山梨県
青木ヶ原 あおきがはら
グーグルアース座標=N35 28 1.08 E138 37 45.20
地図地図
  • 深い森林に覆われていることから、青木ヶ原樹海とも呼ばれる。
  • 標高900〜1200m、周囲16km。
  • 864(貞観6)年(平安時代前期)、富士山の寄生火山である長尾山が噴火し、溶岩流が一つの大きな湖だった富士五湖の西湖、精進湖本栖湖をせきとめた。
    • この溶岩流の上に数百年をかけて常緑針葉樹、常緑広葉樹、林床にはコケモモなどの低木が密生し、巨大な樹海を形成した。
  • 一帯は、富士山麓一帯の原生林とともに国の天然記念物に指定されている。
    • 樹海の中には溶岩がつくった風穴や氷穴が数多く点在し、富岳風穴(ふがくふうけつ)などが天然記念物に指定されている。
    • このうち、溶岩流が大木をなぎ倒してつくった鳴沢溶岩樹型特別天然記念物
  • 樹海の中を国道139号や東海自然歩道が通っているが、溶岩は磁鉄鉱を多く含み、磁石がきかない場所があり、深く入るのは危険。
  • 自殺者が多いことでも有名で、防止の取り組みが行われている。
  • 参考:エンカルタ2007
2011.03.29

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