- 1455(康正(こうしょう)元年)年(室町時代中期)、太田道灌は、武蔵野に鷹狩に出かけた。
- 帰途、高井戸(現・杉並区)付近で薄暮れとなり、仲秋の名月が美しかったため、宴を催した。
- すると地元の名族が団子を献上。
- 道灌は団子を賞賛し、以来、折りにふれて団子を所望(しょもう)したという。
- 後にこの名族の子孫が高井戸宿で「柳茶屋」を開き繁盛する。
- 1697年(元禄10)内藤新宿が伝馬の宿駅になり、柳茶屋も新宿追分へ移転した。
- 1948年(昭和23)に「やなぎ屋」の名で会社が設立される。
- 団子を復活させ、”やなぎ屋の串だんご”として売り出す。
- その後”追分だんご”に改名。
- 1966年(昭和41)社名も「追分だんご本舗」になる。
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