- 起源によって植物性生薬、動物性生薬、鉱物性生薬に分けられる。
- 薬用部位
- 生薬としてもちいる部分。
- 植物
- 全草、根、茎、葉、果実、種子、樹皮など。
- 例:
- 芍薬(しゃくやく)はシャクヤクの根、葛根(かっこん)はクズの周皮を除いた根、枳実(きじつ)はミカンの未熟果実、桂皮(けいひ)はケイ(カシア)の樹皮。
- 動物
- 全体、臓器、角、殻、皮、分泌物などが使用される。
- 例:
- 鹿茸(ろくじょう)はシカの角、蝉退(せんたい)はクマゼミの脱殻。
- 漢方薬
- 生薬学
- 現代の薬学において、生薬を研究する学問で、基原となる植物、動物、鉱物を明らかにし、含有成分や有効成分を追究し、品質の評価法を取り扱う。
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