東京都島嶼部
伊豆諸島 いずしょとう
  • 伊豆半島(静岡県)南東の太平洋上に帯状に点在する大小116の島群。
  • 大島利島(としま)新島神津島三宅島御蔵島八丈島のいわゆる伊豆七島のほか、式根島、八丈小島、青ヶ島、ベヨネーズ列岩、須美寿島(すみすとう)、鳥島、東京から約650kmの孀婦岩(そうふがん)までが含まれる。
  • 火山島群で、大島の三原山、三宅島の雄山(おやま)は噴火活動が激しく、新旧の溶岩、砂漠、爆裂火口湖などの火山地形が随所にみられる。
    • 2000(平成12)年には雄山で大噴火が連続し、三宅島の全島民が島外へ避難、避難生活は長期化した。
  • 黒潮が流れる温暖多雨の海洋性気候だが、台風常襲地帯である。
  • 島群全体が富士箱根伊豆国立公園に含まれる。
  • 東京、横浜、下田、久里浜、熱海、伊東、稲取から各島を結ぶ航路が開かれている。
    • 一部の島に東京からの航空路線がある。
    • ヘリコプターによる定期便であるヘリコミューターが青ヶ島〜八丈島〜御蔵島〜三宅島〜利島〜大島間を結んでいる。
  • 縄文、弥生式土器の出土や遺跡の発掘から、古代から人が住み着いていたことが明らかになっている。
  • 675(天武4)年(飛鳥時代)麻績王(おみのおおきみ)の子が流され、聖武天皇の時代の724(神亀元)年(飛鳥時代)に遠流(おんる)の地に定められて以来、多くの人々が流された。
    • 江戸時代は幕府の直轄地として伊豆韮山(にらやま)代官が治め、新島、三宅島、八丈島は流刑地となった。
  • 1878(明治11)年、東京府に編入された。
  • 参考:エンカルタ2007
関連HP
東京アイランドドットコム
伊豆諸島・伊豆七島の観光総合情報サイト(株式会社トラベルロード)
2011.09.16

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