サリン sarin
  • 猛毒の神経ガスで、生物化学兵器の一種。
  • 1930年代末(昭和14年頃)にナチス・ドイツで、殺虫剤の研究から偶然に合成された。
  • サリンの名称は、開発者の4名の名を取って名付けられた。
  • 知覚障害、呼吸障害などの症状が起き、重症の場合には死に至る。
    • 一命をとりとめても、長期間に渡って意識障害が続くこともある。
  • 純粋なサリンは無色無臭で、化学的に不安定な物質。
    • よく似た基幹構造を持った他の神経ガスもあり、リンを含む有機化合物であることから、総称して有機リン化合物という。
      • このうち毒性の低いものは、農薬として使われるものもある。
  • 参考:エンカルタ2007
2011.06.20

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