武蔵野
むさしの
東京都と埼玉県の西部←にわたって広がる
台地
。
地下水の水位が低いため、水田ができなかったが、
玉川上水
ができてから
(江戸時代前期の1654年)
は新田の開発が進んだ。
かつては広大な
ススキ
の広がる草原や
雑木林
が点在する風景だったが、
関東大震災
や
第二次世界大戦
などのきっかけにより都市化が進み、その風景はなくなって行った。
武蔵野の面影を残す場所は、わずかに神代植物園
(東京都
調布市
)
、
井の頭自然文化園
(東京都武蔵野市)
、
善福寺公園
(東京都杉並区)
などだけになった。
国木田独歩
が1898年(明治31)に発表した小説の題名。
明治30年(1897)頃の武蔵野の自然を舞台にしている。
2011.06.14
My Dictionary
閉じる