仏教
即身仏
そくしんぶつ
密教
系の日本仏教の一部でかつて行われた修行の一つで、僧侶が土中の穴などに入って瞑想状態のまま絶命し、
ミイラ
化した物をいう。
仏教の修行の中でも最も過酷なものとして知られる。
最初、水と木の実などだけを食べ、ミイラになりやすい体にしていき、次ぎに土中の石室に入って
断食
をする。
死を、死ではなく永遠の生命の獲得であると考え、即身仏は寺の
本尊
とされた。
日本や中国の寺で現在も公開されているところがある。
即身仏は明治時代に法律で禁止され、現在は自殺であるとされている。
死を前提とした修行には
補陀落渡海
がある。
参考:
YAHOO!百科事典、Wikipedia
関連HP
西生寺
(さいしょうじ)(新潟県長岡市)
大日坊
(山形県鶴岡市)
*2010.07.29
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