるためにネットで名前を募集。
- サンバが一番人気でアズールが続いたという。
- 「アズールは空を思わせ、清潔で安全な印象。サンバほど激しくもない」と採用の理由を語った。
- 革張りのシートや各席に備えたモニターでテレビ放送をリアルタイムで視聴できるなど、ジェットブルーで好評な設備・サービスを導入するという。
- 関連HP→jetBlue
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2007.03.29 |
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- バリグは1927年(昭和2)創業。
- かつては中南米最大の航空会社として、成田線を含む多くの国際線を運航していた。
- 米同時多発テロ後の航空業界の不況などで経営が悪化。
- 2001年(平成13)に運航を始めたゴルはインターネットによる航空券販売などの経費削減で急成長してきた。
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2008.04.30 |
- ヘビ・・・?脚のないトカゲ!
- ブラジル中部で新種生物続々
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- ブラジル中部の草原地帯「セラード」で14種類の新種の生物を発見。
- 脚のないトカゲ、角張った体のツノガエル、オポッサム(フクロネズミ)のような哺乳類など。
- アルマジロや小さなダチョウなど、絶滅が危惧される動物の生息も確認された。
- セラードはアマゾンの熱帯雨林に隣接する地域。
- 近年、セラードでは穀物価格の高騰による大豆栽培の拡大や、バイオエタノールの原料のサトウキビの増産が進み、自然破壊が急ピッチで進んでいる。
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2008.10.25 |
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2008.10.19 |
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2008.09.17 |
- ブラジルのスラムで子供たちの自立支援を進めるドイツ人
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2008.07.27 |
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信濃毎日新聞 |
2008.07.26 |
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2008.06.06 |
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信濃毎日新聞 |
2008.04.26 |
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- 夜、車を運転する時、赤信号で止まってはいけない。
- サンパウロやリオデジャネイロなどブラジルの大都市を中心に、停車したところを狙って、拳銃を突きつけて金品を奪う強盗が多発しているから。
- 赤信号の場合は速度を落とし、横から車が出てこないかを警戒し、徐行しつつも交差点を行き過ぎる。
- ブラジルでも信号無視はもちろん違反。
- だがパトカーも見とがめることはない。
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2008.02.23 |
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- 廃タイヤを再生したサンダルが、環境問題に敏感な若者を中心に人気を集めている。
- 「世界で最初の環境ファッション」をうたうブランドの名は「Gooc」。
- タイ・クウン・ニア社長(49)の母国ベトナムの言葉で、ルーツという意味。
- サイゴン(現ホーチミン)生まれ。
- かつてボートピープルだった。
- 人生が一変したのは、高校生だったベトナム戦争末期の1975年(昭和50)。
- サイゴンに北ベトナム軍が進攻。
- 内定していたフランス留学はなくなり、強制労働と社会主義理論の学習の日々が待っていた。
- 家族は亡命を計画。
- 3年後、8人きょうだいの末っ子だった社長が先陣を切って、長さ6メートルほどの漁船に詰め込まれた。
- 大海を漂う社長ら67人を救ったのが、マラッカ海峡に向かうブラジル国営石油のタンカーだった。
- 見ず知らずの地で、辞書を自作してポルトガル語を一から勉強した。
- 故郷を再訪すると、南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)の兵士がはいていたようなゴムのサンダルを欧米からの観光客がおみやげに買っていた。
- 環境問題に対応し、アジア的な味わいもある、と商機を見出した。
- 今では欧米や日本など20カ国以上に輸出する。
- それにしても、かつてベトコンを憎んで国を出た人が、その象徴で財をなすとは。
- そう聞くと「今では、サンダルがベトナム人の象徴になっているからね」よ快活な笑顔で語った。
- 死線を越えた人は、やはり、しぶとい。
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2007.12.28 |
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- 近代文明との接触を1950(昭和25)年代に絶ったインディオ(先住民)の一部族、メチキチレ族がアマゾンの熱帯雨林から突然現れ、歌を残して消えた−−。
- マットグロッソ州でインディオ保護区の森の中にぽつんとあるカヤポ族の村に現れた。
- 「文明化し、髪を切ったり服を着たりしている人とは話したくない」とかたくなだった。
- 髪を昔通り伸ばしていたカヤポ族の一人で国立インディオ基金(FUNAI)の現地責任者(57)が仲介役になった。
- 「彼らはひどくおびえていた。森林の伐採業者や砂金堀りの労働者に襲われ続けていたようだ」
- 村ではしきたりに従って焼き魚やバナナ、芋を贈った。
- 危険はないと知ったリーダーは歌うような声で仲間を呼んだ。
- 男女計87人に膨れ上がった。
- 「森が切り開かれて牧場になり、仲間10人が殺された。ここで仲良く暮らしたい」。
- 彼らは開発で住みかをなくし、行き場がない窮状を訴えた。
- その時、1機の小型機が低空を飛んだ。
- FUNAIのパイロットが部族の出会いがうまくいっているか気になって近づいたらしい。
- 「だまされた。襲われる!」驚いたメチキチレ族は森に走り去った。
- 国内に46万人 保護不十分
- ブラジルでは225部族、約46万人のインディオが暮らす。
- 多くがアマゾン流域に住み、55部族が文明とほとんど接触していない。
- 政府にとってアマゾン流域は「未開の地」であり、開発の対象だった。
- 1960(昭和35)年代、クーデターで政権を握った軍部は外資を導入するなどして農鉱業振興を図った。
- 経済振興の上でインディオは長らく邪魔な存在だった。
- 1967年(昭和42)、そのくらしと文化を保護する公的機関としてFUNAIが設立される。
- 1973年(昭和48)、参政権や土地所有権が認められる。
- 今は保護区であれば一般人が入ることは厳しく規制されている。
- しかし広大な国土を綿密に監視するのは困難で、保護区に伸びる乱開発の波を防ぎ切れていないのが現状。
- 経済的自立 探る部族も
- 熱帯雨林で覆われたインディオ保護区に隣接する町コリデル周辺は、地平線の果てまで牧場が広がる。
- 住民の多くは白人。
- 森が焼き払われ、切り倒されて牧場が広がる。
- 一部では保護区を浸食している。
- 一方で、コリデルには保護区から出てきた多くの若者が暮らす。
- インディオが経済的にどう自立すればよいか模索している。
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2007.11.13 |
- 5歳スパイダーマン、赤ちゃん救出
- 隣家の火事に突入
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- スパイダーマンの衣装を着た5歳の男児が火事現場から赤ちゃんを救出。
- 道でヒーローごっこをして遊んでいた男児。
- ヒーローになりきっていて、「スパイダーマンは何も怖くないんだ」と胸を張っていた。
- 「大きくなったら消防士になりたい」という。
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2007.06.06 |
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- 一卵性の双子が同じ国立大学の「黒人枠」に出願したところ判断が食い違った。
- 黒人の進学率を高めるためにできた枠だが、思わぬ事態に見直し論も出ている。
- 黒人の父と白人の母の間に生まれた兄弟。
- 審査委員会が願書の写真で判断するが、片方だけが「黒人」と認められなかった。
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2008.10.03 |
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2008.10.02 |
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2008.10.01 |
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2008.09.30 |
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2008.09.29 |
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2008.07.11 |
- アマゾン奥地の先住民
- 狩猟や果実採集で生活
- 接触望まない意志尊重
- 自然と共生 学ぶべき点
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2008.06.01 |
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2008.02.06 |
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- アマゾンなどの熱帯雨林の違法伐採が進むなか、ブラジルで2007年(平成19)に開発業者などに殺害された先住民(インディオ)の被害者数が76人にのぼり、過去20年で最多となった。
- 土地を守ろうとし、農園主や木材業者などが雇った警備員に射殺された人が多いという。
- 中西部マトグロッソドスル州に住むグアラニ族はリーダーが1月と7月に相次ぎ殺害された。
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2007.07.12 |
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- 近代文明との接触を絶っていたインディオ(先住民)の部族が突然姿を現した。
- 「親類を捜しに来た」「開拓者とのトラブルで10人以上が殺された」などと話していたが、3日後には2曲の歌だけを残して姿を消したという。
- メチキチレ族と呼ばれ、約7千人いるカイアポ族の一部族。
- 1950年代(昭和25)に文明との接触を選んだカイアポ族と別れ、数家族で森に消えたとされる。
- 「洋服を着ている人とは暮らせない。殺されるかもしれないから」と言い残し旅立った。
- ブラジルに住むインディオは約70万人。
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2007.04.11 |
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- ブラジルの最高齢初得点記録を更新。
- パライバ州のチーム。
- 菓子工場を営む地元の富豪。
- サッカー好きが高じて、15年前に自分のチームを設立。
- チームは多くの選手が自分の工場の従業員ということもあり、連敗街道。
- 評価は「この州のレベルが低いと思われる」「みんなの手本だ」と、二分されている。
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2007.03.24 |
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- 親善試合でポルトガルに敗れたサッカー・ブラジル代表。
- 地元メディアが腹立ち紛れに、監督(43)のファッションセンスの悪さをやり玉に挙げている。
- 監督はワールドカップに3度出場し、「鬼軍曹」と呼ばれた闘将。
- 真冬のロンドンでの試合ながら、後半に入るとコートを脱ぎ、シャツ1枚で指揮。
- その柄が、イギリスメディアに「80年代のディスコに出かけるような格好」とからかわれた。
- 「あんな格好をするなんてショックだ」「ヨーロッパではもうあんなシャツを着る人はいない」と各国記者の反応も特集。
- 監督の服選びは服飾学科の学生である娘(20)の役目らしい。
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2006.07.04 |
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- サッカー・ワールドカップで優勝候補とされながら準々決勝で敗退したブラジル代表の選手が帰国。
- 空港で待ちかまえたファン約50人は、逃げるように無言で去った監督を「給料泥棒」などと激しく非難した。
- 36歳の主将に対して、動きの悪さにいらだっていたファンは「引退しろ」「年寄り」とののしった。
- ブラジル南部の町ではロナウジーニョ選手の像が燃やされた。
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◆生活 >>戻る |
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2005.04.07 |
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- かかってきた電話に「もしもし」と出ると、受話器の向こうから聞こえる第一声がほとんどの場合、「あなたは誰ですか」。
- この国では1970(昭和45)年代ごろまで回線状態が悪く、きちんとダイヤルしても、別の場所につながってしまうことがよくあった。
- そのため、かけた側がまず「あなたはだれ」とか「ここはどこ」と尋ねて、ダイヤル通りにつながったか確認し、会話を始める習慣ができあがったという。
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2003.12.31 |
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- ブラジルには「年越しの下着」のならわしがある。
- 大みそか、次の年への願いを込めた下着をつけて、家族や友人とのパーティーに臨み、年を越す。
- 金運に恵まれたい人は黄色、恋愛運と出会いに恵まれたい人はピンク、平和を願う人は白。
- 「いま世界で一番、安全なのは南米」という人が何人もいた。
- 皮肉ではない。
- 南米はいまのところ、9・11やイラク戦争に絡むテロの標的になっていない。
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2008.08.14 |
- 「オバマ候補 」 ブラジルで乱立
- 地方選 本名以外で出馬可能
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2007.05.23 |
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- ローマ法王が世界最大のカトリック信者を擁するブラジルを10年ぶりに訪れた帰途。
- バチカンに向かう特別機がブラジル大統領にあてて法王の感謝のメッセージを送ったが、危うく届かずに終わりそうになっていた。
- 管制官が英語での交信を聞き取れなかったためだという。
- 当番管制官はちんぷんかんぷん。
- たまたま傍受していた民間機の機長がポルトガル語で管制官に説明し、ようやく話が通じたという。
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2007.05.19 |
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- ブラジルを訪れていたローマ法王ベネディクト16世が、1492年のコロンブス到達以降の中南米でのキリスト教伝道をたたえたことに、先住民や歴史学者から「虐殺や奴隷労働の過去を無視している」との批判が出ている。
- 中南米の先住民は今も低い生活水準に置かれ、伝統的な生活様式の破壊に直面している。
- 前法王のヨハネ・パウロ2世はコロンブスの到達から500年の節目の1992年(平成4)、中南米での伝道における過ちについて言及している。
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2006.10.31 |
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- 南の大国は、再び「庶民の代表」を指導者に選んだ。
- 中道左派・労働党のルラ大統領は、次々に左派政権が生まれる南米で、市場経済を重視しつつアメリカとの対等な関係をめざす穏健派のリーダー的存在。
- メルコスルを軸とした大陸統合の動きを加速させるとみられる。
- メルコスル(南米南部共同市場):
- 1995年(平成7)発足。
- アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイに、今年ベネズエラが加盟。
- EUとの自由貿易協定(FTA)を交渉中。
- ルラ氏はベネズエラをメルコスルに取り込む一方で、チリ、ペルーなど親米国家の大統領就任式にも出席し、親密な関係を築いてきた。
- 「チャベス大統領(ベネズエラ・反米)やキューバのカストロ議長、ブッシュ米大統領の誰とでも対話ができる首脳は少ない」「今後も、ブラジルは中立的な立場で橋渡し的な役割を果たすだろう」とルラ外交を評価するサンパウロ大学の教授(国際関係論)。
- ルラ外交のもう一つの基軸が、第三世界のリーダーとして、振興経済国間の結びつきを強める「南−南外交」。
- しかし経済界は「欧米の市場を重視しなければ、経済成長は実現できない」と冷やかな目を向けている。
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2006.10.29 |
- ブラジルも格差争点
- 大統領選
- 貧困の北部 福祉優先の現職人気
- 先進の南部 成長重視の新人期待
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- ブラジルの大統領
- 広範で強力な権限を握るアメリカ型。
- 任期は4年で再選は1度。
- 今回の選挙は労働党のルラ大統領に対し、ブラジル社会民主党のアルキミン前サンパウロ州知事が猛追した。
- ブラジル北部の村。
- 交通手段は手漕ぎのボート。
- 住民の8割がアマゾン川の水を飲み水や入浴に使い、明かりはろうそくやランプ。
- 住居の多くが高床式の木造。
- ようやく昨年、電気が通ったが、使えるのはまだ村の中心部だけ。
- 電話がない家がほとんど。
- 主な食料は川でとれた魚と、住宅近くに植える主食の芋。
- 住宅の近くに植えたジュート麻やスイカ、サツマイモなどを約65キロ離れた州都マナウスに売りに行った微々たる利益だけが現金収入。
- 住民1人当たりの総生産額約7万9千円程度。
- 住民にとって、ルラ政権が進めた生活保護「ボルサ・ファミリア」は貴重な現金収入。
- 南部の村。
- 小麦畑の中にれんが造りの住宅が点在する農村には、ルラ政権への不満が渦巻く。
- 住民はイタリアとドイツからの移民の子孫がほとんど。
- 住民のほとんどが携帯電話を持ち、インターネットを利用する人も約4割いる。
- 住民を悩ませているのは、若い世代の都市部への流出。
- 原因は農業の不振。
- 「ルラ大統領は農業などの輸出産業に力を入れていない。汚職が相次ぎ、倫理的にも問題だ」と村長。
- 「アルキミン氏が当選すれば、ボルサ・ファミリアが打ち切られ、国営企業の民営化が進んで首切りが相次ぐ」とルラ陣営のアルキミン氏に対する攻撃が、約10%の失業率にあえぐ中下流階層の不安をあおった。
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2006.09.29 |
- 「貧者の代表」健在
- 現職ルラ氏優勢
- ブラジル大統領選
- 資金疑惑響かず
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- ルラ氏が約7割の支持を誇るブラジル北東部はサンパウロなどに比べ開発が遅れ、貧困層が多く暮らす地域。
- 野党に「選挙目当てのばらまき」と批判されても、補助金拡充で貧困層の生活が上向いているのが最大の理由。
- ブラジルは貧困層が人口の大半で、家計が月あたり6千円程度しかない極貧層が人口の4分の1を占める。
- ルラ氏自身、北東部の貧しい家庭に生まれた。
- 幼少時にサンパウロ州に移住し、労災で左手の小指を失った。
- 「貧者の代表」というイメージは色あせていない。
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2005.04.17 |
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- ルラ大統領は、西アフリカのセネガルで演説し、「黒人に対して我々が行ったことを謝ります」と述べた。
- ブラジルには18世紀末、100万人ほどの黒人奴隷がいたとされる。
- サトウキビ畑などの労働力として、奴隷制度が欠かせなかったため、奴隷解放は1888年(明治21)と中南米諸国の中でもっとも遅かった。
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◆畜産業 >>戻る |
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2006.03.11 |
- 鶏肉離れにブラジル恐々
- 最大輸出国、鳥インフルエンザに備え
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- 世界最大の鶏肉輸出国ブラジル
- 2位のアメリカ(約246万トン)と並んで世界の鶏肉市場をリードする。
- アジアからヨーロッパへ広がる勢いの鳥インフルエンザに、がおびえている。
- 鳥インフルエンザが南米まで広がれば、急成長した産業が深刻な打撃を受けかねない。
- ブラジル躍進は、もともと鳥インフルエンザがきっかけだった。
- アジア諸国から輸出が激減。
- その穴を埋める形で、ここ数年は急増。
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◆犯罪 >>戻る |
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2008.01.26 |
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2006.07.15 |
- 独房を「スイートルーム」に改装
- ホームシアター、キッチンまで
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- 東北部レシフェ市の刑務所で、受刑者が独房をホテルの部屋並みにリフォームし、豪華な生活を送っていたことが発覚し、刑務所責任者が更迭された。
- 大型テレビ、DVD、ホームシアター、ステレオなどが完備され、ミニキッチンまで造りつけられていた。
- 壁も紫色に塗られ、シックな内装。
- 麻薬密売で服役中の部屋の主が他の受刑者を雇って造ったといい、看守も関与していたとみられる。
- ケーブルテレビざんまいで快適な刑務所暮らしだった。
- この刑務所は定員の3倍近い受刑者でひしめき合っていたが、同様の「スイートルーム」がもう一室見つかっている。
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時事通信 |
2005.11.03 |
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- 人口1億8千万人のブラジルで年に3万人以上が銃によって死ぬ。
- だが、政府が販売禁止の是非を尋ねた国民投票では3分の2が反対した。
- 投票前、地元メディアは銃被害の告発キャンペーンで販売禁止を後押しした。
- それを反対派は逆手に取った。
- 「だから正当防衛権が必要だ」。
- 犯罪への不安をあおり、結局、一気に支持を増やした。
- 「でも、日本では同じくらいの人が自殺しているらしいじゃないか。その方が信じられないよ」。とブラジルの友人。
- インターネットで仲間を募っての練炭自殺は、南米でも大きく報道された。
- 治安が悪くとも、この街では、見知らぬ人同士がエレベーターであいさつを交わし、込み合う地下鉄では荷物を支え合う。
- 東京の方がよほどぎすぎすしていると思う。
- 年間3万人。
- 銃で死ぬ国も自殺で死ぬ国も、どちらも何かおかしい。
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◆文化 >>戻る |
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2008.09.27 |
- ネット世界を音楽で表現
- 本格復帰のジルベルト・ジル
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2008.09.05 |
- 次の「大国」ブラジルに注目(ファッション)
- 時代を着るアート
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2008.06.26 |
- ボサノバ 生まれて50年
- ブラジル出身 イリアーヌが記念アルバム
- 「この音楽を守っていきたい」
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信濃毎日新聞 |
2006.11.11 |
- 「イパネマに娘」?
- ボサノバの巨匠・ジルベルト氏(75)
- 2歳の隠し子、発覚報道
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- 「イパネマの娘」などを大ヒットさせ、ボサノバという分野をつくりあげたブラジル音楽の巨匠、ジョアン・ジルベルト氏に2歳の娘がいることが分かった。
- 公式HP→ジョアン・ジルベルト (ユニバーサル・ミュージック)
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2009.01.04 |
- 2つの国で居場所失うデカセギの現実
- 『移民還流 南米から帰ってくる日系人たち』
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2008.08.10 |
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2008.07.06 |
- 歴史を共有 時宜を得た写真集
- 『目で見るブラジル日本移民の百年』
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信濃毎日新聞 |
■都市 |
◆[サンパウロ](サンパウロ州) >>戻る |
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2009.04.18 |
- 誕生日ビジネス盛況
- (誕生日を大切にするブラジルで、子どもの誕生日パーティー専門会場「子どもビュッフェ」が増えている)
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2008.08.23 |
- 本場ブラジルにサッカー博物館
- 「応援席」も体験可能
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2008.08.23 |
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2008.06.13 |
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- サンパウロ州立美術館分館に、3人組の強盗が入り、ピカソの版画2点を含む絵画4点を奪って逃げた。
- 被害総額は約6400万円。
- 強盗は客を装って入館。
- 児童のツアーの騒がしさに乗じ、展示していない作品の保存場所に侵入、職員に銃を突きつけ、絵画を奪ったという。
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2008.01.25 |
- 浮かない顔シカない?
- (ファッションショーでシカのかぶり物の女性モデル)
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信濃毎日新聞 |
2008.01.09 |
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- サンパウロ美術館の絵画盗難事件。
- 2人の容疑者を逮捕し、盗まれていたピカソの肖像画など絵画2点(計60億円相当)をサンパウロ郊外で無事発見した。
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2007.12.21 |
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- 中南米有数の美術館として知られるサンパウロ美術館。
- ピカソなどの絵画2点(計60億円相当)が強盗に盗まれた。
- 3分間の犯行だった。
- 警報装置のない正面玄関のドアを破って侵入。
- この2点を狙った強盗未遂は、最近2カ月で2度起きていた。
- 公式HP→サンパウロ美術館
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2007.07.18 |
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- コンゴニャス空港は、ブラジルで最も利用客が多い。
- ブラジルの空の足の中枢でありながら、以前から「雨に弱い」など危険性が指摘されていた。
- 1936年(昭和11)に開業、現在は周辺に住宅が密集する。
- 滑走路が短いことや雨天時に滑走路に水がたまりやすいことなどが指摘されていた。
- 滑走路の表面に溝を付けて排水しやすくするなどの改修工事が終了したばかりだった。
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- サンパウロ中心部のコンゴニャス空港で、乗員乗客176人を乗せた国内線のTAM航空エアバスA320機が着陸に失敗、空港近くの建物に衝突して炎上。
- 事故現場で巻き込まれた人も含め、死者が200人近くにのぼるという。
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2007.11.05 |
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- 住宅地に墜落し、少なくとも乗員2人と住民6人が死亡。
- 住民らはバーベキューを楽しんでいた最中だったという。
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2007.09.20 |
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- 享年79歳の麦さんは、長年蓄えた政治経済の知識を背景に、移民向け邦字紙にブラジル紙の記事を翻訳してきた。
- ミサには、日本から来て邦字紙で働く若者たちも参列した。
- インターネットの普及や1世の高齢化で邦字紙は部数の減少が続く。
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2007.04.04 |
- 日本酒カクテルが人気
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- サンパウロのしゃれたバーで、日本酒のカクテル「サケリーニャ」が若い女性に人気。
- ブラジルの地酒はサトウキビでつくる強い焼酎「ピンガ」で、ライムと砂糖を加えるカクテル「カイピーニャ」が一般的。
- ピンガの代わりに日本酒を使うので、サケリーニャと名がついた。
- 「サケにはライムより酸味のある果物の方が合う」。
- おすすめはキウイやイチゴ、とバー「バロキア」のバーテンダー。
- 日本酒「東麒麟(あずまきりん)」を現地生産する東山農産加工は、ブラジルでの日本酒のシェアは0.1%だが、同社の販売量は5年で2倍に伸びたという。
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2007.03.09 |
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- ブッシュ・アメリカ大統領は、中南米歴訪の最初の訪問地となるサンパウロに到着。
- ブラジル各地で反米デモがあり、サンパウロでは警察発表で約6千人が参加した。
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2006.12.13 |
- 国別やめ、祝祭感薄れる
- サンパウロ・ビエンナーレを訪れて
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- 1951年(昭和26)創設のサンパウロ・ビエンナーレはベネチア・ビエンナーレと並んで「美術のオリンピック」と呼ばれ、世界各国を代表して出品する作家たちの最先端の表現を一覧できた。
- 今回は、国別ではなく、テーマに合う作家を直接選んだ。
- 「国」の枠を外した試みは理解できるが、そのために各国代表作家が出そろうという「祝祭感」が消え、全体では「低調」と映ったことは否めない。
- ビエンナーレや同時開催された若手・中堅ブラジル作家を紹介する「パラレラ(パラレル)2006」は入場無料。
- 石油、銀行、テレビ、証券取引所など20を超える地元大企業の支援のたまもの。
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2006.10.26 |
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- 二の腕に線香で小さなやけどをつくり、「毒カエルの分泌液」だというものを塗る。
- 施術会があったサンパウロの集会所では、高血圧や糖尿病に悩む中高年が集まった。
- 現地ではなぜか狩りの腕前まで上がると信じられている。
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2006.03.25 |
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- 通常なら3日ほどで届く日本からのビジネス郵便が1週間たっても届かなかった。
- 気をもむ私に、支局の助手たちは「カーニバル明けだから、配達物がたまってるんですよ」
- 毎年春、ブラジル経済は1週間ほど機能を止める。
- 気がかりは今年、ブラジルにとって「祝祭」がもう一つあることだ。
- サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会である。
- 現地の航空会社の機内誌を眺めていたら、「日韓W杯は目覚まし時計業界に特需をもたらしたが、ドイツW杯は、ブラジル経済の生産力を直撃する」と書いてあった。
- 多くの人が朝からビールを飲み、にぎやかに試合を迎えるだろう。1カ月はカーニバルと同じ状態が続く。
- その間、原稿が減っても許していただきたい……というわけにもいくまい。
- 私も人々と共に踊り、熱狂する大陸の様子をそのまま届けたい。
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2005.06.23 |
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- サンパウロ国際空港の入国審査の行列は、ブラジルのイメージを激しく落とす悪名高い名物。
- 外国人審査にあたるのは1人だけ。
- 審査を待つ外国人の行列はあっという間に100メートルを超え、200人以上が並んだ。
- 子供の泣き叫ぶ声が響くなか、係官はのんびりとパスポートを点検。
- 焦る様子も悪びれる様子もない。審査には1人最低30秒かかる。
- 最後尾の人は1時間半以上待たされる計算。
- 旅行会社などが改善を求めているが、改まる気配はない。
- 知人は「あの行列が嫌で、サンパウロでやっていた南米地区の会議を今年からブエノスアイレスでやることにしたよ」と言った。
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2005.03.04 |
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- サンパウロと日本の通常時の時差は12時間。
- 加えてサンパウロが夏時間を採用している。
- 10月中旬から2月中旬まで続く「夏時間」。
- 夏時間実施中は日本との時差は11時間に縮まる。
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2009.04.29 |
- 映画より物騒?
- 特派員メモ
- (「家で映画を見ていたが、外の方がもっと面白かった」と言う住民。ヘリコプターなどが出動した銃撃戦で)
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2008.11.14 |
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2006.08.15 |
- 「刑務所制度批判、放送せよ」
- 麻薬組織が記者誘拐
- 要求通り映像、解放
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- ブラジル最大のテレビ局グローボの記者と技術助手が、サンパウロ市内で麻薬密売組織「第1首都コマンド」に誘拐された。
- 解放された助手に犯行グループが作成したDVDを預けられた。
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2006.06.11 |
- サンパウロ襲撃、警察と手打ち
- リーダーが獄中で証言
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- 警察署などへの襲撃を指揮したとされる麻薬密売組織のリーダー(38)が、国会調査委員会の喚問に応じた。
- 襲撃が続く中で、警察当局の幹部が弁護士と共に面会に来た。
- 同席した側近が中止の命令を連絡したという。
- 警察当局はこれまで、組織側との「合意」を否定していた。
- サンパウロの刑務所には多くの犯罪グループが存在し、受刑者を支配していると証言。
- グループの決まりに反した者は「処刑」される、と述べた。
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2006.06.01 |
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- 出張先で、サンパウロの友人から電話を受けた。
- 「帰宅を急ぐ車ですごい渋滞だ。バスが来ないので歩いて帰っている。みんな日が暮れるのを怖がっている」。
- 携帯電話からの声はこわばっていた。
- 麻薬密売組織による襲撃がパニックを引き起こしたのは、襲撃が5月中旬に始まって初の平日となる月曜の午後だった。
- 登校、出勤した家族の身を案じた人びとの電話が集中し、回線がパンクした。
- 携帯電話がつながらないことがさらに市民の不安をあおる。
- 「通話規制が敷かれた。新たな大規模襲撃をたくらむ組織の連絡を絶つためだ」「爆弾が仕掛けられた」「民間人も狙われる」……さまざまなデマが街にあふれ
- サンパウロに戻ったのは火曜の朝だった。
- 商店はシャッターを下ろし、街を歩く人は数えるほど。
- 1千万都市は死んだようだった。
- 日頃から治安は悪い。
- みな笑顔の裏に、強盗や誘拐の不安を抱えて暮らす。
- その恐怖心が連絡を絶たれた瞬間にあふれ出した。
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2006.05.17 |
- 貧困が犯罪の温床 サンパウロ麻薬密売組織の一斉襲撃
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- サンパウロ襲撃事件
- 麻薬密売組織による刑務所での一斉蜂起計画をつかんだ警察当局が、幹部らを警備の厳重な刑務所に移送したのが発端。
- 警察署への銃撃、刑務所での暴動、路線バスや銀行支店の焼き打ちが続いた。
- 企業や商店、学校が一時閉鎖するなどパニックが広がった。
- 299件の襲撃があり、密売組織を含む124人が死亡、路線バス82台が焼かれた
- 南米最大の都市ブラジル・サンパウロで起きた一斉襲撃は、インドや中国と並ぶ新興経済国「BRICs」として成長を続けるブラジルが抱えている犯罪事情の深刻さを改めて印象づけた。
- 組織の経済的な基盤は、麻薬密売と共に、受刑者や犯罪組織メンバーからの集金。
- サンパウロには、「ファベーラ」と呼ばれる貧困地区が、一般の住宅地と入り組んで点在する。
- 一斉襲撃を起こした麻薬密売組織のリーダー(38)も、ファベーラで育った。
- サンパウロの人口1千万人のうち、約1割がファベーラに暮らす。
- ブラジルの経済成長は貧しい北東部を置き去りにしてきた。
- 職を求めて、地方から多くの人々が都会になだれこむ。
- 経済成長を支える貧困層は、常に景気の調整弁として使われる。
- 住民登録などがないため、ヤミ雇用で劣悪な労働環境に置かれる。
- 犯罪者が逃げ込みやすいこともあり、薬物や犯罪の温床と指摘されてきた。
- ブラジルで犯罪組織が最初に強大化したのは、リオデジャネイロ。
- 代表的な組織は、1970(昭和45)年代末にリオの刑務所内でできた。
- サンパウロでは1993年(平成5)、当初、刑務所のサッカー仲間8人が待遇改善などを訴える「受刑者組合」の一つだったが、刑務所内の抗争を経て変質した。
- 国内の薬物の闇市場はすでにリオの組織などに支配されていた。
- このため、資金源は、麻薬の密売よりも、刑務所内外での集金に重点がおかれた。
- 「刑務所を恐怖で支配することで、所外の犯罪者も配下に置いた」と、国連ラテンアメリカ犯罪防止矯正研究所の研究主任。
- 受刑者からは毎月50レアル(約2500円)、所外では500レアル(約2万5千円)を要求。
- 麻薬密輸業者などは、何度も収監されることが多いため、よい待遇のためにあらかじめ資金を「積み立て」しているという。
- 払えない者には、強盗を強要する。
- 貧困から犯罪に手を染めた若者が、少年院や刑務所に収監されたことで、犯罪組織と生涯かかわらざるを得なくなるという悪循環だ。
- 経済の中心地、サンパウロが発展を続ける中で、ブラジル最大の犯罪組織に成長したとされる。
- 「南米にはさまざまな麻薬密売組織が存在するが、どのようなネットワークがあるかははっきりつかめていない」 と、国連薬物犯罪事務所ブラジル支部の薬物対策主任。
- 一連の襲撃について連邦議会の調査委員会は、リーダーをサンパウロ市内の裁判所で尋問する。
- 当初は首都ブラジリアの連邦議会での尋問も検討されたが、議長が「議員や議会職員の安全を保証できない」と主張して、変更された。
- リーダーは今、サンパウロ市から約600キロ離れた刑務所に隔離されている。
- RDD(特別規律態勢)と呼ばれる、最も厳重な監視態勢。
- 街はにぎわいを取り戻した。
- 「治安の悪さは進出企業にとっては織り込み済み。襲撃が投資などに与える影響は限定的だろう」と地元経済アナリスト。
- ファベーラでは銃撃戦が続くが、市街地での襲撃はほぼ沈静化した。
- 上中流階級にとって今回の事件は再び「別世界の話」に戻りつつある。
- 南米では、コロンビア、ボリビア、ペルーなどのアンデス諸国でコカインの原料となるコカが生産されている。
- 麻薬密売組織の資金源となっている。
- 生産と流通には左翼ゲリラが大きくかかわっている。
- 1990(平成2)年代初頭まではペルーがコカインの最大の生産国だったが、フジモリ政権時代の強硬な鎮圧作戦によって激減。
- 現在は内戦の続くコロンビアが最大の生産国。
- ここで精製されたコカインが、ブラジルを経由して欧州や米国へ密輸されているとみられる。
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2006.05.16 |
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- サンパウロの麻薬密売組織による襲撃、暴動が続いている。
- 死者の合計は70人を超えた。
- 警察署への襲撃が散発的に繰り返されたほか、大サンパウロ圏では路線バス60台以上が火炎瓶などで焼き打ちされ、銀行10店舗以上が襲撃された。
- サンパウロ州内の刑務所での暴動は約50カ所で続いており、200人以上が人質となっているという。
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2008.11.15 |
- 人生の苦労を思い、希望を感じる
- 大津美子「ここに幸あり」
- うたの旅人
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- 日系人に愛され半世紀
- 大津美子「ここに幸あり」
- うたの旅人
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2008.08.30 |
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2008.06.23 |
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2008.07.01 |
- 「音」探す旅でブラジルに出会う
- 宮沢和史、サンパウロなどでライブ
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- 「島唄」で知られるザ・ブームの宮沢和史が、2006(平成18)年に立ち上げた別のバンド「ガンガ・ズンバ」を率いてブラジルに乗り込み、クリチバやサンパウロなど4都市で公演する。
- 「移民の歴史など頭になかった」という宮沢を変えたのは、日系の若者との偶然の出会いだった。
- ブラジル音楽にのめり込み、現地でも公演。
- そこに大勢の日系人が詰めかけ、「島唄」を口ずさんでくれたのが衝撃だった。
- 「地球の裏側で一緒に歌えるなんて、奇跡だと思った」
- その関心が「移民100周年の2008(平成20)年はブラジルでライブをやる以外にない」との固い決意に変わったのは、3年前。
- ロンドリーナという日系人の多い街で小さなライブをやった際に、第1回移住船の笠戸丸(かさとまる)で海を渡った約800人の最後の生き残り、中川トミさんを自宅に訪ねたとき。
- 熊本出身で、当時98歳(翌年死去)。
- 長い人生を振り返り、「私はよく働きました」と語る中川さんの姿に初めて、1世紀という時間の肌触りを感じた。
- 「目の前にいるおばあちゃんの一生が移民史なんだ、と」
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2008.06.26 |
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- 日本人のブラジル移民100周年の記念式典がカーニバル会場で行われた。
- 日系人らによる「しゃんしゃん傘踊り」や和太鼓の演奏も披露された。
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2008.06.21 |
- 明治天皇の孫 海渡り60年
- ブラジル在住 皇太子さまと懇談
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- 皇太子さまは、サンパウロ市内のホテルで、日系人ら約50人と懇談した。
- その中に、約60年前、皇籍離脱してブラジルに渡った元皇族がいた。
- 多羅間さん(79)、終戦直後の皇族首相・東久邇宮稔彦(ひがしくにのみやなるひこ)氏の四男、明治天皇の孫。
- 宮家のプリンスとして一目置かれる生活が、戦争で一変する。自宅は焼け、終戦直後の1947(昭和22)年、他の宮家とともに皇籍を離脱した。
- 同じ頃、知人からブラジル行きの誘いを受けた。
- コーヒー農場を経営する元外交官夫人の養子となって、1951(昭和26)年、海を渡った。
- 今回の皇太子さま訪問では、ブラジル日本文化福祉協会副会長として、準備作業に関わった。
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2008.06.06 |
- 「東洋人街」へ進化
- リベルダージ
- 移住地の街角 ブラジル移民100年
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- リベルダージはかつて、日本人街と呼ばれた。
- 明治の末から日本人が続々と移住。
- 奥地の入植者から、故郷の面影をチャンバラ映画や日本食に求めて、人々が集まってきた。
- 近年、目立つのは中国や台湾からの移民。
- 安い中華料理店が増え、日本食材の店の経営も多くは台湾出身者が担う。
- 七夕や餅つきなど日本の行事に加え、旧正月には春節が祝われる。
- 街はいつしか「東洋人街」と呼ばれ始めた。
- 台湾の肉かけ飯が人気の「スイートハート」店主、陳さん(52)は、32年前、家族で台湾から移住してきた。
- 店のメニューは日本、中国、ポルトガルの3カ国語併記。
- 「これからもみんな、うまく交ざって暮らし続けるよ」
- 人種が混じり合い、世界で最も人種差別が少ないといわれるブラジル。
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2008.06.05 |
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- 居酒屋「ぶえの」はちゃんこ鍋が売り。
- 店主の黒田さん(32)はサンパウロ生まれの日系2世。
- 北海道出身で相撲のブラジル王者になったこともある父の指導を受け、4歳から土俵に立った。
- 15歳で日本に渡り部屋に入門、けがもあって27歳で引退。
- 「想像以上に厳しかった。でも常に自分に厳しく、という考え方は今もためになっている」
- 部屋で学んだ、にんにくの効いた塩味のちゃんこは「あっさりして、おいしい」と日系人以外にも評判。
- まわしを恥ずかしがったり、日本的な厳しいけいこを嫌がったりする若者が増え、ブラジルの相撲は低迷している。
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2008.06.04 |
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- リベルダージの目抜き通りに建つ岩手県人会。
- わんこそば大会が開かれた。
- 「岩手を知ってもらう企画。勝負がかかると人の集まりが違う」と県人会長(67)。
- 100万の日系人が暮らすサンパウロ州には、47都道府県すべての県人会がある。
- 日本の在外選挙制度の定着もあって最近、大勢の政治家が日本からやってくる。
- 県人会での歓迎会は恒例の行事。
- 移民100周年式典には、12府県から知事が訪れる。
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2008.06.03 |
- 寅さんが似合う
- リベルダージ
- 移住地の街角 ブラジル移民100年
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- サンパウロ中心部に、昭和のにおいのする日本風の街、リベルダージがある。
- ポルトガル語で「自由」。
- 赤い大鳥居をくぐると、日本風の土産や古雑誌を並べた店が並ぶ。
- 週末の露天市では、天ぷら屋など200以上の露店がひしめく。
- 「こんなに寅さんが似合う街はない」と映画「男はつらいよ」の招致に励んだことがある、40年前に移住し、土産物店を営む尾西さん(65)。
- 移民100周年、市は竹を植え、歩道を石畳に変える街の化粧直しを始めた。
- だが同時に下町風情が失われないかと、尾西さんは少し寂しそうだった。
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2008.05.31 |
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- 日本人のブラジル移民100周年を祝い、「ミス100周年コンテスト」があった。
- ブラジル全土から選ばれた日系女性20人が美を競った。
- サンパウロ州出身の中原エイコ・カリーナさん(26)が女王に選ばれた。
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2008.04.19 |
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- 文化財を通じて、外国で日本の文化や歴史を理解してもらう文化庁の海外古美術展が、移民100周年を記念してサンパウロ州立美術館で開かれている。
- 「色彩の開花 江戸の工芸」展と題し、江戸時代の名品を中心に、陶磁器、漆工品、染織品などが紹介される。
- 海外古美術展は、1951年(昭和26)から始まった。
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2008.04.12 |
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- サンパウロの東洋人街で週末に開かれる露店市で人気の「tempura」。
- 天ぷらは江戸時代、屋台で売られる庶民のおつまみだった。
- でも、天ぷらって、そもそもポルトガル語が語源じゃなかったっけ。
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2008.02.13 |
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- 常夏の国ブラジルの人たちに日本の冬の雰囲気を体験してもらおうと、北海道安平町から送られた高さ2メートルの雪だるまが披露された。
- ブラジルは南部の限られた地域を除いてほとんど雪が降らない。
- 冷凍コンテナで新千歳空港から丸2日かけて届いた。
- 発案は20数年前から日本国内の発送を手がけてきた「早来(はやきた)雪だるま郵便局」の局長(68)。
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2008.02.01 |
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- ルラ大統領、開発貿易相、サンパウロ州知事らが出席。
- トヨタは1958年(昭和33)にサンパウロに事務所を設立。
- 1960(昭和35)年代初めに工場を建設。
- トヨタにとって初めての海外生産拠点だった。
- 現在、サンパウロ州内の工場でカローラなどを生産。
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2008.01.23 |
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- 日本人のブラジル移住100年を祝う在サンパウロ日本領事館主催のコンサート。
- 日本からは津軽三味線の上妻宏光さん(34)と若手邦楽グループのRin’が出演。
- ギターのヤマンドゥ・コスタさんらと、ボサノバの名曲「マシュ・ケ・ナダ」などを共演した。
- 互いに超絶的な演奏の技で知られる上妻さんとコスタさん。
- 競り合うように三味とギターの音色が響く。
- 800人の観客からどよめきが起きた。
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2008.01.13 |
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- 2008年(平成20)元日、サンパウロに住む日系6世、大西エンゾ優太君(6)はお雑煮とお汁粉で新年を祝った。
- 優太君の先祖、川畑徳之助、カネギク夫妻は鹿児島出身。
- ブラジルに渡ったのは、ちょうど100年前。
- それから1世紀。
- 一族は6世代で100人を超えた。
- 19〜20世紀前半、よりよい暮らしを求めた人々が欧州やアジアからアメリカや南米に移民した。
- そして今、中南米やアフリカから多くの人々が仕事を求めて先進国に渡る。
- 国境を越える移住は、世界各国できしみや摩擦を引き起こしている。
- だが摩擦だけではない。
- 優太という名は、日本の一人の少年にちなんだものだ。
- 2004年(平成16)、中越地震による崖崩れで、母と姉とともに閉じ込められながら92時間後に救出された皆川優太君。
- 生還の状況をニュースで見守った家族は「強く生きる子に」と、2カ月後に生まれた子どもに同じ名をつけた。
- 母のバネッサまゆみさん(34)は日本を訪れたことはない。
- それでも「日本人の礼儀正さ、ブラジル人の温かさ。両方を身につけさせたい」という。
- 日本語教室にも通わせるつもりだ。
- 「将来、日本に住みたいと思っても大丈夫なように」
- 優太君はNHKの国際放送で大相撲や時代劇を見るのが好きだ。
- 家族と相撲やチャンバラをして遊ぶ。
- 日本生まれのはとことの間でも、インターネットでやりとりできる。
- 1世紀を経た今、ブラジルと日本は近い存在となっている。
- 船で1カ月以上かかった2万キロの旅路は、飛行機で約24時間に短縮された。
- しかし、日本はあまりにブラジルを知らず、いまだに遠い異国と感じているように思う。
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2007.12.15 |
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- 無免許、飲酒運転の車による事故で一人息子を失った映像作家、鈴木共子さん(58)をモデルにした映画「0からの風」(ゼロからのかぜ)がサンパウロで上映された。
- 「大泣きした観客に抱きしめられた。日本にはないストレートな反応がうれしかった」と現地を訪れた鈴木さん。
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2006.10.28 |
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- 「移住者とその子どもたちの、等身大の暮らしぶりを知ってほしい」
- 世界最大の日系人社会があるサンパウロで深沢さん(40)が編集長を務める邦字紙、ニッケイ新聞の連載をまとめた「海を渡ったサムライたち」が日本で出版された。
- ブラジル出身のサッカー日本代表の半生、出稼ぎに行った人から見た日本・・・。
- 各国の移民や在住者を対象とした日本語メディアの内容がそのまま日本に伝えられることは珍しい。
- 1992年(平成4)、前身の新聞の研修生となる。
- 一度帰国したが、読者の高齢化とともに部数が減る中で、編集長から「日本語ができる記者がいなくなる。邦字紙を看取ってほしい」との電話を受けた。
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2007.06.29 |
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- 日曜の朝の通行止めにした道路の露天市。
- 褐色の肌の男たちが声を張り上げる中、日系の老人の店も多い。
- 声は控えめだが、積まれた野菜はほかの店より青々して見える。
- ブラジルの野菜栽培は、赤い大地を踏みしめ懸命に耕した日本人移民によって培われた。
- 「栽培不可能とされた地域でも日本人の工夫と努力で野菜が育つようになった」と国立野菜研究センターのヘンス氏。
- 野菜を食べる習慣も日本人が定着させてという。
- シイタケやカキなど野菜や果物の名に日本語は多い。
- 一方、日本でもアサイーやアセロラなど、ブラジルの熱帯果実が味わえる。
- 今後は、サトウキビからできるバイオ燃料など両国の連携が期待される。
- 日本からの最初の移民が来て99年。
- 1990(平成2)年代から日系人が父祖の国で働き、30万人が日本で暮らす。
- 互いが地球の反対側に根を張りつつ、交流する時代が始まっている。
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2007.03.01 |
- 和太鼓指導へ奏者4人派遣
- ブラジル移民、来年100周年東京都港区の愛好者団体
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- ブラジルへ日本人移民が渡って100周年を迎える来年、サンパウロで「千人太鼓」が披露される。
- 「ブラジル移民100周年記念式典」で。
- 和太鼓の親睦団体「日本太鼓連盟」(東京都港区)の協力で、3年前に発足した「ブラジル太鼓協会」が企画。
- その指導のために、日本から4人の和太鼓奏者がブラジルへ出発した。
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2005.01.03 |
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- 昨年、パリの高級デパート「プランタン」。
- ブラジル製のサンダルがショーウインドーを埋め尽くし、1カ月間、店頭を飾り続けた。
- デパート側が、ぜひにと頼み込んだ企画。
- 日系2世の女性が3年をかけて育てた新しい「ゴム草履」が、ファッションブランドとしての地位を固めた。
- 「アルパルガタス」社。
- サンダルは日本の草履をもとに1962年(昭和37)から作っていた。
- 品質は定評があったが、デザイン改良もせず、大量製造・販売を続けていたため「貧民街の履物」というイメージが定着していた。
- 新しく輸出部長になったアンジェラ平田さん(59)は、ブラジルがもつ開放感、美しい海岸がもつ明るいイメージと、このサンダルが合うと確信していた。
- だが、大量生産と安売り競争を続けては、中国製などに負ける。デザイン改良とともにブランドという価値を加えることが必要だ、と考えた。
- 世界各地で販売代理店を探すことだ。
- 「ゴム草履をブランドにする」という熱意をまじめに受け止めてくれる業者を探した。
- 米国では大規模代理店と契約をうち切り、時計会社などでPRを手がけていた女性とその夫に代理業務を依頼した。
- 大手頼みでは新しい道は開けない。
- 個人業でも、光るセンスに期待しよう――そんな賭けだった。
- 夫婦はある作戦を思い立った。
- 「アカデミー賞の式典に集う俳優たちにサンダルを配ってみてはどうか」。
- 交渉は実り2003年(平成15)、俳優ら60人に配ることができた。
- 人気女優サンドラ・ブロックさんが黒いドレスと黒い「ゴム草履」でカメラフラッシュを浴びるシーンが世界に流れた。
- 商品名ハワイアナス。
- 今や79カ国に輸出されている。
- 海のないスイスや夏の短い北欧でも若者の人気商品に。
- 自社商品の良さを信じる信念、きめ細かな代理店網づくり、有名人を巻き込むPR……。
- 「安さでは中国に負ける。最先端技術では先進国に劣る。そんな中進国のブラジルが、国際市場で勝ち抜く手本を示した」と、リオデジャネイロ連邦大のデメロ教授(マーケティング学)。
- 平田さんは小さい頃、移民だった両親も草履を使っていたことを覚えている。
- それに新しいブランドの命を吹き込んで、自身の故郷ブラジルを草履の新しい「聖地」にした。
- ハワイアナスは今、「ブラジル初の世界ブランド」と呼ばれている。
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2005.09.13 |
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- 日本人移民のサダシ・ヨネクラさん方から出火、焼け跡から家族5人が遺体で見つかった。
- 多くが手足を縛られ、頭を撃たれた人もいた。
- 息子のニウトンさん(26)は日本への出稼ぎから帰国したばかりで持ち帰った金目当ての犯行と見ている。
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◆ブラジリア(首都) >>戻る |
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2008.12.21 |
- 2日であきる「理想の都市」
- 20世紀の実験、再評価も
- 奇想遺産
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2008.01.23 |
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- ブラジルでは今年に入って黄熱病の死者が8人に上っている。
- 蚊が媒介する熱帯病の広がりには、環境破壊や温暖化の影響が指摘されている。
- ブラジリアでは兵士が市内を巡回。
- 住民に警戒を呼びかけたり、ボウフラがわきそうな所を確認したりした。
- 水力発電所の開発による環境破壊で「多くの野生動物が市街地周辺に生息するようになった」との指摘も。
- ブラジルに限らず、世界各地で蚊が媒介する熱帯病が広がる傾向にある。
- 「温暖化がこれまでに病気が存在しなかった地域でのマラリアやデング熱の出現を引き起こしている」と赤十字国際委員会。
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◆リオデジャネイロ(リオデジャネイロ州) >>戻る |
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2008.12.06 |
- 筋トレよりシリコーン
- (男性の間で。よりたくましく若々しく見せたいと、胸や腕にシリコーンを入れる美容整形手術が増えている)
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2008.02.28 |
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- リオデジャネイロのスラム街を支配する麻薬密売組織と警察の血みどろの抗争を描いたブラジル映画「エリート・スクワッド」が、ベルリン映画祭で最高賞の金熊賞を得た。
- 拷問、銃殺、銀幕に血と恐怖があふれた。
- ブラジルでは昨年公開、評判を呼んで、240万人を動員。
- 舞台となったスラムの人々は、この受賞をどう感じたのか。
- その一つ、ホシーニャ地区で活動するNGOの代表は「賞に値する作品だ」。
- 「ほとんど現実のままだから」
- リオデジャネイロは美しい海岸線を誇る観光都市だが、近郊の小山はバラックが埋める。
- 銃撃戦の流れ弾で住民が死傷することも多い。
- 「板挟みで犠牲になるのは無関係の住民。それを世界中の人に知ってほしい」
- 映画が栄冠をつかんだ日、ホシーニャでは、流れ弾で死んだ11歳の少女の葬儀が営まれた。
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2007.03.06 |
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- 「我が州で起きる犯罪の多くは、麻薬売買が禁止されているためだ。多くの若者が密売場所での抗争で命を失うからだ」と州知事。
- リオデジャネイロは人口10万人あたり年40人が事件で殺害されるとされ、中南米でも治安が悪い町としてしられる。
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2006.12.04 |
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- ロドリゴデフレイタス湖の水面にそびえる世界最大の水上クリスマスツリー。(記事では高さ不明)
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時事通信 |
2006.11.19 |
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- 11秒間、波に乗り続けることができた。
- 「世界最長のボードだ」としてギネスブックに申請するという。
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2005.10.28 |
- リオの絵はがき、ビキニ禁止
- 州議会が条例「街の印象損ねる」
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- 「ビキニ姿の女性を写した絵はがきの販売を禁止する」リオデジャネイロ州議会が、こんな条例案を可決した。
- 提案した女性議員は「買春ツアーを奨励しているようなもので、街の印象を損ねる」と趣旨を語った。
- コパカバーナなどの海岸は、「フィオ・デンタル(糸ようじ)」と呼ばれる、ひものように細いビキニを着けた女性たちの日光浴が日常の風景になっている。
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2005.07.16 |
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- 豊胸手術などに使う大量の整形手術用シリコーンが武装した3人組の男に奪われた。
- 女性を中心に美容整形が盛んな国柄で、手術用の素材が闇市場で取引されているという。
- ブラジルでは美容整形の需要が高く、安い値段で手術する無資格の医師もいる。
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●コパカバーナ海岸 >>戻る |
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2006.08.29 |
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- 流れ着くペンギンが相次いでいる。
- 今年はすでに170羽。
- 本来は南アメリカ大陸南端に生息するマゼランペンギン。
- 詳しいことは分かっていないが、海流の変化や気候変動などが原因と見られる。
- 南極に生息するはずの凶暴なヒョウアザラシも収容された。
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2006.02.19 |
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- 伝説的なロックバンド、ローリング・ストーンズはコパカバーナ海岸で無料のコンサートを開催。
- 120万人以上のファンが集まるという空前絶後の巨大コンサートとなった。
- 今回のコンサートは、リオデジャネイロ市と携帯電話会社2社が主催。
- インタビューで、「観客が100万人を下回れば、コンサートは失敗」と語っていたが、それをはるかに上回り、ロックコンサートとしては史上最大規模となった。
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時事通信 |
●ポン・ジ・アスーカル >>戻る |
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2005.06.12 |
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- 「ポン・ジ・アスーカル」のロープウエーに、フォルクスワーゲンの新車がぶら下がり、観光客や地元市民を驚かせている。
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●リオのカーニバル >>戻る |
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2011.02.08 |
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- カーニバル用の装具などを制作する施設が集中する「サンバ・シティ」で大規模な火災が発生。
- 最も被害が大きかった昨年2位のチームは、4千着の衣装と7つの山車を失い、被害額は約5億円にのぼるという。
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2008.02.06 |
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- カーニバルに資源や環境の保護を訴えるチームが登場。
- カーニバルは巨額の費用を投じるお祭騒ぎと思われがちだが、その時々の政治、経済情勢を映したテーマが選ばれ、歌や山車がつくられる。
- 2006年(平成18)は南米諸国の独立の英雄を取り上げたチームに、南米のアメリカからの自立を訴えるベネズエラのチャベス大統領が巨額の支援をして優勝に導いた。
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2008.02.04 |
- 移民100年記念の日本行列も彩り
- リオのカーニバル最高潮
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- 日本人のブラジル移住100周年を記念した行列も参加。
- 生け花やすし、招き猫など、日本文化から着想を得た様々な衣装で人々が踊った。
- 第1回の移民船、笠戸丸を題材にした山車には地元在住の日本人も同乗。
- 日本人学校の生徒ら計270人の日本人、日系人も共にパレードした。
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2008.01.10 |
- カーニバルに日本行列
- 移民100周年で「参加して」
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- 移住1世紀を祝って日本をテーマにした行列が出る。
- 地元の在留邦人らでつくる100周年祭実行委員会は、日本からの参加を呼びかけている。
- 元々カーニバルはキリスト教と黒人文化が結びついて発展し、日系人は縁遠い。
- ブラジルの日系社会は約150万人と世界最大規模だが、リオデジャネイロは日本人、日系人合わせて約1万人と比較的少ない地域でもある。
- 「日本をテーマにしたパレードに出られる二度とない機会。ぜひ日本からも参加してほしい」と事務局長。
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2007.02.19 |
- リオのカーニバル、本番開始
- 精鋭サンバチームが競演
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- カーニバルのメーンイベント、精鋭13チームによる恒例のサンバパレードが開幕した。
- 平均4千人から成るそれぞれのチームが優勝を目指す。
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時事通信 |
●リオデジャネイロの日本関連 >>戻る |
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2008.06.25 |
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2007.07.14 |
- 北京のクジャクになれ
- ブラジル代表のウエアを手がける
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- 「クジャクのような鮮やかさを目指した。戦う前から相手を圧倒してほしい」
- 北京五輪のブラジル選手団のユニホームを手がけたのは、リオデジャネイロもデザインスタジオ社長、緒方さん(29)。
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- 早稲田大学在学中に撮りためた映像が、ベネトンの広告を手がけるイタリア人写真家に評価された。
- イタリア修行の後、友人のブラジル人女性デザイナーに誘われて2001年(平成13)にリオデジャネイロへ。
- 「誰もよそ者扱いしない、開放的な雰囲気」が気に入った。
- 「敗者復活戦がない感じの日本と違う。五輪のような重責まで任せてくれる度量の大きさがうれしい」
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■州 |
◆アマゾナス州 >>戻る |
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2008.06.28 |
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- サンパウロなどブラジル南東部のスーパーで最近、「ブラジリアンナッツ」と記された木の実をよく見かけるようになった。
- パラ、アマゾナスなどアマゾンの各州の熱帯雨林に自生する木の実。
- 木は高さ50メートルにもなる。
- 殻の直径は20センチほど。
- 中に20個ほどの実が詰まっている。
- アマゾンで暮らす日系人には「パラ栗」と呼ばれて親しまれてきた。
- アマゾナス州マニコレ市ではこれを特産物にしようと、地元住民が環境保護団体と協力して農協をつくった。
- ナッツは昔から採れていたが、住民が運搬手段を持たなかったため、船で乗り付ける仲買人にただ同然で買いたたかれていた。
- 「だまされていた」と気づいた住民が団結し、加工場を運営するようになった。
- 九州とほぼ同じ市の面積に点在する人口は約5万人。
- アマゾン川支流の38の集落で、800家族が森でナッツを採集する。
- 農協のボートが各集落をまわり、ナッツを集める。
- 加工場で乾燥した実を仕分けするのは村の女性たち。
- 「現金収入と女性の自立につながる」と運営部長(26)。
- 「売り上げが人々の暮らしを守り、ナッツを生み出す森の保護にもつながる。日本の人にも食べてもらいたい」と意欲的。
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◆[サンパウロ州] >>戻る |
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2009.05.12 |
- 古い設備・ぼや・・・寒い現実
- サンパウロ州選手権
- 蹴球ワールドリポート
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2008.06.28 |
- 不正は「ローテク」で
- (刑務所内で囚人が麻薬や携帯電話を入手・・・伝書バトで)
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2008.06.24 |
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◆[サンパウロ州](日本関連) >>戻る |
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2008.07.16 |
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- トヨタ自動車はソロカバ市に小型車を生産する新工場を建設し、2011(平成23)年に操業を始めると発表。
- 世界2位のバイオ燃料生産国であるブラジルでは、エタノールとガソリンのどちらでも給油できる「フレックス車」が主流。
- 日本メーカーは対応が遅れ、ブラジル市場は欧米企業が支配している。
- トヨタのシェアは2007年(平成19)で約2%にすぎないが、生産能力の増強でシェア拡大を目指す。
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2004.02.20 |
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- サンパウロ州ソロカバにある京セラのカメラ組立工場。
- 日本人の責任者は「ラテンの女性は本当によく働くし、まじめで驚いた」という。
- ブラジル赴任前、南米に関する本を読むと、女性は「おおらかで優しく陽気だが、働くのはあまり好きではない」という紹介のされ方が目に付いた。
- 実際に暮らしてみると、よく働く女性に次々と出会う。
- 支局の掃除にくる71歳の女性は、20年間、勤務しているが、人の目につかないところまで徹底的にきれいにする。
- 決して手を抜かない。
- ラテン女性のイメージは、今ではすっかり変わってしまった。
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◇サントス(日本関連) >>戻る |
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2008.06.21 |
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- 港町サントスから、かつて多くの移民をサンパウロまで乗せて走った列車が、1日だけ復活した。
- 移民100周年を祝って神戸で採火された「友情の灯」を運ぶため。
- サントスとサンパウロの標高差は約800メートル。
- 古びた港を出ると、すぐそこに山脈が迫る。
- 周囲には当時と変わらない大木が茂る。
- 移民たちはその深い森を切り開き、入植地を農園に変えた。
- 3時間かけてサンパウロの旧移民収容施設に着いた。
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2008.06.20 |
- 海を眺める余生
- サントス
- 移住地の街角 ブラジル移民100年
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2008.06.19 |
- 旧コーヒー取引所
- 移住地の街角
- ブラジル移民100年
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- 旧コーヒー取引所は、港町サントスの繁栄の象徴。
- 日本からの移民が多く到着したのと同時期の1922(大正11)年に建設された。
- 1950(昭和25)年代まで、全土からここにコーヒーが集められた。
- 近くの歩道の石畳にはめ込まれたタイルは、コーヒー豆の形をしている。
- ブラジルは世界最大のコーヒー生産国。
- 旧取引所の周囲には今も商社などコーヒーを扱う企業の事務所が軒を連ねる。
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2008.06.18 |
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- サントスの中心部にある黄色い壁の古びた建物。
- かつて移民のたちが学んだ旧日本語学校。
- 第2次大戦下の1942(昭和17)年、ブラジルは日本と国交を断絶。
- サントス沖でアメリカやブラジルの貨物船が撃沈された1943年(昭和18)、港でのスパイ行為を警戒し、サントスでは日独など枢軸国民に24時間以内の退去命令が出された。
- 多くの移民が着の身着のまま、列車でサンパウロに向かった。
- 旧日本語学校もこの時接収された。
- 長年の返還運動の末、建物は2006(平成18)年にようやく返還された。
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2008.06.17 |
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- ブラジル最大の貿易港を抱えるサントスの海岸に毎朝、40人ほどのお年寄りが集まる。
- 日本の「ラジオ体操」のメロディが、南米の夜明けの砂浜に響く。
- 十数年前に日本人会が始めた。
- やがて、現在のとりまとめ役のアンジェロさん(61)らが「健康によさそうだ」と加わり、今では参加者の大半を非日系のブラジル人が占める。
- 1998年(平成10)、ラジオ体操の集合場所近くに日系移民の上陸記念碑が建った。
- トランクを提げた家族連れが肩を寄せ合い、内陸を指さす像。
- 日本から渡ってきた移民は延べ25万人。
- その大半は、この港町から広大なブラジルの各地に散っていった。
- 移民の歴史は、この街から始まった。
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◆バイーア州(バイア州) |
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◇サルバドール(州都) >>戻る |
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2009.05.11 |
- 紙幣で命拾い
- バイア州
- (防犯のためブラジャーに紙幣を詰め込んでバスに乗っていた女性(58)、バス強盗の撃ち合いの流れ弾で)
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◆パラ州(日本関連) >>戻る |
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2007.12.07 |
- 混植が生む黒いダイヤ
- 森の再生と収穫両立 ブラジル移民・入植78年の地トメアス
- 熱帯の果実 ブームに火
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- アマゾンの日本人移住地トメアス。
- マラリアで多数が命を落とす一方、「黒ダイヤ」と珍重されたコショウ栽培で隆盛を極めた。
- 来年で1世紀になるブラジル移民史の苦難と繁栄の象徴の地。
- 森の再生と作物の収穫を両立させる農業と林業の複合経営「アグロフォレストリー」の先進地に生まれ変わり、「新たな黒ダイヤ」といえる熱帯果実の好況にわいている。
- アマゾン川流域に自生するヤシ科植物、アサイーの実。
- 食物繊維や鉄分、ポリフェノールが豊富とされる。
- 地元ではよく食べられていたが、アメリカでブームに火がついた。
- サーフィンに来たカリフォルニアの若者が持ち帰って調べ、栄養豊富だとわかったという。
- ポリフェノールなどの抗酸化作用が注目される中で「売れる」と起業し、今ではブラジルで生産も手がけている。
- アサイーは農協が手がけるアセロラ、カカオ、クプアス、パッションフルーツの中でも有力な成長株。
- 「コショウに次ぐ、新しい黒ダイヤだ」と農協組合長の坂口さん(47)。
- これらを育むのが、日系農家がアグロフォレストリーでつくった森。
- 「混植」という農法を使う。
- 熱帯の森を再現するように、多様な熱帯果実や樹木を一緒に植える。
- 「一つの商品が売れるからといってそれだけを作ってはだめ。長く農業を続けるには様々なものを少しずつ作ることだ」
- 日系農家がこぞって取り組む「混植」は環境保護のために始められたのではない。
- 発端は苦い体験と故郷の記憶だった。
- 78年前に始まったトメアスへの移住。
- 巨木を切り倒し、田畑を広げた。
- だが熱帯での稲作はうまくいかず、マラリアなどで連日のように死者が出た。
- 多くは乳幼児だった。
- 東南アジアからもたらされたコショウがトメアスを変えた。
- 高値で取引され、「黒ダイヤ」といわれた。
- 1960(昭和35)年代後半にはブラジルの生産高の4割を占め、移住者の家はコショウ御殿と呼ばれた。
- だが長くは続かなかった。
- 病害と水害でコショウは壊滅。
- 国際価格は大きく変動する。
- 「コショウはバクチ」と農家は口をそろえる。
- 暮らしをゆだねるには不確実すぎる。
- 多くの人が村を去った。
- 「木を植えれば何とかなるのでは」と山形出身の笹原さん(68)は思った。
- 終戦直後の貧しい故郷では木材となる木を山で育てる農家の子どもだけが学校に通った。
- 深い森が山々を覆う和歌山出身の坂口さんの父も植林を思い立った。
- 庭先に多くの果実を育てる地元の人の暮らしもヒントにした。
- 生き残りのために始めた混植。
- 一面のコショウ畑がアサイーやライチの育つ深い森になった。
- 地元の人々は庭先に熱帯果実の木を植え、自給自足の暮らしをしていたが、焼き畑農業が広まるにつれ伝統的な生活は忘れられがちになった。
- しかし地元の農業局長を務める小長野さん(49)は、アグロフォレストリーを採り入れれば、10年ほどで森を再生できるという。
- バイオ燃料の原料となるサトウキビ、輸出が好調な大豆。
- 世界の食糧庫になった南米の農業は大規模な単一栽培が主流。
- 小面積の農地で農家が自立をめざすアグロフォレストリーとは正反対。
- ブラジルでは北東部の乾燥地域などで自給自足で暮らす貧困層の男たちが仕事を求めて大規模農園や都市部へ出稼ぎに出る。
- 故郷に産業は育たない。
- こうした貧困地域にもアグロフォレストリーは応用できると小長野さんは考える。
- 「大規模な単一栽培は環境や景気の変化に対応できない。農家の暮らしを守るためにも普及させたい」
- 「森林伐採が続けば雨が減り、地盤の保水能力が落ちる。乾燥が進むとアグロフォレストリーもできなくなる。急がなくては」と小長野さん。
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2007.10.28 |
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- 日本からの移民が約80年前に開いたトメアス移住地。
- 森を再生する農業「アグロフォレストリー」の先進地。
- 2世の坂口さん(47)の農園はマンゴスチン、ププーニャ、プシュリ・・・多くの熱帯果実の名前が挙がる。
- 「いろんな木が混じる原生林のように、全部が枯れることはない。バランスがとれているんだ」。
- 移住者はかつて、高値で売れるコショウの栽培のため、木々を切り焼き払い、広大な畑を作った。
- 1960年代(昭和35)後半には国内生産の4割を占めた。
- だが、病害と水害で壊滅し、多くの人がサンパウロなどに移った。
- それから約20年。
- 一面のコショウ畑はカカオ、ライチなどが共に育つ深い森に姿を変えた。
- ブラジルは今、世界の食糧庫として単一栽培の道をひた走る。
- 「病気、害虫が発生したらどうするのか。昔のトメアスと同じことをしているようだ」と坂口さん。
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◆パラナ州(日本関連) >>戻る |
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2008.06.23 |
- 公園の開園式に皇太子さま出席
- 傘戸丸生存者の名刻む
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◇クリチバ(州都)(日本関連) >>戻る |
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2008.12.26 |
- 人間こそ都市の主人公
- 環境配慮の街づくり
- 日本遠望
- (市の環境局長などとして、市長と二人三脚でクリチバを「ブラジルの環境首都」と呼ばれるまでに育て上げた中村矗(ひとし)氏(64))
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信濃毎日新聞 |
◆マット・グロッソ州(マトグロッソ州) >>戻る |
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2007.11.19 |
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- ブラジルには48万人のインディオ(先住民)が住む。
- 多くの部族がアマゾンに点在する保護区で暮らす。
- 近代文明との接触を断つ部族もあり、保護区への立ち入りは国立インディオ基金の許可がいる。
- 穀物地帯マトグロッソ州などに広がるシングー地域。
- 保護区の間際まで大豆畑や牧場がせまる。
- 農薬が川に流れ込むことで飲み水が汚染されているのだろうか。
- ひどい下痢を訴えるインディオも多い。
- 焼き畑の煙で肺をやられたと訴えるのは、子どもたち。
- 違法伐採を続けるグループや金を堀に来る労働者などが、保護区に侵入してくる。
- 「インディオにとって、森は子孫に伝えていくものだ。だが、侵入者のせいで木がなくなり、土が荒れ、動物もいなくなった。子孫に何を残してやれるだろうか」とインディオの長老。
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2007.11.16 |
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- ブラジルの大豆生産量は世界第2位。
- マトグロッソ州はその中心。
- 中部のルーカスドリオベルデ市周辺では、地平線まで大豆畑が広がる。
- 「この町ではお金より大豆の方が価値がある。みんな大豆を手に入れようと一生懸命」と雑貨屋の女店主。
- この地域は、アマゾンでも低木が生い茂る乾燥地「セラード地帯」。
- ブラジルはセラードの開発を1970(昭和45)年代から進めていた。
- 日本も、資金援助や技術協力で後押しした。
- これでアメリカと並ぶ巨大な大豆産地が誕生した。
- 大豆の栽培は熱帯雨林地帯にまで進出。
- 大豆が森林破壊を助長している。
- 北半球と南半球の両方に大豆産地ができたことで、国際市場への供給が安定した。
- 「セラード開発が成功していなければ、大豆価格は今よりもっと高かっただろう」と九州大学教授(国際食料需給学)。
- ブラジルの輸出量がついに世界一に躍り出た。
- いまやアマゾンの大豆が、世界の胃袋を満たしている。
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2007.10.28 |
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- 「大変だ。たばこの火が肥料の鶏のふんに燃え移った」と農夫が叫ぶ。
- 「違法な伐採をごまかす典型的な言い訳だね」と州環境局担当者は苦笑い。
- アマゾンでは一定の割合で森林を残さなければならないが、失火であれば森を失っても違法ではないと言い逃れられる。
- こうして森林を破壊し、畑を拡大していく。
- 取り締まりは効果を上げていない。
- 「どうすれば3万平方キロのエリアを2人で監視できるんだ」。
- 大豆地帯を南北に貫く国道は「大豆ハイウエー」と呼ばれる。
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◆マラニョン州 >>戻る |
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2008.03.29 |
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- 本を担いで集落を訪れる「図書館ロバ」が子どもたちの人気者になっている。
- 読書を広める試みとして教育省などから表彰も受けた。
- 荷物を運ぶために住民が飼っているロバを活用し、10の集落を月に1回ずつ巡回する。
- 町役場の発案に教育省やユニセフなどが協力した。
- ロバは町の学校の図書室に備わる絵本や書籍約400冊を詰めた2つのかごを背負って集落内を回り、開催を知らせる。
- 大人も子どもに交じって木陰で本を読む。
- 今ではみんなが心待ちにしているという。
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◆ミナス・ジェライス州 >>戻る |
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2005.08.12 |
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- イギリス・ロンドンでテロ捜査官に誤って射殺されたブラジル人電気技師デメネゼスさん(27)の故郷、ミナスジェライス州ゴンザガは内陸部の貧しい村。
- ブラジルは、海岸部に比較的豊かな都市が集中し、内陸に行くほど貧しさが際だつ。
- 幹線道路が1本だけ通り、両側にバラックの商店が並ぶ。
- 新聞も届かない。
- 土壁の物置のような薄暗い家に住み、わずかな農業収入で暮らす。
- 若者は欧米などに働きに出る。
- ゴンザガの平均月収は238レアル(約1万円)。
- 村民5700人のうち3分の1が出稼ぎで国外にいるという。
- 「貧しい人は豊かさを好む。貧しさを好むのはインテリだけだ」。
- あるブラジル人演出家の言葉。
- 知識人や豊かな国の人たちがしばしば、「ブラジル人は貧しくても、とてもいい笑顔をしている」とか「物質的に豊かな国の国民より恵まれている」とか言う。
- それに反発し、きれいごとではないブラジル人の本音と現実を言い表した文句として引用される。
- 「なんとしても、この貧しさから抜け出してやる」。
- 悲壮な決意でサンパウロに出てきて、電話工事現場などで働いている友人が私にもいる。
- デメネゼスさんも村を出るとき、きっと同じ思いだったのだろう。
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◆ロンドニア州 >>戻る |
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2007.11.20 |
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- 檻の中で1頭のジャガーが牛肉の塊にかぶりつく。
- 迫力満点のその姿を見て、小学生が歓声を上げた。
- ロンドニア州の環境警察本部での光景。
- このジャガーは2年前に保護された。
- 母親が牧場の牛を襲い、牧場主に撃たれた。
- 残された生後4カ月の子どもを環境警察が引き取った。
- 1頭のジャガーが生きていくには100ヘクタールの森がいるという。
- 乱開発が進み、生息地がどんどん狭められている。
- 「違法伐採で森が無くなり、餌に困った野生動物が町に出て捕まったり、殺されたりする例が後を絶たない」と飼育担当の隊員。
- 環境警察は保護した動物を地元の子どもたちに見せて、環境破壊の悲惨さを伝えている。
- 森を復活させるために、伐採跡地に植える苗木を栽培して配ってもいる。
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2007.11.15 |
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- 違法伐採の王国、ロンドニア州。
- この20年間でもとの森林の24%にあたる約5万平方キロが失われた。
- 違法な伐採や焼き畑など環境犯罪を取り締まる環境警察。
- 組織的な伐採グループは武装していることも多い。
- 犯人の反撃に備えて常に銃を携行している。
- 環境警察は州内に4カ所の拠点がある。
- 116人の隊員が交代で、24時間態勢で森を守る。
- だが、広大な森林をくまなく監視するのは困難。
- 「少なくとも300人は必要だ」と巡査部長。
- 違法行為をする側にも生活がある。
- 取り締まりを強化しても、森林の破壊はなかなか無くならない。
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2007.10.28 |
- 森のみ込む牧牛
- 7500万頭飼育へ違法焼き畑
- 地球異変
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- ところどころ熱帯林が残る敷地に、肉牛が数千頭も放たれていた。
- ブラジルは世界最大の牛肉の輸出国。
- 2億頭のうち7500万頭が、このアマゾンにいる。
- 牧場を安定的に経営するには1千頭、7平方キロ程度の牧草地がいるといわれている。
- 森林が次々と切り開かれている。
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■地形 |
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2007.11.22 |
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- アマゾン川の支流で息絶えていた体長5メートルのミンククジラ。
- 大西洋から1千キロ内陸で、アマゾン川の河口から入り込んだとみられている。
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2007.06.23 |
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- ブラジル政府機関の研究者らが、全長6400キロとされてきたアマゾン川の新たな源流をペルー奥地で発見したと発表。
- これによりアマゾン川の全長は400キロ伸びるとされ、アフリカ北東部を流れるナイル川(約6650キロ)を抜いて世界最長になるという。
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信濃毎日新聞 |
2007.05.09 |
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- スロベニア人のストレルさん(52)。
- 66日かけてアマゾン川の源流から河口まで5268キロを泳ぎ切った。
- 1日平均80キロ泳いだ。
- 6時間泳いで6時間休むペース。
- 最大の心配は野生生物の襲撃だったが、一度もなかった。
- これまでに中国の長江(4003キロ)、アメリカのミシシッピ川(3797キロ)を泳いだ。
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2007.04.09 |
- アマゾン川で遠泳5265キロ、65日かけ世界記録更新
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- 大河での遠泳の専門家として知られるスロベニアのシュトレルさん(52)。
- ギネスブックに認められれば、自身の持つ世界記録の更新となる。
- 途中、肉食魚ピラニアやヘビ、ワニ、電気ウナギやサメなどに襲われる恐れがあったが、無事に泳ぐことに成功。
- 「動物たちが私を受け入れてくれたと思う。彼らと一緒に、ずっと泳ぎ続けていたから、仲間だと思ったんだろう」と話している。
- 泳ぎ始めて数日後、着用していたウェットスーツが皮膚とこすれ、すり傷が増えた。
- また、顔や額はやけどになり、随行していたスタッフらはやけどの悪化と、傷からの感染症を心配し、頭部を保護するマスクを製作した。
- しかし、シュトレルさんは、暑くて呼吸ができないとして、あまりマスクを着用することはなかった。
- そのため、唇は火ぶくれ状態になり、鼻や頬はかさぶたになった。
- 日程後半には、体調が急激に悪化。
- めまいや幻覚、高血圧、下痢、吐き気などに悩まされたという。
- 立っていられない状態になり、医師の診察を受けるよう説得を受けたが、最後まで泳ぎ切ると主張、体重は12キロ減っていた。
- 今回の記録が認められれば、4度目の自身が持つ世界記録の塗り替えとなる。
- アマゾン川の挑戦は、不可能な事は何もないことを世界に示し、平和と熱帯林などの環境保護を訴えるためだった。
- 遠泳中の模様はインターネットで中継し、ドキュメンタリー映画も撮影されていた。
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CNN |
2007.01.22 |
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- 南米大陸を横切って大西洋に注ぐアマゾン川が、はるか昔には逆に太平洋へ流れ込んでいたとする研究結果を、アメリカ・ノースカロライナ大学の研究者がまとめた。
- 太古には一体だったアフリカ大陸と南米大陸が分離した後、激しい地殻変動が起きた結果、当初は東高西低だった地形が西高東低に逆転したためとみられる。
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信濃毎日新聞 |
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2008.02.08 |
- アマゾンの森林 伐採ペース加速
- 5カ月で東京の面積の3倍
- 農園や牧場に
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- ブラジル国立宇宙研究所によると、衛星写真によって同じ時期に約3200平方キロの伐採が確認された。
- これだけで2004年(平成16)の4倍。
- この調査では、25ヘクタール以下の伐採は確認できないうえ、熱帯雨林の上空は雲がかかることも多く、実際の5割程度しか発見できないという。
- このため、同時期に失われた森林面積は7千平方キロに達するとみられる。
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2007.11.21 |
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- アマゾン上空を小型機で飛んだ。
- 手つかずのジャングルが地平線まで広がっている。
- 1時間近く飛び続けても、緑のじゅうたんはどこまでも続いている。
- 「見たこともない新種のキノコが今も無数に見つかる。世界の研究者のあこがれの場所だ」と国立アマゾン研究所でキノコの研究をするノエミア・イシカワ博士。
- だが、アマゾンの森林破壊のスピードは速い。
- この30年間で日本の面積の約2倍の森林が消えた。
- このままのペースでいくと、50年には森林の40%が失われるという。
- 「アマゾンの価値はどんな経済活動よりも上だ。アマゾンがいつまでもアマゾンであり続けられるように、努力を続けなければならない」とブラジル環境相。
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2007.11.14 |
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- アマゾンの開発で得た木材や農作物を運ぶために、輸送路は不可欠。
- 幹線道路ができると、そこから私道が勝手に奥地に延びていく。
- 私道は枝状に広がり、周囲に農地ができていく。
- 衛星写真だと、こうした道路が熱帯雨林の真ん中で魚の骨のようにくっきりと浮かび上がってみえる。
- 「フィッシュボーン」と呼ばれる。
- アマゾンには約6万種の植物が原生し、100万種以上の昆虫、約300種の哺乳類、約1800種の鳥類が生息する。
- 未知の生物も多いとされる。
- そこに道路が広がり、人間が奥地に入り込むことで、こうした野生生物が脅かされている。
- そんなことはお構いなしに道路建設が進む。
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2007.11.13 |
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- 数千ヘクタールにも及ぶ広大な土地で大豆などを栽培する大農家は、国際的な穀物価格の高騰で潤っている。
- 一方、零細農民は土地を求めてアマゾンに入り込み、勝手に森を焼いて農業を始める。
- アマゾンでは組織的な大規模伐採から小規模な焼き畑まで、いろんな違法行為が進む。
- 貧しい住民は生きるのに精一杯で、森林を守ることなど二の次だ。
- 2006年度(平成18)には、福島県とほぼ同じ140万ヘクタールの熱帯雨林が失われた。
- 「年間で失われる森林の半分は違法開発によるものだ」とブラジル環境省・環境再生可能天然資源院局長。
- 警察などが取り締まりを強化しているが、奥地になると監視の目も届かない。
- アマゾンはいまだに、切り取り放題の開拓時代のようだ。
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2007.11.12 |
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- ギアナ高地から流れる黒褐色のネグロ川と、ペルー・アンデス山脈を源流とする茶色のソリモンエス川がマナウスの下流で合流し、アマゾン川と呼ばれるようになる。
- 水温や水質などの違いで、黒色と茶色の水は数キロも混じり合わずに流れていく。
- 最大の支流マデイラ川の上流地域では二つの巨大な発電ダム建設計画がある。
- 影響が出るのはダム完成の30〜50年後。
- その評価をしないまま、ダム計画は進んでいる。
- 「栄養豊富な土壌がダムでせき止められたら、本流のアマゾン川の生態系を壊す可能性がある」と国立ロンドニア大学生物学博士。
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2007.11.11 |
- バイオ燃料大国
- サトウキビ畑 アマゾン脅かす
- 「途上国発展へ革命」
- 地球異変
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- バイオ燃料の原料となるサトウキビの畑が、アマゾンに出現。
- ブラジル国内の栽培面積はは1980年(昭和55)の2.7倍に拡大。
- 2006年(平成18)のエタノール生産量は世界一の輸出国になった。
- 環境破壊の懸念をはらみながら、ブラジルは次のエネルギー大国への道をひた走っている。
- 州の90%が熱帯雨林のアクレ州。
- 州都リオブランコ近郊にサトウキビ畑ができ、アマゾン初のエタノール工場の建設が進む。
- 「牧草地を畑に転換するので、新たに熱帯雨林を切り開く必要はない」と州政府農業局長は説明する。
- ブラジルのサトウキビ生産面積は、2030年(平成42)には現在の3倍以上、日本の面積の3分の2にまで広がる見通し。
- 危機感を募らせるブラジル政府は、来年中にもサトウキビ栽培の制限地域を設ける方針。
- 「世界は緊急に、新しいエネルギーを求めている」「飢餓は食料不足で起きるのではない。お金がないためだ」とブラジルのルラ大統領は国連総会で熱弁を振るった。
- エタノールで走れる距離はガソリンの7割程度だが、サンパウロ州ではエタノールの値段は1リットルで約1レアル(約65円)とガソリンの4割ほど。
- エタノールでもガソリンでも走れるフレックス燃料車が、新車販売の8割を占める。
- ルラ大統領は、バイオ燃料を通じて、アフリカやインドなど途上国間の連携に力を注ぐ。
- 南アフリカなどを訪れ「経済発展と環境保護を両立するこの革命に加われ」と呼びかけた。
- ブラジルで今こぞってバイオ燃料に取り組んでいるのは、先進国の企業や投資家。
- 主産地のサンパウロ州北部、地平線まで広がるサトウキビ畑に、無数の労働者が分け入っていた。
- 機械化は進むが、収穫に人手は欠かせない。
- 「労働者は低賃金で酷使され、先進国などの投資家が大きな利益を得る。雇用は増えても格差は広がる一方だ」とサトウキビ労組の代表。
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2007.11.10 |
- イルカの餌場 漁師殺到
- 網に入り殺される例も
- 地球異変
- アマゾンで
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- アマゾンで、漁師とイルカが魚を奪い合っている。
- 人間が木材や大豆などを求めて奥地にどんどん入り込み、食料にする魚の消費量が増えたため。
- 魚を追って網に入り込んだイルカが、漁師に殺されるケースも出てきた。
- 人口約200万人の大都市マナウスの台所、中央市場。
- 10年ほど前までは大人の背丈よりも大きな魚が並んでいたが、今は皆無で、魚の種類も減っている。
- マナウスは税の優遇があり、外国企業が数多い。
- 日本企業も数十社ある。
- 人口は増える一方で、高級マンションの建設が続く。
- 魚の消費量は急増している。
- 「冷凍船が発達し、何日もかけて支流まで入り込めるようになった。漁の範囲が広がった」と市場の責任者。
- 「魚を取られたくない漁師は、魚を追って網に紛れ込んできたイルカを殺すようだ」と国立アマゾン研究所の博士。
- イルカを殺すことは法律で禁止されている。
- にもかかわらず、保護区で数年間に生息数が10%も減ったという報告がある。
- アマゾンカワイルカ
- アマゾン川流域に生息する。
- 体長約2.5メートル。
- ピンク色の体からピンクイルカとも呼ばれる。
- 国際自然保護連合(IUCN)は、絶滅の恐れが高いとして、レッドリストに載せている。
- 世界には中国・長江のヨウスコウカワイルカ、インドのガンジス川のガンジスカワイルカなどがいるが、ヨウスコウカワイルカは絶滅したといわれ、ガンジスカワイルカも絶滅の危機にある
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2007.10.28 |
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- アマゾンの熱帯雨林にまで大豆が迫っている。
- アマゾン開発に日本が先んじた1980年代(昭和55)に比べ、栽培面積は2.4倍、生産量は3.5倍。
- 伐採された森林はまず牧草地となり、大豆畑へと姿を変えていく開発の連鎖。
- 食糧問題を抱える中国の輸入増など需要は増える一方。
- 人類はアマゾンを食べ尽くしてしまうのか。
- ブラジル最大の穀倉地帯マトグロッソ州。
- 大豆生産量は世界第2位。
- 食用のほか、家畜の飼料として欧州や中国、日本などに輸出されている。
- とくに、かつて大豆の輸出国だった中国が1990年代(平成2)から輸入国に転換。
- 今ではブラジル大豆の約20%が中国に向かっている。
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2005.11.02 |
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- 南米中央部で激しい雨が続き、水量が通常の約2倍に達して遊歩道の一部が通行禁止となるなど数千人の観光客に影響が出た。
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