富士講
ふじこう
江戸時代
の中期に流行した
富士山
(山梨県・静岡県)
を対象とした信仰の集団(講)。
富士山をまねた人工の
富士塚
を造って、そこに参詣することも流行した。
江戸の各地に造られた富士塚は名所として、信者以外の町人も訪れた。
幕府
はたびたび講の禁止令を出したが、信仰は衰えなかった。
明治時代
に入っても、富士講の流れを組む教団が成立した。
2011.06.28
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