- アニサキス症
- 人が魚介類の刺し身などに潜んだ幼虫(体長1〜3cmほど)を食べると、胃壁や腸壁につきささって激しい腹痛を起こす。
- 昔から「サバに当たった」といわれるものは、ほとんどがこれだという。
- 人の体は異物に対する防御反応である抗体を作りだすため、炎症を起こす。
- 免疫反応のため、2回目以降の感染では、さらに激しい反応を起こす。
- 治療は開腹手術で、内視鏡を使って鉗子で摘出する。
- 1987(昭和62)年、俳優・森繁久彌の食べたサバの押しズシで腹痛を起こし入院したことがテレビなどで伝えられ、アニサキスが一般に広く知られるようになった。
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