- 2002年(平成14)に完成。
- 欄干に竹久夢二の美人画のパネルが設置されている。
- 歩道には、温泉に伝わる伝説を基に、99個の赤い小石が埋め込まれている。
- 伝説にちなみ、100個目の小石を見つけることができれば恋が成就するという。
- 「こいしの湯の伝説」
- お政という娘がいた。
- お政は、旅の途中で病に倒れていた米吉を助けた。
- 二人は恋仲になり結婚した。
- ある秋の日、米吉が用事で江戸に行ったきり戻ってこない。
- 途方に暮れたお政の夢枕に観音様が立つ。
- 「赤い石を百個奉納しなさい」と言われる。
- 赤い小石は九十九個は見つけることができたが、最後の一個をどうしても見つけることができなかった。
- 冬のある日、湯気がたちのぼり、湯が湧きでる場所から百個目の赤い石を探し当てた。
- 観音様に奉納すると、すぐに米吉が戻ってきた。
- この話を聞いた村人たちが、この湯を「こいし(恋し)の湯」と名付けた。
- この湯は今の戸倉上山田温泉であるという。
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