歴史
玉音放送 ぎょくおんほうそう
  • 1945(昭和20)年8月15日正午から、昭和天皇自らが太平洋戦争終結の決定を国民に伝えるために行った録音放送。
  • 玉音とは天皇の声をいう。
  • それまでは、天皇は神聖なものであるからラジオに出ることはなかった。
  • --------
  • 同年7月26日、連合国側より、日本の無条件降伏を要求するポツダム宣言が出されたが、日本政府はこれを拒否した。
  • 8月6日広島市、9日長崎市に原爆が投下され、9日ソ連の参戦があって、14日の御前会議で天皇の決断によってポツダム宣言受諾が決定された。
    • その席上、天皇は、国民に呼びかけるために自らマイクの前に立ってもよいと表明し、同日深夜に宮中(皇居)において、天皇がポツダム宣言受諾に関する詔書を読み上げて、2組の録音盤に録(と)った。
  • このとき陸軍将校の一部が降伏に反対して録音盤奪取、放送中止を謀(はか)って宮内省(現、宮内庁)と放送会館を襲撃する事件があったが、放送は無事行われ、太平洋戦争は終結した。
  • 参考:YAHOO!百科事典
関連
関連HP
終戦の詔勅(玉音放送) (YouTube)
■実際の録音盤・・・NHK放送博物館(東京都港区)

2010/11/25
2011.06.20

My Dictionary