岩石
緑色片岩
りょくしょくへんがん
緑泥石、緑簾石
(りょくれんせき)
、アクチノ閃石
(・・・せんせき)
、パンペリー石、曹長石
(そうちょうせき)
などを主成分とする
結晶片岩
。
玄武岩
や玄武岩質火砕岩が、比較的低い温度条件(約200度C)の下で広域変成作用を受けて生成したもの。
再結晶作用は完全でないことも多く、そのため原岩の鉱物、とくに単斜輝石が残留していることが少なくない。
しかし、
片理
の発達は一般に顕著で、緑泥石やアクチノ閃石はその方向に平行に配列する。
広域変成帯の最低温度部分を構成する代表的な岩石で、緑色片岩相という
変成相
の名称のもとになっている。
参考:YAHOO!百科事典
■
日本列島の素顔
:国立科学博物館日本館
(東京都台東区)
2011/2/16
■緑色片岩の岩場
青岩公園
(群馬県下仁田町)
2010/5/31
■緑色片岩の三波石
(さんばせき)
が有名な
三波石峡
(群馬県藤岡市)
2010/5/9
2010.07.05
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