和傘 |
わがさ |
- 洋傘に対する日本式の傘で、おもに竹を材料として軸と骨を製作し、傘布に柿渋、亜麻から採った亜麻仁油、桐油等を塗って防水加工した油紙を使用したもの。
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- 唐傘(からかさ)とも呼ばれる。
- 傘は中国から伝わってきたからという説があるらしいが、他の説もあるようだ。
- 傘は、日本には古墳時代の後期、百済から伝えられ、当初は従者が貴人にさしかけて用いた。
- 鎌倉時代ごろから個人用のものが発達した。
- 室町時代には大道芸人とともに流行した。
- 江戸時代になって次第に一般庶民の間に普及した。
- 先端部の石突(いしづき)を中心に同心円模様を描いた蛇の目傘(じゃのめがさ)、紙を貼り油をひいた質素な番傘(ばんがさ)、青に紅葉(もみじ)の絵をつけた紅葉傘などが流行した。
- 明治時代には洋傘が伝わり、こうもり傘の名で男女に普及し、以来、和服の衰退とともに和傘は日常生活からは姿を消しつつある。
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- 参考:エンカルタ2007/Wikipedia/YAHOO!百科事典
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関連HP |
京和傘 日吉屋(京都府京都市上京区) |
和傘岐阜マルト藤沢商店(岐阜県岐阜市) |
■和傘の阿島傘伝承館(長野県喬木村)
2010/10/27 |
■和傘問屋の川野商店・・・江戸東京たてもの園(東京都小金井市)
2005/8/6 |
2011.03.15 |
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