モンゴル
モンゴル帝国 もんごるていこく
Mongol Empire
  • チンギス・ハーンが樹立し、13〜14世紀(日本-鎌倉〜室町時代前期)に、アジアの大半とロシアにいたる広大な地域を支配した帝国。
  • 首都はカラコルム
  • 帝国の支配者は大ハーンと称した。
  • モンゴル民族発祥の地はモンゴル高原を中心とする地域で、その境は、東は大興安嶺、西はアルタイ山脈・天山山脈、北はバイカル湖付近の山岳地帯、南は万里の長城と接していた。
    • 今日、この地域は、ほぼ中国内蒙古自治区、モンゴル国、シベリア南部周辺からなっている。
    • 北部には肥沃な大草原と森林山岳地帯、中央部にはゴビ砂漠、南部には広大な草原が広がっており、平均標高は約1000mで、最北端を除いて全体として乾燥した気候。
  • モンゴル族は、羊と馬による遊牧経済を発展させたが、ゴビなどの乾燥した地域では、馬の代わりにラクダが用いられた。
    • 穀物、織物、茶、金属などの商品は、農業文化をもつ隣接した中国との交易によってもたらされた。
    • 生活様式は遊牧的で、社会組織は部族を単位としており、部族間の闘争がしばしば起きた。
2010.02.19

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