富士講
ふじこう
古くから富士山、御嶽山、三峰山、白山、大峰山などの霊山を崇める山岳信仰があった。
その中で、一般の人たちが仲間を作り、修験者
(しゅげんじゃ)
の指導のもとに山に登る集団を、その山の名をとって御獄講とか三峰講などと呼んでいた。
富士講は江戸時代の中期以降に発展し、特に江戸周辺には「江戸八百八講」と言われるほど多くの講ができた。
品川ではかつて6つの富士講があったが、現在でも一つだけ残っている。
品川神社の境内には「品川富士」(富士塚)がある。
関連→
富士講
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品川歴史館
(東京都品川区)
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