短歌 |
たんか |
- 古くから日本においてつくられている5・7音を基調とした定型詩である和歌の内、5・7・5・7・7(ごーしちごーしちしち)の5句31字で構成される短詩をいう。
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- 三十一文字(みそひともじ)ともいう。
- 前半の5・7・5を上(かみ)の句、後半の7・7を下(しも)の句とよぶ。
- 平安時代以降につくられた和歌のほとんどが短歌だったため、和歌といえば短歌をさすようになる。
- 明治時代以降、古典和歌のみを和歌と呼び、近代短歌を短歌と呼ぶのが一般的になる。
- 俳句のような季語は必要ない
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- 有名な(と思われる)短歌
- 田子の浦に うちいでて見れば 白妙(しろたえ)の 富士の高嶺(たかね)に 雪はふりつつ
- 東風(こち)吹かば にほひ(い)おこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘(わす)るな
- 秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる
- ゆく秋の 大和の国の 薬師寺の 塔の上なる 一ひらの雲
- やは肌の あつき血汐にふれも見で さびしからずや道を説く君
- 東海の 小島の礒の白砂に われ泣きぬれて蟹とたはむる
- はたらけど はたらけど猶(なお)わが生活(くらし) 楽にならざりぢっと手を見る
- 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
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関連 |
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関連HP |
短歌人 |
■塩尻短歌館(長野県塩尻市)
2005/6/1 |
2011.04.29 |