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■山梨県南アルプス市将棋頭の情報、地図、概要

写真2:御勅使南公園の銘板

将棋頭
しょうぎがしら
山梨県南アルプス市有野
グーグルアース座標=N35 39 47.67 E138 27 5.07
撮影日:2007/7/26
写真1
概要
  • 武田信玄による御勅使川(みだいがわ)の治水のための堤。
  • 川の流れを二つに分けた。
  • 将棋のコマの頭の形をしていることから呼ばれた。
  • 歴史
    • 1541年(天文10)(戦国時代)に甲斐の守護になった武田信玄が、度重なる洪水に対する治水事業を始める。
    • 富士川(ふじかわ)(上流部は釜無川)の安定化を図る。
    • そのため富士川と御勅使川の合流の位置の変更が必要と考えた。
    • 当時の御勅使川は扇状地を自由に流れていた。
    • 石堤「石積出し」を何本も築いて流路の方向を変えた。
    • 続いて「将棋頭」を築いて激流を二つに分けた。
    • 下流には堤防「信玄堤(甲斐市)を築いて甲府盆地全体を洪水から防いだ。
    • この事業は戦を行いながらも20年間に渡って続けられた。
    • この治水事業の工法は「甲州流河防法」と呼ばれて日本各地で用いられることになる。

写真3

写真2

写真1

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写真3:将棋頭の上から (360度) >>拡大

■かつて将棋頭のあった位置