アプト式鉄道 あぷとしきてつどう
Abt-system railway
  • 登山鉄道として使用される歯形(はがた)軌条(ラックレール)式鉄道の一種。
  • スイス人のアプト(Roman Abt)(1850(江戸時代末期)-1933(昭和8)年)の発明。
    • アプトはドイツ語読みでアブトともいう。
  • 日本では1893(明治26)年、信越本線の横川(群馬県安中市)―軽井沢(長野県軽井沢町)間11.2キロメートル、最急勾配(こうばい)66.7‰(水平距離1000メートルに対し高さ66.7メートルの勾配)に敷設され、1988(昭和63)年まで使われた。
  • 通常の線路の中央に、2枚または3枚のラックレール(Rack-rail)及びピニオンギア(Pinion-gear)を位相をずらして設置する方式。
    • 複数の歯の位相をずらす事により駆動力の円滑化および歯の長寿命化を図るとともに、常にピニオンのいずれかの歯がラックレールと深く噛み合っていることにより安全性の向上が図られている。
  • このラック式の方式はアプト式以外にいくつかの方式があるという。
  • 参考:YAHOO!百科事典/Wikipedia
■アプト式機関車の模型 鉄道博物館(埼玉県さいたま市大宮区)

2010/9/17
■純国産アプト式電機機関車 碓氷峠鉄道文化むら(群馬県安中市)

2010/5/30
■碓氷峠に残るアプト式鉄道の鉄道遺産(群馬県安中市)

2010/5/30
■アプト式鉄道があった碓氷峠鉄道遺産での写真(群馬県安中市)

2010/5/30
■ドイツ製の電機機関車 (旧)軽井沢駅舎記念館(長野県軽井沢町)


2010/5/29
2010.06.30

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