仏教
観音 かんのん
  • 観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)、「観自在菩薩」(かんじざいぼさつ)の略称。
  • サンスクリットのアバローキテーシュバラの漢訳語。
  • 観世音、観自在とは、救いを求める者に対し、ありとあらゆる手段を使って救済するという意味。
  • 三十三観音
    • 観音が33の姿をとって救済するということが「観音経」に書かれている。
  • 六観音・七観音の信仰:
    • 聖観音(しょう・・)、十一面観音、如意輪観音(にょいりん・・)、馬頭観音(ばとう・・)、准胝観音(じゅんてい・・)、千手観音(せんじゅ・・)に不空羂索観音(ふくうけんじゃく・・)を加えたもの。
  • 観音の浄土
    • 「華厳経」によると南インドの普陀落(ふだらく、サンスクリットでポータラカ)であるとされる。
    • チベットでは:ダライ・ラマの王宮、ポタラ宮。
    • 中国では:浙江省の普陀山。
    • 日本では:和歌山県の那智。
  • 日本における観音信仰
    • 推古天皇の時代(6〜7世紀)(古墳時代後期〜飛鳥時代)にはすでに信仰されていた。
    • 奈良時代に観音を本尊とする長谷寺が建立された。
■三十三観音 水潜寺(埼玉県皆野町)

2010/6/2
洞窟観音(群馬県高崎市)

2010/6/1
高崎白衣大観音(群馬県高崎市)

2010/6/1
■塩船平和観音 塩船観音寺(東京都青梅市)

2010/4/19
平和観音(山梨県韮崎市)

2007/7/26
鳥居観音(埼玉県飯能市)

2007/4/5
2010.06.10

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