- 大島、利島(としま)、新島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島のいわゆる伊豆七島のほか、式根島、八丈小島、青ヶ島、ベヨネーズ列岩、須美寿島(すみすとう)、鳥島、東京から約650kmの孀婦岩(そうふがん)までが含まれる
- 火山島群で、大島の三原山、三宅島の雄山(おやま)は噴火活動が激しく、新旧の溶岩、砂漠、爆裂火口湖などの火山地形が随所にみられる
- 2000(平成12)年には雄山で大噴火が連続し、三宅島の全島民が島外へ避難、避難生活は長期化した
- 黒潮が流れる温暖多雨の海洋性気候だが、台風常襲地帯である
- 島群全体が富士箱根伊豆国立公園に含まれる
- 東京、横浜、下田、久里浜、熱海、伊東、稲取から各島を結ぶ航路が開かれている
- 一部の島に東京からの航空路線がある
- ヘリコプターによる定期便であるヘリコミューターが青ヶ島〜八丈島〜御蔵島〜三宅島〜利島〜大島間を結んでいる
- 縄文、弥生式土器の出土や遺跡の発掘から、古代から人が住み着いていたことが明らかになっている
- 675(天武4)年(飛鳥時代)に麻績王(おみのおおきみ)の子が流され、聖武天皇の時代の724(神亀元)年(飛鳥時代)に遠流(おんる)の地に定められて以来、多くの人々が流された
- 江戸時代は幕府の直轄地として伊豆韮山(にらやま)の代官が治め、新島、三宅島、八丈島は流刑地となった
- 1878(明治11)年、東京府に編入された
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