写真２

Top|日本|東京都|中央区

写真２３：１億円分の札束の重さを体感する

• 大きさに比べてずっしり重い

写真２２：金の重さを体感する

写真１９ (360度)　＞＞拡大

写真１８：日本銀行券の歴史

• 第１次世界大戦後の巨額賠償金支払いや国土の荒廃などからインフレが進んだ
  • 1923(大正12)年の卸売物価は戦前比１兆２６００億倍だった

写真１７：ドイツの１００兆マルク札

• 米１石(こく)(85〜95kg)分
  塩２００升分(14世紀)
  扇３０本分(15世紀)
  牛１頭分(15世紀)
  ろうそく１００本分(16世紀)

写真１５：銭１貫(１０００文)

• 民族紛争などによる経済混乱のなかでのインフレに見舞われ、1993(平成5)年発行された

写真１６：旧ユーゴスラビアの５０００億ディナール札

写真１３：推定１００キロのヤップ島の石貨

• 大工の１日の賃金
  • むしろ１０枚分(14世紀)
  • みかん２００個(15世紀)
  • 桃３３個(15世紀)

写真１４：銭１００文

• 西南戦争の勃発に伴い、戦費調達のため政府紙幣などが増発されたことなどから激しいインフレが発生した
  • 紙幣の乱発を回避し、通貨価値の安定をはかることの必要性が認識され、1882(明治15)年に中央銀行としての日本銀行が設立された

写真１１：日本銀行の設立

• 1941(昭和16)年、金の保有量に制約されることなく銀行券が発行できるようになり、その翌年、法律上も紙幣を金と換える兌換(だかん)の義務がなくなり、名実ともに管理通貨制度へと移行した

写真１２：金本位制度から管理通貨制度へ

• 明治政府は近代国家の建設を急いだが、通貨制度の整備をするまでのゆとりはなかった
  • 幕藩時代の金銀銭貨、藩札などを引き続き通用させ、政府も貨幣、紙幣を発行、また民間にも紙幣を発行させるという、通貨制度の混乱を極めた

写真９：明治初期の幣制混乱

• 政府は欧州主要国が金本位制に移行していく傾向にならい、1871(明治4)年に金１.５ｇを１円とした新貨幣を発行した
  • 太平洋周辺の銀本位諸国との貿易上の便宜をはかるため、一円銀貨も製造したため、実質的には金銀複本位制だった

写真１０：円の誕生

• 収納されている紙幣が出てくる電動引き出しケース

写真２０：世界の紙幣

• 大きさに比べて軽い

写真２１：大判の重さを体感する

貨幣博物館 CURRENCY MUSEUM

東京都中央区日本橋本石町(にほんばしほんごくちょう)１丁目

グーグルアース座標=N35 41 7.51 E139 46 18.02

地図

撮影日：2009/12/20

写真１

概要

1982(昭和57)年の日本銀行創立１００周年の記念事業として、日本銀行所蔵の貨幣コレクションを公開することを目的に、金髪研究所の一部門として、1985(昭和60)年に開設された博物館

開館時間：9:30AM-4:30PM 休館日：月,祝,年末年始 入館無料

公式ＨＰ

貨幣博物館

写真３：展示室

• ８世紀初め(飛鳥〜奈良時代)、初の貨幣、和同開珎を鋳造した

写真４：日本初の貨幣発行

• １６世紀(室町後期〜安土桃山時代)、商工業が発達し、高額貨幣の需要が増大したため、金銀貨がつくられた

写真６：江戸時代幣制の芽生え

• １２〜１７世紀(平安後期〜江戸時代前期)、交換経済が拡大し、銭貨の需要が高まってきたが、国内の鋳造が停止されていたため、流入してきた中国銭によって賄われた
  • しかし必要量を満たせず、中国銭などを模した私鋳貨幣(鐚銭)(びたせん)で賄った
  • 「びた一文まけられない」の「びた」は、この鐚銭からきている

写真５：中国銭の使用