植物
よし・あし
Reed
  • 池や沼、川岸などの水湿地に群生するイネ科の多年草。
  • 世界中の湿地に分布している。
    • 泥の中を根茎がはって増え、大きな群落となる。
  • 高さ2〜3m。
    • 葉は長さ20〜50cmの線形で、縁はざらざらしている。
    • 茎の先に円錐形の花序を出し、小さい穂をたくさんつける。
    • 穂は8〜10月に出て、初めは紫色、後に褐色になる。
  • ヨシ類の茎からは簾(すだれ)や葦簾(よしず)が作られる。
  • かつてはアシとよばれていたが、「悪(あ)し」に通じるので縁起をかついで「良し」と呼ばれるようになった。
  • 「芦」(あし)は別字であるが、俗に「蘆」(あし)の略字として用いる。
■葦がはえる渡良瀬遊水池(栃木県栃木市)

2010/5/5
2010.7.29

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