中国
儒教 じゅきょう
  • 中国において、孔子の教えから発展した思想。
  • 人間を磨き、政治に関わる力量を持てと教えた。
    • このことは、中国の社会においての社会での倫理的な価値の基準を示すことになった。
  • 儒教を開いた孔子は聖人として国に奉られているが、神としてではなく先師(優れた先生)として尊敬されており、仏教などのように寺院や僧侶などがいる宗教のようにはならなかった。
  • 漢字文化と共に朝鮮、日本、ベトナムなどにも伝えられ、漢字文化圏での共通の倫理的な下地になった。
  • 日本には5世紀の初めに伝わった。
  • 学問的な視点での呼び方は「儒学」、宗教的な視点での呼び方は「儒教」のようである。
■儒教の五常を表す「五典の水庭」(ごてんのすいてい) 朝倉彫塑館(東京都台東区)

2006/12/16
2011.01.07

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