宗教・仏教 |
四天王 |
してんのう |
- 古いインドの神が仏教にとりいれられたもので、仏法、人々そして国家を守護する4人の神。
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- 須弥山の中腹にある四王天に住んで、東方を持国天、南方を増長天、西方を広目天、北方を多聞(たもん)天(毘沙門天ともいう)がそれぞれ守護するとされる。
- また帝釈天の命により、天下を巡り、人々の善悪を調べて報告するともいう。
- 地上に住む神で本来は地位の低い神だったが、日本ではひろく信仰された。
- 「日本書紀」は、物部守屋(もののべのもりや)との戦いに際し、聖徳太子が四天王の像をつくって戦勝を祈願し、勝利ののち、四天王寺(大阪府大阪市天王寺区)を建立したと伝える。
- その後も護国思想と結びついて一般に信仰された。
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- 日常の言葉として、ある分野での優れた4者を「・・・四天王」という。
- 例:かつてテレビのものまね番組で、トップを競った4人のものまねタレントを「ものまね四天王」と呼んだ。
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関連HP |
四天王寺 |
2011/01/07 |