- 甲州街道の起点の日本橋から、次の宿場である高井戸(たかいど)(現・杉並区)までの距離が長すぎるので、1634年(元禄11)(江戸時代前期)に浅草の名主らが中継ぎの宿場の設立を願い出たのが「新しい宿」、「新宿」の起こり。
- 江戸時代、新宿は品川、千住、板橋とともに江戸四宿(ししゅく)として栄えた甲州街道の宿で、内藤清成の領地であったところから「内藤新宿」と呼ばれた。
- 現在、新宿御苑のあるあたりが、内藤町という町名として残っている。
- 渋谷や池袋とともに副都心とも、1991年(平成3)に東京都庁が現在の東京フォーラム(千代田区)があるところから移転してきたため、新都心とも呼ばれる。
- 都心とは、東京都の定義によれば、大雑把に言ってしまうと東京駅周辺の地域らしい。
- 新宿駅の東側が、一大繁華街のある商業地域で、西側が超高層ビルが林立するオフィス地区になっている。
- 現在の超高層ビルが建っている地域(西新宿)は、1965年(昭和40)に東村山市に移転した淀橋浄水場があったところ。
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